太陽嵐

科学・宇宙

1848年、太陽嵐で列車が16分遅れた——155年間まちがった日付で引用されてきた事件の真相

1848年10月18日の夜、イギリス南西部の町エクセターで、午後10時5分発の列車が16分遅れて出発しました。原因は雨でも霧でも機関車の故障でもなく、太陽です。太陽から吹きつけた粒子の嵐が地球の磁場を揺さぶり、駅と駅を結ぶ電信の針が勝手に振...
科学・宇宙

2025年11月の太陽嵐で、全米のGPSが最大10メートル狂っていた

2025年11月、太陽で大きな爆発が立て続けに起き、吹き飛ばされたガスの塊が地球に届きました。このとき世界各地で、ふだんは見えない低い緯度までオーロラが広がり、夜空の写真がニュースやSNSをにぎわせたのを覚えている方もいると思います。ところ...
科学・宇宙

太陽が荒れた日、飛行機の中では放射線が跳ね上がり、コンピュータのビットが反転する

飛行機に乗ると、地上より多くの宇宙線(うちゅうせん)——宇宙から降り注ぐ高エネルギーの粒子——を浴びる。この話自体は、聞いたことがある人も多いと思います。では、太陽が大きく荒れた日に飛行機の中で何が起きるのかというと、こちらは意外と知られて...
科学・宇宙

巨大太陽嵐の被害に「上限」はなかったかもしれない——NASAが見抜いた統計の錯覚

太陽から強烈なプラズマの塊が飛んでくると、地球のまわりの磁場が大きく乱れます。これが磁気嵐(じきあらし)で、ひどいときには停電やGPSの乱れ、人工衛星の故障を引き起こします。この磁気嵐について、宇宙物理の世界には数十年ものあいだ信じられてき...
科学・宇宙

太陽嵐を「はね返す」6機の衛星——シミュレーションが示した宇宙天気対策

太陽の活動が引き起こす「磁気嵐(じきあらし)」は、送電網やGPS、人工衛星に被害を与えることがあります。これまで人類にできたのは、その到来を予測して被害に備えることだけでした。ところがボストン大学の研究チームが、磁気嵐そのものの強さを半分ほ...
宇宙・天文

太陽嵐の数時間後に降水が減る——67年分のデータが示した新発見

太陽の表面で大きな爆発が起きて、その「嵐」が地球に届く。すると数時間後から、北米の一部で雨や雪が減っていた——。そんな研究が学術誌『Geophysical Research Letters』に発表されました。太陽の活動が、地上の天気を短い時...