Google Search Consoleの登録でつまずく場所と、登録後に見るべき2つの画面

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ブログを立ち上げて最初にやる作業のひとつが、Google Search Console(サーチコンソール)の登録です。ただ、この登録は思ったより引っかかる場所が多く、私自身も最初の週はエラー画面ばかり見ていました。そして無事に登録できたあとも、どの画面を見ればいいのかが分からず、開いては閉じる、を繰り返していた時期があります。

この記事では、登録のときにつまずきやすい場所とその抜け方、登録後にまず見るべき画面、そして「未登録」や「除外」の文字が出たときの見分け方をまとめました。私の環境はWordPressのCocoonテーマなので、手順はCocoonを前提に書いています。他のテーマでも設定箇所の名前が違うだけで、やることはほぼ同じです。

プロパティの種類の選び方

Search Consoleにサイトを追加しようとすると、最初に「ドメイン」と「URLプレフィックス」のどちらかを選ぶ画面が出ます。ここで手が止まる人が多いようです。

違いを一言でいうと、「ドメイン」は example.com 配下のすべて(http と https、www ありなし、サブドメインまで)をまとめて一つのプロパティとして扱う方式で、「URLプレフィックス」は入力したURLで始まるページだけを扱う方式です。

初回はURLプレフィックスを選んで、自分のブログのURLを https:// から入力するのが手早いです。ドメインプロパティはサーバー側でDNSレコードを追加する必要があるためひと手間増えますが、難しいというほどではありません。エックスサーバーやConoHa WINGなど国内の主要なレンタルサーバーなら、管理画面のDNS設定からTXTレコードを1行足すだけで済みます。私は最初URLプレフィックスで登録して、あとからドメインプロパティも追加しました。両方あって困ることはありません。

URLプレフィックスを選ぶときに一つだけ注意したいのが、https://tekuteku.online/ と https://www.tekuteku.online/ は別のサイト扱いになる点です。自分のブログが www ありなのか、なしなのかを確認して、実際に表示されているほうのURLを入れてください。ここを間違えるといつまでもデータが入ってきません。

所有権の確認が通らないとき

URLを入力すると、次に「所有権の確認」を求められます。Googleから渡されるメタタグをサイトに埋め込んで、「このサイトは自分のものです」と証明する作業です。

確認方法はいくつか並びますが、HTMLファイルをサーバーにアップロードする方法や、テーマのファイルを直接編集する方法は選ばなくて大丈夫です。Cocoonなら、WordPress管理画面の「Cocoon設定」→「アクセス解析・認証」タブの中に「Google Search Console ID」という入力欄があります。

ここで一つ引っかかりやすいのが、貼り付けるのはメタタグ全体ではなく、content=”〜” の中の文字列だけだという点です。Search Consoleが表示するのは <meta name="google-site-verification" content="xxxxxxxx" /> という一行ですが、Cocoonの入力欄に入れるのは xxxxxxxx の部分だけ。私は最初にタグ全体を貼って「所有権を証明できませんでした」と言われました。SWELLなど他のテーマでも、同じように「SEO」や「高度な設定」の中にコード専用の欄があり、そこにも content の値だけを入れるのが基本です。

貼り付けて保存したら、Search Consoleの画面に戻って「確認」を押します。それでも失敗する場合、キャッシュ系のプラグインを使っているならキャッシュを一度削除してから再確認してみてください。保存したはずのタグが古いページに反映されていないことがあります。

サイトマップの「取得できませんでした」

所有権の確認が終わったら、サイトマップを送信します。サイトマップはブログ内のページ一覧をGoogleに渡すファイルで、左メニューの「サイトマップ」から送信できます。

WordPressは標準で wp-sitemap.xml というサイトマップを持っています。何もプラグインを入れていなければ、送信するのはこのファイル名です。XML Sitemap & Google News などのサイトマップ系プラグインを入れている場合は sitemap.xml になることが多いので、自分の環境でどちらが生成されているか、ブラウザで実際にURLを開いて確かめてから送信してください。

送信直後のステータスが「取得できませんでした」になることがあります。ファイル名を打ち間違えていないかは確認したうえで、URLが正しければそのまま放置して大丈夫です。Google側の処理が追いついていないだけで、数時間から数日で「成功しました」に変わります。私のときは丸一日「取得できませんでした」のままで、翌朝見たら緑に変わっていました。何度も再送信しても早くはなりません。

登録後、グラフが真っ白なまま

設定がすべて終わっても、しばらくは「データを処理しています。数日後にもう一度ご確認ください」という表示のままグラフに何も出ません。これは正常です。Search Consoleは登録した時点からデータを集め始めるので、登録前の期間はさかのぼって表示されません。また、日々のデータは2〜3日遅れで反映されます。

この期間にやれることはとくにないので、記事を書いて待つのが正解です。設定を間違えたのではないかと気になる場合は、「設定」→「所有権の確認」のページを開いて、確認済みになっているかだけ見ておけば十分です。

登録後にまず見る2つの画面

データが入り始めたら、ここからが本題です。Search Consoleにはたくさんの項目がありますが、開設初期に見る意味があるのは実質2つだけです。

検索パフォーマンス

左メニューの「検索パフォーマンス」を開くと、合計クリック数と合計表示回数のグラフが出ます。表示回数はGoogleの検索結果に自分の記事が出た回数、クリック数はそこから実際にブログに来た回数です。

開設から数か月は、クリック数がゼロの日が続きます。これは珍しいことではないので、この時期に見るべきなのは表示回数のほうです。表示回数が少しずつでも増えていれば、Googleがブログを認識して検索結果に出し始めている、ということになります。

同じ画面を下にスクロールすると「クエリ」の一覧があります。読者が実際にどんな言葉で検索して自分の記事に来たかが分かる場所で、私はここを一番よく見ています。狙ったキーワードで来ているかも確認しますが、それよりも「こんな言葉で検索されているのか」という予想外のクエリを見つけたときのほうが役に立ちます。記事の中でほとんど触れていない言葉で表示されているなら、その言葉をタイトルや見出しに足すだけで、表示順位が動くことがあります。

ページのインデックス登録

もう一つは、左メニューの「インデックス作成」→「ページ」です。ここでは、自分の記事がGoogleのデータベースに登録(インデックス)されているか、されていないならその理由が一覧で出ます。

どれだけ書いても、インデックスされていない記事は検索結果に出ません。なので「登録済み」の数が記事数に対して極端に少なくないか、「未登録」の理由に何が並んでいるかを定期的に見ておきます。理由ごとの対処は次で書きます。

ちなみに、この2つの画面を毎日開く必要はありません。データは2〜3日遅れで入りますし、開設初期は毎日見ても数字がほとんど動かないので、週に1回、曜日を決めて見るくらいで十分です。私は月曜の朝に前週分をまとめて見ています。

「未登録」の理由の読み方

「ページ」の画面で「未登録」の項目を見ると、いくつかの理由が並んでいます。初めて見ると全部がエラーに見えますが、何もしなくていいものと、直したほうがいいものが混ざっています。よく出る3種類を挙げます。

noindex タグによって除外されました

これは、そのページに「検索結果に載せないで」という指示(noindex)が付いている、という意味です。対象URLをクリックして一覧を見てください。URLに tag、category、page、feed といった文字が入っているものや、お問い合わせページ、プライバシーポリシーなどが並んでいるなら、放置で問題ありません。Cocoonが初期設定でタグ一覧やカテゴリ一覧などの薄いページに自動で noindex を付けているためで、これはむしろ望ましい状態です。

直す必要があるのは、ここに自分が書いた記事本体のURLが混ざっている場合です。その記事の編集画面を開いて、Cocoonの「SEO」設定欄で「インデックスしない(noindex)」にチェックが入っていないか確認してください。記事が全部 noindex になっているなら、WordPressの「設定」→「表示設定」で「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックが入っている可能性が高いです。開設直後にテスト運用のつもりで入れて、外し忘れているケースをよく聞きます。

クロール済み – インデックス未登録

初心者がいちばん戸惑うのがこれです。Googleは記事を読みに来た(クロール済み)けれど、インデックスには入れなかった、という状態で、noindex のような設定ミスではありません。

この状態のページは、URL検査から「インデックス登録をリクエスト」を押してもすぐには変わらないことが多いです。Google側が「今のところ登録するほどではない」と判断しているためで、原因として多いのは、記事の内容が薄い、他のページと内容が重なっている、サイト全体の記事数がまだ少なくて評価が定まっていない、あたりです。

対処は地味ですが、その記事に不足している情報を書き足す、似た記事があれば統合する、他の記事からその記事へリンクを張る、の3つが基本になります。開設から数か月のブログでは、記事数が増えてサイト全体の評価が上がるにつれて、何もしなくても自然に登録済みに移っていくことも多いです。すぐに登録されないからといって記事の質を疑いすぎる必要はありませんが、半年たっても動かないなら内容の見直しを考えます。

検出 – インデックス未登録

これは、GoogleはそのURLの存在を知っている(検出)けれど、まだ読みに来ていない、という状態です。クロール済みと違ってページの中身はまだ評価されていません。

開設直後や記事を一気に増やしたときに出やすく、たいていは待っていれば順番にクロールされます。急ぎたい記事があれば、画面上部の検索窓(URL検査)にそのURLを入れて「インデックス登録をリクエスト」を押すと、クロールの順番を少し早められることがあります。ただしリクエストには1日あたりの回数制限があるので、全記事に押すよりも、優先したい記事に絞って使うほうが実用的です。

登録済みが「1」から増えないとき

記事を10本、20本と書いているのに「登録済み」がトップページの1件だけ、という状態が続くことがあります。これはブログが拒否されているわけではなく、Googleがまだ記事の存在を把握できていないだけです。

まず、サイトマップが「成功しました」になっているかを確認してください。ここが「取得できませんでした」のままだと、Googleは記事一覧を受け取れていません。次に、記事同士を内部リンクでつなぎます。Googleのクローラーはリンクをたどってページを見つけるので、トップページからも他の記事からもリンクされていない記事は見つけられにくいままです。新しい記事を書いたら、関連する過去記事から一本リンクを張る、という習慣をつけると、その後の記事が拾われるまでの時間がかなり変わります。

そのうえで、とくに早く登録したい記事だけURL検査からリクエストを送ります。これで数日から数週間かけて、登録済みの数が記事数に近づいていきます。

まとめ

Search Consoleは、最初の登録で引っかかりやすい場所がいくつかあり、登録後もエラーに見える表示が多く出ます。ただ、そのほとんどは待てば解消するものか、放置でよいものです。本当に手を入れる必要があるのは、www の有無を間違えた場合、記事本体に noindex が付いてしまっている場合、そしてサイトマップが通っていない場合くらいです。

登録がすんだら、週に1回、検索パフォーマンスのクエリと「ページ」の未登録理由を見る。開設初期の使い方はこれで足ります。毎日のアクセス数を追いかけるよりも、どんな言葉で検索されているかを眺めているほうが、次に書く記事のヒントになります。

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