オルドビス紀

古生物学

【シルル紀の生物】クサリサンゴ – 卒業論文の調査で見つかった、日本のシルル紀の最初の証拠

名前クサリサンゴ(学名 Halysites=「鎖のようなもの」。ギリシャ語の halysis「鎖」から)分類刺胞動物門 花虫綱 床板サンゴ類 クサリサンゴ科(絶滅)時代オルドビス紀後期〜シルル紀(約4億5000万年前〜約4億2000万年前)...
古生物学

【オルドビス紀の生物】ヒトデ – 胴体を失い、頭だけで海底を這う動物

名前ヒトデ(ヒトデ綱 Asteroidea、「星の形をしたもの」の意味)分類棘皮動物門 ヒトデ綱時代オルドビス紀前期(約4億8000万年前)〜現在発見地最古級の化石はモロッコ・アンチアトラス山脈のフェゾアタ層。現在は世界中の海に分布全長腕を...
古生物学

【オルドビス紀の生物】筆石 – 岩の文字と呼ばれた動物は、今も海底に生きている

名前筆石(ふでいし)。英名グラプトライトは、ギリシャ語の「書かれた(graptos)」と「石(lithos)」から。岩の面に書かれた文字のように見えることに由来する分類半索動物門 翼鰓綱(よくさいこう) 筆石亜綱時代カンブリア紀前期〜石炭紀...
古生物学

【オルドビス紀の生物】シャミセンガイ – 5億年変わらなかったのは殻の形だけ

名前シャミセンガイ(学名 Lingula=ラテン語で「小さな舌」)分類腕足動物門 舌殻綱 シャミセンガイ科時代シャミセンガイ型の腕足動物はカンブリア紀から現在まで。シャミセンガイ属そのものは白亜紀末〜古第三紀以降発見地世界各地。現生種は日本...
古生物学

【オルドビス紀の生物】サカバンバスピス – 「ひどい復元」の模型は、化石に忠実だった

名前サカバンバスピス(Sacabambaspis)。ボリビアの村サカバンバと、ギリシャ語で「盾」を意味するアスピスを合わせた名分類無顎類 翼甲類(プテラスピス形類) アランダスピス目時代オルドビス紀中期〜後期(約4億7000万〜4億5800...
古生物学

【オルドビス紀の生物】カメロケラス – 殻9mの巨体は、別の属のうわさだった

名前カメロケラス(Cameroceras)。ギリシャ語で「部屋のある角」の意味分類軟体動物門 頭足綱 エンドセラス目(内角石目) エンドセラス科時代オルドビス紀(約4億8500万〜4億4400万年前)。とくに後期オルドビス紀に多い発見地アメ...
古生物学

【オルドビス紀の生物】カブトガニ – 4億4500万年前の化石が、すでに今の姿だった

名前カブトガニ(英名 horseshoe crab=馬蹄形のカニ。学名の Xiphosura は「剣の尾」の意味)分類節足動物 鋏角類(きょうかくるい) カブトガニ目。カニではなく、クモやサソリに近い時代オルドビス紀(約4億8000万年前)...
古生物学

【オルドビス紀の生物】オルソセラス – 名前だけが世界中に広まった頭足類

名前オルソセラス(Orthoceras)。ギリシャ語で「まっすぐな角」の意味分類頭足類 オルソケラス目 オルソケラス科時代中期オルドビス紀(約4億6500万〜4億6000万年前)発見地スウェーデン・エーランド島、エストニアなどバルト海沿岸。...
古生物学

【オルドビス紀の生物】オウムガイ – 深海に追い込まれた、新しい古生物

名前オウムガイ(学名 Nautilus。ギリシャ語で「船乗り」の意味)分類軟体動物 頭足類 オウムガイ目 オウムガイ科時代現生。オウムガイ目は約4億年前(デボン紀)から続く。オウムガイ属そのものの化石は白亜紀以降分布インド洋東部から西太平洋...
古生物学

【オルドビス紀の生物】ウミユリ – 動かないはずの「海の花」は、這って逃げる

名前ウミユリ(海百合)。学名はウミユリ綱 Crinoidea で、ギリシャ語の「ユリ(krinon)」と「形(eidos)」から「ユリに似たもの」の意味分類棘皮動物門 ウミユリ綱(ウニ、ヒトデ、クモヒトデ、ナマコと同じ門)時代オルドビス紀前...
古生物学

【オルドビス紀の生物】イソテルス – 全長72cm、最大の三葉虫は熱帯の浅瀬にいた

名前イソテルス 学名 Isotelus(ギリシャ語で「等しい端」。頭と尾がほぼ同じ大きさであることから)分類節足動物門・三葉虫綱・アサフス目・アサフス科時代オルドビス紀中期〜後期(紀末の約4億4400万年前に絶滅)発見地主に北米。米国のニュ...
古生物学

【オルドビス紀の生物】アランダスピス – 骨が一片も残っていない、砂岩の型だけで知られる魚

名前アランダスピス(学名 Arandaspis prionotolepis)。属名は「アランダの盾」、種小名は「のこぎりの鱗」の意味分類脊椎動物 無顎類 翼甲形類 アランダスピス目 アランダスピス科時代オルドビス紀中期(ダーリウィリアン期、...
地球科学

「スーパーボルケーノ発見」の見出しを、火山学者が歓迎しなかった理由

イングランド東部、ノーフォークとリンカンシャーの地下に、4億5,440万年前の火山が埋まっている。英国地質調査所(BGS)とオスロ大学のチームがそう報告し、8月末から「イングランドの地下に超巨大火山(スーパーボルケーノ)」という見出しが英語...
地球科学

【地球年表05】古生代 オルドビス紀 – サンゴ礁の海と、氷に閉ざされた末期

オルドビス紀は、約4億8700万年前から約4億4300万年前まで、およそ4400万年続いた時代です。カンブリア紀の次、シルル紀のひとつ前にあたり、古生代を構成する6つの紀のうち2番目に置かれています。当時の世界地図は、いまとはまるで違います...
古生物学

ヤスデは脊椎動物より8000万年早く陸に上がっていた

最初に陸へ上がった動物は何だったのか——この素朴な疑問に、新しい答えの候補が示されました。バージニア工科大学を中心とする国際研究チームが、現生するヤスデの全ての目(もく)を網羅した初めての進化史を完成させ、その結果を学術誌Current B...
古生物学

インフルエンザワクチンにmRNA型が初登場——「26.6%高い」の正しい読み方

インフルエンザのワクチンに、新しい仲間が加わりました。米食品医薬品局(FDA)が2026年8月5日、mRNA技術を使った季節性インフルエンザワクチンを初めて承認したのです。開発したのはモデルナで、製品名は「mFLUSIVA(エムフルシバ)」...