NASA

宇宙・天文

無重力で筋肉が細る「本当の始まり」を分子レベルで追う——NASA支援研究

私たちの筋肉は、生まれてからずっと重力と「会話」しながら強さを保っている。体の重みを感じ取り、それに合わせて張りを調整し、「まだ必要とされている」という信号を受け取り続ける。その会話がぷつりと途切れたらどうなるか——それが、宇宙で暮らす宇宙...
宇宙・天文

火星の地下に“地球そっくりの巨大マグマ系”があった——プレートが動かなくても

火星の地下に、地球そっくりの巨大なマグマの仕組みがかつて存在したらしい——オックスフォード大学を中心とする研究チームが、そんな証拠を見つけました。地球ではこうした複雑な地下構造はプレートの動きが生むと考えられてきましたが、火星にはそのプレー...
宇宙・天文

落下する宇宙望遠鏡をロボットで救え――NASAの前例なき「スウィフト救出」

22年近く宇宙で働いてきた望遠鏡が、大気の抵抗に引かれて少しずつ落ちてきています。そこでNASAが選んだのは、ロボットの整備機を送り込み、落ちかけた望遠鏡をつかんで軌道を押し上げる、という方法でした。人が乗らないロボットだけで、しかも「整備...
AI・テクノロジー

通信が途切れても動く宇宙飛行士向けAI医師、NASAがオフライン化を進める

月や火星では、急に具合が悪くなっても、地球の医師にその場で相談できない。電波が往復するだけで何十分もかかってしまうからだ。NASAは、この「呼んでも間に合わない」を埋めるために、大規模言語モデル(LLM、大量の文章を学習して受け答えするAI...
宇宙・天文

天の川の100分の1サイズの銀河が、生まれたての宇宙の霧を焼き払っていた

生まれたばかりの宇宙は、水素のもやに覆われて光がまっすぐ進めない、いわば「霧の中」のような状態でした。その霧をいったい何が晴らして、宇宙は今のように透き通ったのか——天文学が長年追いかけてきた大きな問いです。ハッブル宇宙望遠鏡が、その「霧が...
宇宙・天文

かつて湖だった火星のクレーターで複雑な炭素を発見、過去最大級の確かさ

火星の岩から、これまでで最も確かといえる「有機物(炭素でできた分子)」が見つかりました。NASAの探査車パーシヴィアランスが、かつて湖だったクレーターの泥岩を調べ、複雑な炭素の分子を数百か所で検出した、という研究です。論文は2026年6月2...
宇宙・天文

太陽系の外から来た彗星「3I/ATLAS」、ウェッブが探る“100億年前”の出身地

太陽系の外からやって来た彗星を、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡がとらえました。その成分を分析したところ、太陽系で生まれた彗星にはまず見られない「異質な比率」が出てきて、研究チームは驚いたといいます。手がかりをたどると、この彗星は100億年以...
宇宙・天文

生命を探すなら「まずここ」――6,000個から選ばれた45の惑星

広い宇宙のどこかに、私たち以外の生き物はいるのか——。天文学でもっとも大きな問いのひとつですが、その「探し方」が最近一歩進みました。これまでに見つかった6,000個あまりの系外惑星(けいがいわくせい=太陽系の外にある惑星)の中から、生命を探...