ブラックホール

宇宙・天文

重力波の検出が累計390件に——ブラックホールの「隠れた集団」が見えてきた

ブラックホール同士がぶつかると、その衝撃で時空そのものがわずかに揺れる。この「時空のさざ波」=重力波が、また一度に161件も見つかった。これまでの検出と合わせると、人類が捉えた重力波は累計390件になる。数を大きく増やしただけではない。過去...
宇宙・天文

巨大銀河が星を作らない謎、犯人はブラックホールの「風」か

宇宙でいちばん重い部類の銀河には、なぜか星が足りない。本来なら盛んに星を生み出せるだけの材料を持っていておかしくないのに、理論の予想より星の量(星の質量)が少ないのです。「大きいのにサボっている」ように見えるこの食い違いの犯人として、中心に...
宇宙・天文

ブラックホールは星を食べたあと“げっぷ”する——数年遅れて届く電波の輝き

星をまるごと飲み込んだブラックホールが、数か月から、ときには数年も経ってから「げっぷ」をする——そんな後始末の悪さが、電波の観測ではっきりつかまえられました。光が消えて静かになったように見えても、ブラックホールの食事はまだ終わっていなかった...
宇宙・天文

ビッグバン後8.5億年の“またたく”クエーサー、円盤はもう平らだった

宇宙が生まれてまだ8億5000万年ほどしか経っていなかったころのクエーサーが、ちらちらと“またたいて”見えた。その光のゆらぎを手がかりにたどると、中心にある巨大ブラックホールが、すでに平たい円盤をまとっていたことがわかった。薄くて平らな円盤...
宇宙・天文

学生が見つけた「弓矢の形」をした銀河 ―― 180万光年の電波の弧

夜空を肉眼で見上げても気づけませんが、電波で宇宙をのぞくと、まるで引き絞った弓矢のような形をした銀河が見つかりました。弧の長さはおよそ180万光年。理論では昔から「あるはずだ」と予言されながら、実際にはほとんど捉えられなかった現象を、これま...
宇宙・天文

巨大ブラックホールは暗黒物質に包まれている?光の反響が示した手がかり

「見えないのに、確かにそこにある」とされる暗黒物質(ダークマター=光で見えない物質)を、光の“こだま”を使って間接的に捉えられるかもしれない——そんな研究が出ました。狙いをつけたのは、天の川銀河の中心にあるような巨大ブラックホールの周りです...
宇宙・天文

JWSTが見つけた『小さな赤い点』の正体は、生まれたての超巨大ブラックホールだった

宇宙望遠鏡が撮った写真の中に、正体のわからない「小さな赤い点」がたくさん写っていました。十数億光年どころか、宇宙が生まれて数億年しか経っていないころの姿です。これがいったい何なのか、研究者たちはずっと頭を抱えてきました。その答えが出ました。...