大気圏再突入

テクノロジー・エネルギー

燃えて削れていく耐熱シールドの中を、X線CTとAIで「途中まで」見られるようになった

宇宙船が大気圏に突入するとき、機体を守る耐熱シールドの表面は、わざと燃えて削れていきます。設計に本当に必要なのは「削れていく途中で中で何が起きているか」ですが、これまでは試験の前と後の姿しか見られませんでした。放射光のX線CTとAIを組み合...
科学・宇宙

宇宙ごみで人が死傷する確率が5年で倍の年4%に——ESAの年次報告が示した「落ちてくる側」の数字

2026年7月、オーストラリア・クイーンズランド州の浜辺で、金属の球がいくつか見つかりました。オーストラリア宇宙庁は、外国のロケット本体の破片と見て矛盾しないと発表しています。2024年5月には、アメリカのノースカロライナ州の山道のそばで、...
科学・宇宙

12キロメートル手前で止まった――救出機LINKはNASAスウィフト望遠鏡にどこまで近づけたのか

NASAのスウィフト観測衛星を救うために打ち上げられたロボット宇宙機「LINK(リンク)」が、結局どこまで行けたのか。その答えが、NASAと運用元のカタリスト・スペース(Katalyst Space Technologies)から9月4日に...
科学・宇宙

衛星が燃え尽きる30秒を、8人がジェット機で追いかけた理由

2026年8月31日と9月1日(世界時)、欧州宇宙機関(ESA)の衛星「Samba(サンバ)」と「Tango(タンゴ)」が、南太平洋のトンガ沖の上空で大気圏に突入し、燃え尽きました。これは事故ではなく、ESAが何年も前から落下点と時刻を決め...
科学・宇宙

バッテリーが死んでも蘇り続けた衛星編隊、26年目の計画的な幕引き

2026年9月2日の朝6時30分(世界時では9月1日21時30分31秒)——欧州宇宙機関(ESA)が最終予測として示したこの時刻に、衛星「Tango(タンゴ)」がニュージーランド北方の南太平洋上空で大気圏に突入しました。予測の誤差はわずか±...
科学・宇宙

救出は失敗、それでも観測は再開――NASAの衛星スウィフト、最後の数か月

2026年8月26日、NASAのガンマ線バースト観測衛星「ニール・ゲーレルス・スウィフト天文台」(以下スウィフト)が、搭載する3つの観測装置のうち2つ——X線望遠鏡(XRT)と紫外線・可視光望遠鏡(UVOT)——を再起動し、宇宙の観測に戻り...
科学・宇宙

落下までの数か月を使い切る――観測を再開したスウィフトと、それでも近づく救出機LINK

NASAの宇宙望遠鏡「ニール・ゲーレルス・スウィフト観測衛星」(以下スウィフト)が、2026年8月26日に観測を再開しました。半年ほど止めていた2つの望遠鏡の電源を入れ直し、最初に撮ったのはカシオペヤ座にある「ティコの超新星残骸」のX線画像...
科学・宇宙

NASAの望遠鏡が落ちてくる――民間救出ミッション失敗の舞台裏

NASAの宇宙望遠鏡「ニール・ゲーレルス・スウィフト観測衛星」(以下スウィフト)が、早ければ2026年10月にも地球の大気圏に落ちてくる見通しになりました。落下を防ぐために民間企業が救出用のロボット宇宙機を打ち上げていたのですが、機体のトラ...