サイコロの次はコレ? Simone Giertzが作った「ランダムToDoデバイス」

テクノロジー
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やることリストのタスクを、物理的なマーカーがランダムに指し示す——。そんな「次にやること」を機械にまかせてしまうガジェットを、メーカーのSimone Giertzが公開した。どれから手をつけるか迷わずに片づけるための自作デバイスで、Hackadayで取り上げられていたので紹介したい。

サイコロで選ぶという出発点

Giertzはもともと、紙に書いたリストのタスクをサイコロの出目で選んで片づけていたという。どれをやるか考え込んだり、楽なものから先に手をつけたりせずに済む、という工夫だ。この方法自体はうまく機能していたそうだが、もう少しスマートな形にしたい、という思いから今回の制作が始まっている。

仕組みより先に決めた使い勝手

面白いのは、機構より先に「どう使いたいか」から設計に入っている点だ。縦に並んだリストに対して、マーカーがランダムにひとつのタスクを指す——その動きがいちばん気持ちよさそうだ、とまず決めている。Hackadayは「オープンソースのプロジェクトではまず見ない進め方」と軽くツッコミを入れていた。中身の仕組みからではなく、操作感のほうを先に固めたわけだ。

磁石で反発させる案の失敗

制作の大半は、「まだ終わっていないタスクの中からランダムに1つ選ぶ」機構をどう作るかに費やされた。やっかいなのは、すでに済んだタスクをマーカーが指してしまわないようにすること。最初に試したのは、磁石のトグルでマーカーを弾き、完了済みの項目を避けさせるという案だった。ところがこれはうまく動かず、行き詰まってしまう。

仕切りで完了タスクを分ける解決策

最終的に採用されたのは、もっと単純な発想だった。終わったタスクを、仕切りの向こう側へ動かしてしまうのだ。マーカーが選ぶ対象を「まだ残っているタスクだけ」の領域に物理的に限定してしまえば、完了したものはもう指されない。凝った機構で避けさせるのではなく、選択肢の側を減らして解く——という方向に落ち着いた。

派手なテクノロジーではないけれど、「迷う時間をなくす」という一点にしぼって、機構をどんどんシンプルにしていく過程が見ていて気持ちいい。制作の様子はGiertz本人の動画にまとまっている。手を動かして何かを作るのが好きな人には、SNSでも刺さりそうなネタだ。

参考:A New Twist On The To Do List(Hackaday)The only life hack I believe in(Simone Giertz)

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