エトルリア

歴史・考古

盗掘されてもなお残った、エトルリア最高位の墓——ウルチで137年ぶりに開いた「石室の墓」

1889年、フランスの考古学者ステファン・ジゼルは、ローマの北西にある古代都市ウルチの墓地で、直径30メートルほどの円い石の囲いを見つけました。囲いの大きさから、これはただの墓ではないと考え、ウルチ最大の墳丘になぞらえて「新しいクックメッラ...
考古学

三つの井戸は儀式で閉じられ、一つの井戸は疫病で埋まった

2026年8月の半ば、考古学のニュースに同じ形の話が続けて流れました。スコットランド北部の石造りの穴、ペルーの首都リマの地下水路、そしてイタリア北部の古代の井戸。場所も時代もばらばらなのに、どれも「水をためたり流したりする場所」から人の遺体...
歴史・考古学

女神に捧げて「開き」、2人を葬って「閉じた」——2,500年前のエトルリアの井戸

イタリア・ボローニャの南、アペニン山脈に入ったところにあるマルツァボットで、約2,500年前の井戸が見つかりました。底から出てきたのは、いまも金属の光沢を残したままの青銅の女性像2体と、世界に例のない青銅の板。そして、2人分の人骨です。発掘...