大量絶滅

地球科学

化石の歯1本で決めた年代を、ジルコンで測り直したら1億年若かった。オクラホマの地下クレーターと大量絶滅

米国オクラホマ州の町エイムズの地下には、直径およそ16kmの隕石衝突クレーターが埋まっています。地表からは何も見えず、1991年に地震探査で見つかったものです。このクレーターの年代が、これまで考えられていたより約1億年若く、地球の五大絶滅の...
古生物学

【オルドビス紀の生物】カメロケラス – 殻9mの巨体は、別の属のうわさだった

名前カメロケラス(Cameroceras)。ギリシャ語で「部屋のある角」の意味分類軟体動物門 頭足綱 エンドセラス目(内角石目) エンドセラス科時代オルドビス紀(約4億8500万〜4億4400万年前)。とくに後期オルドビス紀に多い発見地アメ...
古生物学

【オルドビス紀の生物】イソテルス – 全長72cm、最大の三葉虫は熱帯の浅瀬にいた

名前イソテルス 学名 Isotelus(ギリシャ語で「等しい端」。頭と尾がほぼ同じ大きさであることから)分類節足動物門・三葉虫綱・アサフス目・アサフス科時代オルドビス紀中期〜後期(紀末の約4億4400万年前に絶滅)発見地主に北米。米国のニュ...
古生物学

【カンブリア紀の生物】三葉虫 – 目のレンズが方解石の結晶でできていた

名前三葉虫(さんようちゅう) 学名 Trilobita「三つの葉」の意味分類節足動物門・三葉虫綱(絶滅)時代カンブリア紀前期(約5億2100万年前)〜ペルム紀末(約2億5200万年前)発見地世界各地。モロッコ、北米、チェコ、中国などが有名で...
地球科学

【地球年表15-1】新生代 第四紀 – マンモスはなぜ最後の氷期で消えたのか

約258万年前から現在までを、第四紀と呼びます。新生代の3番目、地質年代のいちばん最後に置かれた紀で、この記事を読んでいるいまこの瞬間も、第四紀のただ中です。寒い氷期と温暖な間氷期を何十回もくり返してきた「氷の時代」ですが、主役は氷ではあり...
地球科学

【地球年表12-2】中生代 白亜紀 – 小惑星が落ちた日

いまからおよそ6600万年前、直径10キロから15キロほどの小惑星が、現在のメキシコ・ユカタン半島の沖に落ちました。できたクレーターは差し渡し180キロから200キロ。この一撃で中生代は終わり、地球の陸と海の主役が入れ替わります。その痕跡は...
地球科学

【地球年表10】中生代 三畳紀 – 絶滅のあとの空席を埋めた者たち

三畳紀は、約2億5190万年前から約2億140万年前まで、およそ5000万年続いた時代です。中生代を構成する3つの紀の最初にあたり、前が古生代のペルム紀、この次がジュラ紀になります。名前の由来はドイツの地層です。1834年、ヴュルテンベルク...
地球科学

【地球年表09-2】古生代 ペルム紀 – 史上最大の絶滅

ペルム紀の終わりに、地球の生き物は顕生代で最大の打撃を受けました。古生代はここで幕を閉じ、次の三畳紀から中生代が始まります。五大絶滅と呼ばれる大きな絶滅のうち、規模でも後を引いた長さでも、これが群を抜いています。境界の基準になっているのは、...
地球科学

【地球年表07】古生代 デボン紀 – ヒレが足に変わるまで

デボン紀は、約4億1900万年前から約3億5900万年前まで、およそ6000万年続いた時代です。古生代を構成する6つの紀のうち4番目にあたり、前のシルル紀からそのまま引き継がれて、次の石炭紀へと渡されます。名前の由来はイングランド南西部のデ...
地球科学

【地球年表05】古生代 オルドビス紀 – サンゴ礁の海と、氷に閉ざされた末期

オルドビス紀は、約4億8700万年前から約4億4300万年前まで、およそ4400万年続いた時代です。カンブリア紀の次、シルル紀のひとつ前にあたり、古生代を構成する6つの紀のうち2番目に置かれています。当時の世界地図は、いまとはまるで違います...
科学・宇宙

地球46億年の年表——三畳紀もジュラ紀も、これで全部つながる

恐竜の話を読んでいると、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀という言葉が当たり前のように出てきます。ただ、この「紀」が地球の歴史全体のどのあたりを指すのか、前後に何があったのかとなると、意外と全体像はつかみにくいものです。この記事では、地球が生まれた約...
古生物学

恐竜が消え、哺乳類が残った差は「カビに強かったから」なのか

恐竜が消えて、哺乳類が残った。その分かれ目を「カビに強かったかどうか」で説明しようとする仮説があります。20年以上前からある少数派の考えで、FIMS仮説と呼ばれます。今年5月、これを補強する材料として、アメリカ・コロラド州の地層から菌類の胞...
古生物学

ご先祖は卵を産んでいた——2億5000万年前の胚化石が示す哺乳類の系統

哺乳類のご先祖は、卵を産んでいた——長いあいだ「たぶんそうだろう」と言われながら、決定的な証拠がなかった話に、ようやく物証が出ました。南アフリカで見つかった約2億5000万年前の小さな化石が、卵の中で丸まったまま死んだ胚だと確認されたのです...
宇宙・天文

ぶつからなくても絶滅する? 地球をかすめた巨大天体が大量絶滅を起こした可能性

恐竜を滅ぼしたのは巨大な隕石だった——これはよく知られた話です。でも、地球の歴史で起きてきた「大量絶滅」は、じつはほとんどが原因のはっきりしないまま残っています。火山なのか、気候なのか、海面の変化なのか、決め手に欠けるものが多いのです。そこ...