天の川銀河

科学・宇宙

宇宙人を探した星の数を数え直したら、21倍あった

宇宙人を探すために、これまで何個の星に耳を澄ませてきたのか。その答えが、いきなり21倍になりました。新しく望遠鏡を向けたわけではありません。すでに終わっている観測を、数え方だけ変えて数え直した結果です。やったのは、マンチェスター大学ジョドレ...
科学・宇宙

天の川銀河は大昔に「ひっくり返って」いた?巨大衝突が残した回転の痕跡

私たちが住む天の川銀河は、大昔に円盤ごと90度以上「ひっくり返った」ことがあるかもしれない——そんな研究発表が、2026年7月に英国で開かれた王立天文学会の年会(ナショナル・アストロノミー・ミーティング)で行われました。発表したのは英ダラム...
科学・宇宙

天の川銀河に「最強の天然加速器」が確定——LHCの150倍のエネルギー

夏の夜空を見上げると、頭の真上あたりに「夏の大三角」が見える。その一角をなす、わし座の一等星アルタイル。この星の近くの方角に、地上のどんな装置もかなわない「天然の粒子加速器」が潜んでいる——そんな天体の正体に、広島大学が主導する研究チームが...
科学・宇宙

ブラックホールをわずか8.7年で一周する星「S301」——相対性理論の検証に新たな切り札

天の川銀河の中心にある巨大ブラックホールを、わずか8.7年で一周してしまう星が見つかった——そんな報告が2026年7月に発表されました。星の名前はS301。最も近づく瞬間には光速の8%を超える速さで駆け抜け、1周まわるたびに軌道の向きが約2...
科学・宇宙

初期の銀河は思ったより「整っていた」——星形成最盛期の謎に手がかり

初期の銀河というと、生まれたばかりの星や、ぶつかり合って形も定まらない、ぐちゃぐちゃの姿を思い浮かべる人が多いかもしれません。ところが最近の観測から、宇宙がまだ若かったころの銀河が、思っていたよりずっと「整った」形をしていて、その整った形こ...
科学・宇宙

星と星のあいだで「糖」を初検出——生命の材料は宇宙で用意されはじめていた?

星と星のあいだの、ガスと塵(ちり)がうすく漂う空間から、「糖(とう)」の分子が初めて直接見つかりました。見つかったのはエリスルロースという、炭素が4個つながった糖です。糖はRNAやDNAを組み立てる部品でもあるので、「生命の材料になりうる物...
宇宙・天文

「球状星団」だと思われていたテルザン5、正体は“銀河の化石のかけら”だった

天の川銀河の中心に近い場所に、テルザン5という星の集まりがあります。長いあいだ、ありふれた「球状星団」の一つだと考えられてきました。ところがハッブルとジェイムズ・ウェッブの両宇宙望遠鏡で丁寧に調べ直したところ、正体はもっと珍しいものでした。...
宇宙・天文

天の川の中心、嵐の中の“凪の島”で星が生まれようとしている——ALMAが見たゆりかご

天の川銀河の中心は、星が生まれそうにない場所だと長く考えられてきました。ガスが音速を超える速さで荒れ狂っていて、星の材料が一カ所に落ち着いて集まる暇もないからです。ところが、その渦のただ中にぽつんと“凪(なぎ)”ができていて、そこでガスが静...
宇宙・天文

銀河中心の巨大ブラックホール近くで「超新星の跡」らしき構造を発見

天の川銀河のいちばん奥、巨大なブラックホールが居座る中心部のすぐ近くで、大昔に爆発した星の「残骸」らしき構造が見つかった、という観測が報告されました。NASAのチャンドラX線観測衛星と、ESA(欧州宇宙機関)のXMMニュートンが捉えたもので...
宇宙・天文

ユークリッド、天の川銀河の中心を史上最大・最詳細に撮影――6000万個超の星

欧州宇宙機関(ESA)の宇宙望遠鏡「ユークリッド」が、天の川銀河のいちばん混み合った中心部を撮影し、可視光ではこれまでで最大・最も詳細な一枚を作り上げました。写り込んだ星の数は6000万個超。撮影にかかった時間は、わずか26時間ほどです。天...
宇宙・天文

巨大ブラックホールは暗黒物質に包まれている?光の反響が示した手がかり

「見えないのに、確かにそこにある」とされる暗黒物質(ダークマター=光で見えない物質)を、光の“こだま”を使って間接的に捉えられるかもしれない——そんな研究が出ました。狙いをつけたのは、天の川銀河の中心にあるような巨大ブラックホールの周りです...