オープンソース

AI

AIで書いてもいい、ただし責任は人間に——Debianが投票で決めた生成AIの方針

Linuxディストリビューションの老舗「Debian(デビアン)」が、生成AIを使った貢献を受け入れるかどうかを、開発者による投票で決めました。2026年8月28日に締め切られた投票で選ばれたのは、「生成AIの責任ある利用」と題した提案。結...
テクノロジー

壁の向こうの呼吸をWi-Fiの乱れで検知する自作プロジェクトが公開

部屋の中には、いつもWi-Fiの電波が飛んでいます。その電波、実は人の体があると乱れます。人間の体はおよそ6割が水分で、水は2.4GHzの電波をよく反射するからです。この「体が電波を乱す」という現象だけを頼りに、カメラも人感センサーも使わず...
テクノロジー

感染源はソースコードではなく「設定ファイル」——npmを襲った新型ワームChainDrop

2026年8月4日、マイクロソフトをはじめとする複数のセキュリティ研究者が、JavaScriptのパッケージ配布サービス「npm」を舞台にした大規模な攻撃を検出しました。「ChainDrop(チェーンドロップ)」と名付けられた自己増殖型のマ...
テクノロジー

GPU代10ドルで自作検索エンジン——動いたのに拾ってきたのは「間違ったウェブ」だった

GPUのレンタル代が約10ドル、使ったストレージは1GB未満。それだけの元手で、約56万件のサイトを索引した自分専用の検索エンジンを作った人がいます。英国ノッティンガムのソフトウェア開発者、Alex Morley-Finch氏です。名前は「...
テクノロジー

16年間、誰も踏まなかった——SQLiteの奥に眠っていたバグを半年かけて掘り当てた話

WireGuardをベースに、端末どうしを直接つないで仮想的なネットワークを作るサービス「Tailscale」が、8月12日、半年におよんだ障害の顛末をブログで公開した。原因は自社のコードではなく、その下で動いていたSQLiteの中にあった...
テクノロジー

英国政府がGitHubの公開リポジトリ1,500本超を予告なく削除――中身は「ありふれたコード」だった

英国政府の各機関がGitHubで公開していたソースコードのリポジトリ(コードの置き場)が、予告なく大量に削除されていました。気づいたのは政府ではなく、英国のハッカーイベント「Electromagnetic Field」の共同創設者として知ら...
テクノロジー

太陽光だけで走る「診療所」——電気の来ない土地へ向かう救急車 Stella Juva

オランダのアイントホーフェン工科大学の学生チーム「Solar Team Eindhoven」が、太陽光だけで走る救急車「Stella Juva(ステラ・ユバ)」を発表しました。チームいわく、太陽光で走る救急車としては世界初。2026年7月2...
テクノロジー

「何をしても必ず失敗する」ファイルシステムがLinuxに入ろうとしている

Linuxに、ちょっと変わったファイルシステムが加わろうとしています。名前はFailFS(フェイルエフエス)。「fail」は失敗という意味で、その名のとおり、何をやっても必ず失敗するように作られています。開くこともできない、中身の一覧も見ら...
テクノロジー

実行ファイル1つとURL1本で、離れたパソコンの画面を開く

離れた場所にあるパソコンを触りたいとき、たいていは何かしらの下準備がいる。ルーターにポート開放の設定を入れるか、どこかのサービスにアカウントを作るか。BitBangという道具は、そのどちらもやらない。実行ファイルを1つ動かすとURLが表示さ...
テクノロジー

上下をひっくり返したら垂れなくなった ―― 一体成形で刷るやわらかいロボット

やわらかいロボットが、自分を作ったプリンターの上を歩いて離れていく。エディンバラ大学のチームがこれを実演し、論文にまとめた。ソフトロボットの分野では長らく「聖杯(holy grail=誰もが狙ってきた最終目標)」と呼ばれてきた場面だという。...
テクノロジー

飾りのスイッチが一つもない、自作の宇宙船コンソール

物理スイッチ152個、ノブ、ペダル、そして画面6枚。そのすべてに役割があって、飾りは一つもない——ケヴィン・ケルム氏が1年かけて組み上げたのは、そういう一人乗りの宇宙船操縦席です。作品名は「Halcyon Dawn(ハルシオン・ドーン)」。...
テクノロジー

拾ったUSBメモリを挿す前に通す小箱——「USB Neutralizer」の効く範囲と効かない範囲

出どころのわからないUSBメモリは挿さない——セキュリティの基本としてよく言われる話です。ただ、実際には守りきれない場面があります。知人から「フォーマット済みだから平気」と渡された1本、通販で買った安いノーブランド品、会社の机に持ち主不明の...
AI

Codebergが「AIで生成されたコード」を禁止|会員投票で決まった異例の方針

オープンソースのコード共有サイト「Codeberg(コードバーグ)」が、大規模言語モデル(LLM)でほぼ丸ごと生成されたコードのプロジェクトを受け入れない、という方針を決めました。運営団体の会員による投票で、賛成358・反対144。AIコー...
AI

レシピをフローチャートに変換するAIツール「Recipe Lanes」

料理のレシピをAIに読ませて、「流れ図」に描き直してもらう。そんなツールがオープンソースで公開されています。名前は「Recipe Lanes(レシピ・レーンズ)」。文章でずらずら書かれた手順を、材料ごとのドット絵アイコン付きのフローチャート...
テクノロジー

「電子ペーパーは遅い」を覆す、ESP32だけの20fps動画再生

書き換えが遅いはずの電子ペーパーで、動画が20fpsでなめらかに再生される——。そんなデモを、イギリスの開発者Tony Westonさんが公開しています。使ったのは71ドルの市販開発ボード1枚だけ。高速化の定番だったFPGA(自由に回路を組...
テクノロジー

コウモリのまねをした超音波センサーで、ドローンが「見えない場所」を飛ぶ

カメラもライダーも効かない、真っ暗な洞窟や煙の中を、コウモリは平気で飛び回ります。その秘密は、音を出して跳ね返りを聴く「反響定位(エコーロケーション)」。この仕組みをそっくり借りてきて、手のひらサイズのドローンに積んでしまった研究チームがい...
テクノロジー

Kindleに頼らないオープンソース電子書籍リーダー「Open Book Touch」がクラファン登場

Kindleのような読書体験を、大手の囲い込みなしで――そんな発想で作られたオープンソースの電子書籍リーダー「Open Book Touch」が、クラウドファンディングサイトの Crowd Supply に登場しました。価格は149ドルから...
テクノロジー

Webカメラ1台でBlenderにモーションキャプチャ 無料プラグイン「PoseCap」

モーションキャプチャといえば、全身に球を貼りつけた黒いスーツと、天井にずらりと並んだカメラ。そういう設備がないと無理な世界だと思っていました。ところがBlender向けに、Webカメラ1台だけで全身の動きを取り込む無料のプラグインが公開され...
テクノロジー

声部ごとに専用チップを積む、現代版のアナログシンセ「polyUAnalog」

アナログシンセと聞いて、たくさんのモジュールとパッチケーブルが絡み合った、あの黒い箱を思い浮かべる人は多いと思います。ところがフランスの研究チームが公開した「polyUAnalog(ポリユーアナログ)」は、その見た目のイメージとはだいぶ違う...
テクノロジー

層を積まない3Dプリント「VAM」。液体樹脂に光を当てて立体を一気に生む

いまの3Dプリンターの多くは、薄い層を下から一枚ずつ積み上げて立体を作る。この「積層」というやり方には昔からの弱点があって、宙に張り出した部分を支えきれなかったり、層と層の境目からはがれたりする。これに対して、液体の樹脂に光を当てて“かたま...
テクノロジー

Steam Machineの“顔”を電子ペーパーに 着せ替えパネル「Inkterface」を自作する

Valveの新型ゲーム機「Steam Machine」の“顔”を、電子ペーパーの画面ごと差し替えてしまう。そんな着せ替えパネルの設計図が公開されました。名前は「Inkterface」。5.83インチのE-inkパネルを組み込んだフェイスプレ...
AI・テクノロジー

作曲AIはどれを使う? サービス・アプリ・ローカルの選び方

作曲AIは、テキストで「こんな曲」と指示するだけで、歌もの一曲をまるごと作れるところまで来ました。選択肢も増えたので、この記事では「どれを使うか」を、ブラウザで使うクラウド型・スマホアプリ・自分のパソコンで動かすローカル型に分けて、表で見比...
AI・テクノロジー

中国・美団、国産チップだけで学習した1.6兆パラメータAI「LongCat-2.0」を無料公開

中国のフードデリバリー大手・美団(メイトゥアン)が2026年6月30日、輸入した高性能GPUを一切使わず、国産の半導体だけで学習させたという巨大なAIモデルを無料公開しました。名前は「LongCat-2.0(ロングキャット2.0)」。パラメ...
AI・テクノロジー

AIの「ですます」をやめさせて節約する——原始人プロジェクトの中身

AIに「原始人みたいな片言」でしゃべらせて、利用料を減らそうとする動きが広がっています。ふだんは「なるほど、おっしゃる通りですね」と丁寧に前置きしてくれるAIに、あえて余計な言葉を削らせて、いわば「ウホ、直った」くらいの短さで返させる。冗談...
テクノロジー

世界中で使われるcurl、AIの“ニセ脆弱性報告”に押し流され報奨金制度を廃止

世界中のスマホやテレビ、車、プリンターにまで入っている小さなソフト「curl(カール)」が、長年続けてきたセキュリティの報奨金制度をやめました。きっかけは、AIで量産された“それっぽいだけ”のバグ報告に押し流されてしまったこと。善意で回って...
AI・テクノロジー

Qwen3-TTSを自分のパソコンにインストールして動かす手順

テキストを入れると自然な音声で読み上げてくれる——そういうテキスト読み上げ(TTS、Text to Speech=文字を音声に変換する技術)のモデルはいくつもあります。Qwen3-TTS(クウェン・スリー・ティーティーエス)が目を引くのは、...
AI・テクノロジー

日本語音声合成「Irodori-TTS」を自分のPCで動かす——インストールから生成まで

日本語の音声合成AI「Irodori-TTS(イロドリ)」は、ブラウザのデモで手軽に試せるほか、自分のパソコンにインストールして動かすこともできます。手元で動かせば、生成のたびに順番待ちすることなく、何度でも、まとめて音声を作れます。ここで...
AI・テクノロジー

自分好みの声を作って読み上げる——日本語特化の音声合成AI「Irodori-TTS」

テキストで「こんな声」と指定するだけで好みの声を作り、その声に好きな文章を読み上げてもらう。さらに、お手本の声をまねさせたり、絵文字で笑い声やため息を混ぜたり——そうしたことが、個人が無料で公開しているAIでできるようになっています。日本語...
AI・テクノロジー

Ollamaとは?自分のパソコンでAIを動かせる無料ツールをやさしく解説

ChatGPTは便利ですが、こんな不満や不安はないでしょうか。入力した内容が外部のサーバーに送信される無料プランは回数制限があり、有料プランは月額料金がかかるネット接続がないと使えないこれらをまとめて解決できるのが、今回紹介する「Ollam...
オープンソース

オープンソースライセンスの違いを徹底比較!

GitHubで便利そうなライブラリを見つけて、いざ使おうと思ったときに目に入る「MIT License」や「GPL-3.0」の文字。なんとなく「自由に使っていいやつでしょ」と流していませんか。実はライセンスごとに条件はけっこう違っていて、知...