免疫

医学・健康

体の中でCAR-T細胞を作る——注射一本で試した16人の結果

注射を一本打つだけで、患者の体の中にCAR-T細胞ができた——そんな臨床試験の結果が、9月3日付の The New England Journal of Medicine に載りました。対象は、既存の治療では抑えきれなくなった神経の自己免疫...
医学・健康

肺を移植したら、ピーナッツアレルギーも一緒についてきた——そして1年で消えた

肺の移植手術を受けた女性が、それまでなかったピーナッツアレルギーを発症しました。原因を調べていくと、肺を提供したドナーがピーナッツアレルギーを持っていたことが分かります。アレルギーが、臓器と一緒に引っ越してきたのです。カナダのトロントの医療...
医学・健康

110歳を超えた人の血液には、がんを殺す免疫細胞が4倍いた——大阪大学が調べた超長寿者の免疫

110歳を超えて生きる人の血液には、がん細胞を殺せる珍しい免疫細胞が、ふつうの高齢者の4倍以上ふくまれていた——そんな研究結果を、大阪大学蛋白質研究所の橋本浩介准教授らのチームが発表しました。日本の超長寿者から直接採血して調べたもので、論文...
医学・健康

新型コロナで目を覚ます、体の奥のウイルスたち 入院患者1,154人の追跡調査

新型コロナで入院した患者1,154人を1年間追いかけたところ、入院から40日以内に、およそ半数で「体に眠っていた別のウイルス」が動き出していた。テキサス大学オースティン校のエスター・メラメド氏らのチームによる報告で、2026年8月5日にNa...
生物

デニソワ人のDNAが、いまも私たちの免疫を形づくっている

数万年前に絶滅した人類「デニソワ人」から受け継いだDNAが、いまも一部の人々の体の中で働き続けている——そんな研究結果を、米イェール大学のチームが2026年6月、科学誌サイエンスに発表しました。舞台は南太平洋。パプアニューギニアやソロモン諸...
医学・健康

閉経後の卵巣は眠らない——「免疫の器官」へと転職していた

閉経して役目を終えた卵巣は、そのまま静かに眠りにつく——長らくそう思われてきました。ところが最近の研究で、生殖の役目を終えた卵巣は「引退」するのではなく、免疫にかかわる別の顔へと大きく作り変わっていることが分かってきました。しかもその変化が...
医学・健康

クレアチンが樹状細胞にエネルギーを補給、がんと戦う免疫を底上げ

筋トレをする人にはおなじみのサプリ、クレアチン。その主役はずっと筋肉だと思われてきました。ところが最近のUCLAの研究で、クレアチンが免疫の“司令塔”にあたる細胞にエネルギーを補給し、がんと戦う力そのものを底上げしているらしい、という意外な...
医学・健康

発症したばかりの1型糖尿病を、幹細胞でマウスで巻き戻す

発症したばかりの1型糖尿病を、マウスで逆転させた——そんな報告が出ました。米サウスカロライナ医科大学(MUSC)のチームが、手を加えた幹細胞を1回入れることで、血糖をコントロールするのではなく、糖尿病そのものの原因に働きかけて病気を巻き戻し...
医学・健康

衰えた免疫細胞を「若返らせる」――人で初めての臨床試験が始まる

歳をとると、体を守ってくれる免疫の力はだんだん落ちていきます。風邪が長引きやすくなったり、ワクチンの効きが鈍くなったりするのも、その一部です。その「衰えた免疫細胞」を取り除くのではなく、もう一度若い状態に戻せないか——そんな狙いの治療を、人...