重力波

宇宙・天文

重力波も重力レンズで曲がる――最大のブラックホール合体GW231123の質量を見直す研究

2023年11月23日、アメリカにある重力波望遠鏡LIGO(ライゴ)の2台が、ごく短い揺れを同時にとらえた。GW231123と名づけられたこの信号は、解析の結果、これまで観測されたなかで最も重いブラックホール同士の合体だとわかった。2つのブ...
科学・宇宙

重力波はまだ検出されていないのに、X線の到着時刻のずれが白色矮星連星の軌道の縮みを先に捉えた

2つの白色矮星(はくしょくわいせい)が、わずか6分あまりで互いのまわりを回っている。そんな連星のX線をていねいに追いかけたところ、その軌道が毎年少しずつ縮んでいることが、はっきり数字で見えてきました。Rahul Sharma 氏を筆頭とする...
宇宙・天文

重力波観測の「空白地帯」に量子力学で挑む——ブルックヘブンのNIAC採択構想

重力波の検出器といえば、腕の長さ4kmのレーザー装置や、何十年もかけてパルサーを見張る観測網のような、とにかく大がかりな仕掛けが定番です。そこに、まったく毛色の違う構想が現れました。NASAの先進構想プログラム「NIAC」に採択された、ブル...
科学・宇宙

ホーキングのブラックホール法則が、50年ぶりに書き換えられた

ブラックホールには温度があり、エントロピーがある——1970年代にホーキングたちがたどり着いたこの結論は、いまも物理学の土台のひとつになっています。ただ、この法則には最初から但し書きが付いていました。「じっとしているブラックホール」にしか使...
宇宙・天文

重力波の検出が累計390件に——ブラックホールの「隠れた集団」が見えてきた

ブラックホール同士がぶつかると、その衝撃で時空そのものがわずかに揺れる。この「時空のさざ波」=重力波が、また一度に161件も見つかった。これまでの検出と合わせると、人類が捉えた重力波は累計390件になる。数を大きく増やしただけではない。過去...