データセンター

AI

小脳をまねたAIチップ、「予想どおりを無視する」設計で計算を1万分の1に

アメリカのノースウェスタン大学の研究チームが、脳の「小脳(しょうのう)」をまねた新しい電子素子を発表しました。心電図から不整脈(脈の乱れ)を見つけるテストでは、1回の心拍が終わるより前——心拍の5分の1ほどの時間——に異常を検出し、正確さは...
テクノロジー

メモリが1年で6倍、来年は12倍——クラウド大手の値上げ発表に表れたAIの食欲

フランスの大手クラウド事業者OVHcloudが、2026年9月からサーバのレンタル料金を最大87%引き上げると発表しました。値上げ幅もさることながら、注目したいのはCEOが公開した「部品ごとの仕入れ値の内訳」です。そこには、AIブームがコン...
AI

AIに1回聞くと電気と水はどれだけ減るのか——数字で見えてきた節電のツボ

AIに1回質問すると、電気と水はどれくらい使われるのか。長いあいだ「かなり使っているらしい」という漠然とした話しかなかったこのテーマに、具体的な数字が出てきています。Googleが公表した値によれば、AIアシスタントのGeminiに標準的な...
AI

データセンターは1年で建つ。電気を通すのに7年かかる

2026年7月22日の朝、ワシントンD.C.からシカゴにかけて、家庭の照明がちらつきました。エアコンや冷蔵庫が普段と違う音を立てた、という報告も出ています。原因は嵐でも落雷でもなく、バージニア州北部で送電線1本が停止したことでした。それを検...
テクノロジー

レーザーでチップの熱を狙い撃ち——データセンターの冷却を省エネにする新技術

レーザーといえば、金属を溶かして切ったり、彫刻したりと「熱で加工する道具」のイメージが強い。ところが条件をうまく整えると、レーザーは逆に、ものを冷やせる。この意外な性質を、コンピューターのチップ冷却に持ち込もうという研究が進んでいる。取り組...
テクノロジー

廃棄スマホ2,000台でつくる「データセンター」——GoogleとUCSDが挑む低炭素コンピューティング

捨てられたスマホが、AIの計算需要を支える「サーバー」に生まれ変わる。そんな実験が、Googleとカリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)の手で動き出そうとしている。引退したPixelを2,000台束ねて小さなデータセンターに仕立て、2...
AI・テクノロジー

テック7社、6月に2.3兆ドルが蒸発——問われ始めたAI投資の元は取れるのか

アップル、アマゾン、アルファベット、メタ、マイクロソフト、エヌビディア、テスラ——米国を代表する大型テック7社は「マグニフィセント・セブン(Magnificent 7)」と呼ばれる。この7社の時価総額が、2026年6月のわずか1か月で合計お...
テクノロジー・エネルギー

データセンター急増の街で電気代25%増、職員に「ブラインドを閉めてPCを切って」

アメリカ・バージニア州のヘンリコ郡が、7月から電気料金が約25%上がる見込みだとして、郡の職員に「使わないパソコンは切ってほしい」「窓のブラインドを下ろして日差しの熱を抑えてほしい」と節電を呼びかけました。オフィスの一人ひとりに、日々の細か...
テクノロジー

クアルコム、データセンターを「次の成長市場」に——スマホチップの巨人が宗旨替え

スマートフォン向けのチップで知られるクアルコムが、これからの成長の柱をデータセンターに置く、とはっきり打ち出した。2026年6月24日に開いた投資家向け説明会(インベスターデー)で、AIの普及で膨らみ続けるデータセンター市場を「次の成長市場...
AI・テクノロジー

「AI時代の仕事はヘルメットと作業靴で」――業界の大物たちが語る意外な雇用論

AIで消える仕事の話というと、まず思い浮かぶのはデスクワークだ。事務、調査、コーディング——画面の前で完結する仕事ほど危ない、というイメージがある。ところが、その流れに真っ向から逆らうような発言が、業界のトップたちから相次いでいる。これから...
科学ニュース・論文

同じ電気から、もっと引き出す——AI時代の電力需要に効く電力モジュール「ULIS」

AIを動かすデータセンターが大量の電気を使うようになり、世界の電力需要が急速に伸びています。足りない分を新しく発電するのも一つの道ですが、もう一つ、「いま使っている電気を、もっと無駄なく使う」という考え方があります。その方向で、アメリカの国...