
このページは、古生物を1体ずつ紹介していく連載「古生物図鑑」の時代別さくいんです。地球の歴史を古い順にたどりながら、それぞれの時代にどんな生き物がいたのかを一望できるようにしました。個別の記事が公開されるたびに、この一覧に追加していきます。
時代区分と年代の数値は、国際層序委員会(ICS)の国際年代層序表に基づいています。各時代そのものの詳しい解説は、連載「地球年表」シリーズで扱っています。
先カンブリア時代(約46億〜5億3900万年前)
地球誕生から、動物が爆発的に増える直前までの40億年あまり。地球史の9割近くを占める長い時代です。主役は目に見えない微生物たちで、終盤になってようやくディッキンソニアのような肉眼サイズの生き物が現れます。地球を酸素で満たしたシアノバクテリアも、この時代の住人です。
| カルニオディスクス | 光の届かない海底に、円盤のいかりで立っていた葉のような生き物。植物ではない |
| キンベレラ | 約5億5500万年前の、ナメクジに似た這う動物。海底に残した扇形の食べ跡が、軟体動物の祖先候補と判断される決め手になった |
| クラウディナ | 約5億5000万年前、炭酸カルシウムの管の中に暮らした小さな動物。動物が作った最古級の殻で、その殻には捕食者に開けられた穴が残る |
| グリパニア | 約18億7000万年前の、渦巻き状のリボン。肉眼で見える最古級の化石だが、藻なのか細菌なのか決まっていない |
| シアノバクテリア | 地球の大気を酸素で満たした細菌。約20億年前から現在まで生きている |
| スプリッギナ | 約5億5000万年前の、体長数センチの節のある生き物。左右対称に見えるが節が半歩ずれていて、何のなかまか決まっていない |
| チャルニア | 約5億6000万年前の海底に固着した葉状体。先カンブリア時代の化石として初めて正式に認められた |
| ディッキンソニア | エディアカラ紀の海底に伏せて暮らした平たい楕円形の生き物。化石の脂肪分子から動物と判定された |
| トリブラキディウム | 約5億5000万年前の、三本の腕が渦を巻く半球形の生き物。三放射対称という、現在の動物のどこにもない体のつくりを持つ |
| フランスヴィル生物群 | 約21億年前の、放射状のひだをもつ円盤状の構造体。多細胞生物の最古の候補だが、そもそも生物かどうかが決まっていない |
カンブリア紀(約5億3900万〜4億8500万年前)
動物の体の基本設計が一気に出そろった「カンブリア爆発」の時代。硬い殻と複眼を持つ三葉虫が海底を這い、捕食者アノマロカリスがその上を泳ぎました。ハルキゲニアやオパビニアなど、復元をめぐって研究者を悩ませ続けた奇妙な顔ぶれもこの時代です。
(この時代の記事は準備中です)
オルドビス紀(約4億8500万〜4億4400万年前)
海の生き物がさらに多様化した時代。まっすぐな円錐形の殻を持つ巨大な直角貝が頂点に立ち、顎のない魚たちが海底近くを泳いでいました。近年ネットで人気者になったサカバンバスピスも、この時代の魚です。
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シルル紀(約4億4400万〜4億1900万年前)
生き物が本格的に陸へ上がりはじめた時代。海ではウミサソリ類が繁栄し、陸では高さ数センチの最初期の植物クックソニアが立ち上がりました。高さ8メートルの謎の柱プロトタキシーテスがそびえていたのもこの頃です。
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デボン紀(約4億1900万〜3億5900万年前)
「魚の時代」。頭を骨の装甲でおおったダンクルオステウスが海に君臨し、ヒレの中に腕の骨を持つティクターリクが上陸への一歩を踏み出しました。地球最初の「森」ができたのもデボン紀です。
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石炭紀(約3億5900万〜2億9900万年前)
巨大な森と巨大な虫の時代。カラスサイズのトンボ、メガネウラが飛び、体長2メートル超の多足類アースロプレウラが地面を這いました。この時代の森が、のちの石炭になります。
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ペルム紀(約2億9900万〜2億5200万年前)
古生代の締めくくり。背中に帆を立てたディメトロドンなど、哺乳類につながる系統が陸の主役でした。末には史上最大の大量絶滅が起こり、生き物の顔ぶれが根こそぎ入れ替わります。
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三畳紀(約2億5200万〜2億100万年前)
大絶滅後の再出発の時代。体長1メートルほどの最初期の恐竜エオラプトルが現れる一方、海では全長17メートル級の魚竜がすでに泳いでいました。最初の翼竜と、哺乳類の祖先が登場したのもこの時代です。
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ジュラ紀(約2億100万〜1億4500万年前)
恐竜が大型化した時代。首と尾の長い竜脚類が20メートルを超える巨体で大地を歩き、空には羽毛の翼を持つ始祖鳥が現れました。海の主役は魚竜と首長竜です。
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白亜紀(約1億4500万〜6600万年前)
恐竜時代のクライマックス。陸にはティラノサウルスとトリケラトプス、海にはモササウルスとアンモナイト、空にはキリンサイズの翼竜ケツァルコアトルス。この栄華は小惑星の衝突で幕を閉じます。
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古第三紀(約6600万〜2300万年前)
恐竜なき世界で哺乳類が空いた席を埋めていく時代。クジラの祖先は陸を歩く四足獣から海へ戻り、全長15メートル級のバシロサウルスにまで育ちました。史上最大の陸生哺乳類パラケラテリウムや、13メートルのヘビ、ティタノボアもこの時代です。
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新第三紀(約2300万〜258万年前)
現在の生き物の顔ぶれがそろってくる時代。海には史上最大級のサメ、メガロドン。陸では草原が広がってウマの仲間が走り、アフリカでは人類の祖先の物語が動き出します。
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第四紀(約258万年前〜現在)
氷期と間氷期を繰り返す、私たち自身の時代。ケナガマンモスやスミロドンが氷期の大地を歩き、ホモ・サピエンスが世界へ広がりました。ネアンデルタール人やデニソワ人など、私たち以外の人類がいたのもこの時代です。
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出典
時代区分と年代の数値は、国際層序委員会(ICS)の国際年代層序表に基づいています。
・国際年代層序表(ICS):https://stratigraphy.org/chart


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