半導体

AI・テクノロジー

中国・美団、国産チップだけで学習した1.6兆パラメータAI「LongCat-2.0」を無料公開

中国のフードデリバリー大手・美団(メイトゥアン)が2026年6月30日、輸入した高性能GPUを一切使わず、国産の半導体だけで学習させたという巨大なAIモデルを無料公開しました。名前は「LongCat-2.0(ロングキャット2.0)」。パラメ...
テクノロジー

クアルコム、データセンターを「次の成長市場」に——スマホチップの巨人が宗旨替え

スマートフォン向けのチップで知られるクアルコムが、これからの成長の柱をデータセンターに置く、とはっきり打ち出した。2026年6月24日に開いた投資家向け説明会(インベスターデー)で、AIの普及で膨らみ続けるデータセンター市場を「次の成長市場...
テクノロジー・エネルギー

IBM、1nmを切る半導体技術を発表 ―― 立体に積む「ナノスタック」とは

IBMが2026年6月25日、トランジスタの世代を表す数字が1ナノメートル(nm)を切る半導体技術を発表しました。同社が「世界初」と位置づける0.7nm(7オングストローム)の世代で、爪ほどの大きさのチップにおよそ1000億個のトランジスタ...
AI・テクノロジー

OpenAI、自社初のAIチップ「ハラペーニョ」を発表——推論に特化し、Nvidia依存を薄める狙い

OpenAIが、自分たちのAIを「動かす側」に特化した独自チップ「Jalapeño(ハラペーニョ)」を発表しました。半導体大手のBroadcom(ブロードコム)と組んで作ったもので、汎用のGPUではなく、ChatGPTやCodexのような大...
テクノロジー・エネルギー

IBM、「1nm未満」のチップ技術を発表 ―― 爪サイズに約1000億個のトランジスタ

半導体の微細化(チップをより細かく作り込むこと)は、「そろそろ物理の限界」と何年も言われ続けてきました。そんな中でIBMが2026年6月25日、1ナノメートル(nm)を切る世代のチップ技術を発表しました。爪ほどの大きさのチップに、電気のオン...
テクノロジー・エネルギー

「確率で計算するコンピューター」が半導体チップに載った——東北大などが世界初の実証

いまのコンピューターは、0か1かをきっちり決めて計算します。ところが、わざと0と1のあいだを行ったり来たり、確率的にゆらがせたほうが速く解ける問題があります。その「ゆらぐ計算」を担う部品を、東北大学と米国国立標準技術研究所(NIST)のチー...
科学ニュース・論文

同じ電気から、もっと引き出す——AI時代の電力需要に効く電力モジュール「ULIS」

AIを動かすデータセンターが大量の電気を使うようになり、世界の電力需要が急速に伸びています。足りない分を新しく発電するのも一つの道ですが、もう一つ、「いま使っている電気を、もっと無駄なく使う」という考え方があります。その方向で、アメリカの国...
テクノロジー

宇宙より冷たい-271℃でも動く半導体——酸化ガリウムが量子計算に開く道

普段使っているスマホやパソコンの部品は、じつは寒さにも暑さにも、思ったより狭い範囲でしか耐えられません。だいたい-173℃あたりを下回ると電子部品はうまく動かなくなり、逆に熱のほうも、たいていの部品は200℃に届く前に音を上げます。その「効...
科学ニュース・論文

金の微細構造で、ナノのすきまを越える熱を最大4倍に

熱いコーヒーはそのうち冷め、動かしているノートパソコンは手のひらに熱を伝えてくる。熱は高いほうから低いほうへ、まわりへ自然と散っていく——これがふだん私たちが知っている熱のふるまいだ。ところが、ものとものとのすきまを、髪の毛の太さよりはるか...