科学ニュース・論文

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リチウム電池の「金属のトゲ」、初めて硬さを測ってわかったこと

スマホやノートパソコン、電気自動車の電池の中では、充電を重ねるうちに金属の小さな針が育っていくことがあります。「デンドライト」と呼ばれるこの針状の結晶は、電池がいきなり劣化したり、最悪の場合は発火したりする原因として、長いあいだ知られてきま...
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同じ電気から、もっと引き出す——AI時代の電力需要に効く電力モジュール「ULIS」

AIを動かすデータセンターが大量の電気を使うようになり、世界の電力需要が急速に伸びています。足りない分を新しく発電するのも一つの道ですが、もう一つ、「いま使っている電気を、もっと無駄なく使う」という考え方があります。その方向で、アメリカの国...
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金の微細構造で、ナノのすきまを越える熱を最大4倍に

熱いコーヒーはそのうち冷め、動かしているノートパソコンは手のひらに熱を伝えてくる。熱は高いほうから低いほうへ、まわりへ自然と散っていく——これがふだん私たちが知っている熱のふるまいだ。ところが、ものとものとのすきまを、髪の毛の太さよりはるか...
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「暗号が破られる日」は思ったより近い? 量子コンピューターに必要な部品を一桁減らす新設計

量子コンピューターが実用化すれば、いまインターネットの通信を守っている暗号の多くが破られてしまう——これは以前から指摘されてきた話です。ただ、その「いつか」はずっと遠い未来のことだと考えられてきました。代表的な暗号であるRSA(アールエスエ...
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密度の限界を突破した「人工太陽」——理論の予言を実験で初確認

中国の核融合実験装置「EAST(イースト)」が、長いあいだ「ここから先は無理」とされてきた密度の壁を越えて、プラズマを安定して保つことに成功しました。しかもその越え方は、ある理論が前もって「越えられる領域があるはずだ」と予言していたとおりの...
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日本の夜空の「赤いオーロラ」、ISSより高い500〜800kmまで届いていた

日本の夜空にまれに現れる、ぼんやりした赤いオーロラ。その光が、思っていたよりずっと高いところ——地上500〜800kmまで届いていたことがわかりました。国際宇宙ステーション(ISS)が飛んでいるのがだいたい高度400kmなので、それよりも上...
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「呼吸する」レーザーの謎、ひとつの数式で解けた

レーザーの光は、ふだん一定の強さで出ているように思える。ところが、出てくる光のかたまりが、リズミカルに大きくなったり小さくなったりを繰り返す——まるで呼吸しているようなレーザーがある。「ブリーザー(breather=呼吸するもの)」と呼ばれ...
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1ゼプトジュール未満を実測——暗黒物質探しにもつながる超高感度センサー

フィンランドの研究チームが、想像しづらいほど小さなエネルギーを測り取ることに成功しました。その大きさは、わずか0.83ゼプトジュール。1ゼプトジュールにも届かない量です。「これまでで最も小さなエネルギーを、計算上の見積もりではなく実際に測っ...
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反物質を史上初めて「車」で運ぶことに成功——CERNの挑戦

反物質を、トラックの荷台に積んで運ぶ。SF映画に出てきそうな話が、2026年3月に実際に行われました。スイスのジュネーブ郊外にある研究機関CERN(セルン、欧州合同原子核研究機関)が、ごく微量の反物質を車に載せて構内を走らせ、無事に元の場所...
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87年ぶりに「見えた」現象——暗黒物質探しの土台を固めた初観測

1939年に予言されながら、87年ものあいだ誰も直接は見たことがなかった現象が、ついに実験で確かめられました。「ミグダル効果」と呼ばれるごく小さな現象で、宇宙の正体に関わる暗黒物質(ダークマター)を探すための、確かな足場になると期待されてい...