SETI

科学・宇宙

宇宙人らしい三つの条件を満たした信号は、なぜ「地球のノイズ」と結論づけられたのか

「33の惑星系を電波で調べたら、1件だけ気になる信号が残った」。そう聞くと、つい期待してしまいます。でもこの話の本当の見どころは、見つけたことではなく、その信号を研究チームが自分たちの手で疑い、地球側のノイズである可能性のほうが高いと結論づ...
科学・宇宙

文明を1,000年走らせたら10通り中7通りが毎回崩れた——差を生んだのは消費の速さと立ち直る力

宇宙はこれだけ広くて古いのに、ほかの文明からの信号がひとつも見つからない。「フェルミのパラドックス」と呼ばれるこの問いには、大きく分けて2つの答え方があります。ひとつは、知的生命そのものがめったに生まれないという説。もうひとつは、生まれはす...
科学・宇宙

月の砂1.5トンを調べれば、銀河の文明の数に上限がつく

宇宙人探しといえば、巨大な電波望遠鏡で空を見張るイメージが定着している。ところが2026年9月、SETI研究所の研究者らが、まったく別の道具を提案した。月の砂だ。1立方メートルぶんの月の砂を顕微鏡でしらみつぶしに調べれば、たとえ何も出てこな...
科学・宇宙

ダイソン球の候補が2つ消えた——正体は、真後ろにあった別の銀河だった

宇宙のどこかに、恒星をまるごと覆ってエネルギーを使い尽くす文明がいるかもしれない——そんな「ダイソン球」の有力候補とされていた星2つを、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)で詳しく調べた結果が報告されました。スウェーデン・ウプサラ大学...
科学・宇宙

宇宙人を探した星の数を数え直したら、21倍あった

宇宙人を探すために、これまで何個の星に耳を澄ませてきたのか。その答えが、いきなり21倍になりました。新しく望遠鏡を向けたわけではありません。すでに終わっている観測を、数え方だけ変えて数え直した結果です。やったのは、マンチェスター大学ジョドレ...
科学・宇宙

宇宙人は星の「回転」を盗んでいるかもしれない——高校生が出したSETIの新しい探し方

宇宙のどこかにいる文明が作った巨大構造物を探す、という話でまず名前が挙がるのはダイソン球です。恒星をまるごと覆って、その光を残らずエネルギーに変える仮想の建造物。赤外線望遠鏡で何十年も探されてきましたが、これだと確定した例はまだひとつもあり...
科学・宇宙

宇宙人の「灯台」を私たちは見逃しているかもしれない──SETIの探し方を変える新提案

宇宙人からの信号を、私たちは「探し方」の時点で見逃しているかもしれない——そんな指摘をする論文が発表されました。これまでの光学SETI(可視光や赤外線で地球外文明の信号を探す試み)は、星に向けて放たれる「一瞬の超短いレーザー閃光」を探してき...
科学・宇宙

宇宙人の信号は「発信元の星」に壊されているかもしれない──SETIの盲点を突く新研究

宇宙人の信号がいまだに見つからないのは、そもそも誰も発信していないから——と考えるのが素直です。でも、もうひとつ可能性があります。信号は発信されているのに、発信元の星のまわりで壊れてしまい、地球に届くころには私たちの探し方では見つからない形...
科学・宇宙

「宇宙人だ」と言う前に——SETIが15年ぶりに発表ルールを改定

地球外の知的生命らしき信号を見つけたとき、科学者は何をして、いつ世界に発表するのか。その手順を定めた国際的な取り決めが、15年ぶりに書き換えられました。改定を主導した国際宇宙航行アカデミー(IAA)のSETI委員会が示した中心の考え方は、ひ...
科学・宇宙

「ダイソン球」の探し方に新しい手がかり——狙うべきは赤色矮星と白色矮星

もし宇宙のどこかに、恒星をまるごと囲って光を残らず集める「ダイソン球」を築いた文明がいたとして、私たちはそれをどこの、どんな星のまわりで探せばいいのか。この問いに具体的な狙い目を示した研究が、査読を経て学術誌『Universe』に載りました...
宇宙・天文

生命を探すなら「まずここ」――6,000個から選ばれた45の惑星

広い宇宙のどこかに、私たち以外の生き物はいるのか——。天文学でもっとも大きな問いのひとつですが、その「探し方」が最近一歩進みました。これまでに見つかった6,000個あまりの系外惑星(けいがいわくせい=太陽系の外にある惑星)の中から、生命を探...