テクノロジー・エネルギー

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AIが設計した光チップ部品、人間の設計の500分の1に——しかも形が「意味不明」

半導体チップの部品をAIに設計させたら、人間の設計より桁違いに小さくなった——そんな研究が、Nature Communicationsに掲載されました。マックス・プランク光科学研究所やハーバード大学などのチームが、光チップに使う3種類の部品...
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クラゲが原発を止めた——しかも2年連続、ほぼ同じ日に

2026年8月10日、フランス北部にあるグラヴリーヌ原子力発電所で、6基ある原子炉のうち3基が停止しました。さらに1基は出力を半分に落とし、フル稼働していたのは1基だけ(残る1基はもともと定期点検で停止中)。西ヨーロッパ最大の商業用原発が、...
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3秒振って浮かべるだけ、電気も薬品もいらない携帯浄水カプセル

手のひらに乗る小さなカプセルを3秒ほど振り、あとは水面に浮かべておくだけ。電気も薬品も電池もいらないのに、川や湖の水を安全な飲み水に変えられる——そんな携帯型の浄水デバイスを、韓国の延世大学(ヨンセ大学)を中心とした国際研究チームが作り上げ...
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約10ドルの分光計が「ラボ級」の精度——手のひらサイズで光の成分を読む

物質を光で調べる「分光計」は、化学の分析には欠かせない道具です。ただ、精度の高いものは机を占領するほど大きく、値段も張るのがふつうでした。その分光計を、数センチ角・約10ドル(日本円で1,500円ほど)というサイズと価格まで小さくしながら、...
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「海の雲を明るくする」気候対策、エルニーニョを弱め世界の天気を変えるおそれ

地球を冷やすために「海の上の雲を人工的に明るくする」という案があります。太陽の光を雲でより多く跳ね返して、温暖化のブレーキにしよう、という発想です。ところが、その案を太平洋のある海域で実行すると、エルニーニョのサイクルが大きく弱まって、世界...
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クラゲを寄せつけない“電磁ブイ”、刺傷被害を減らせるか

毎年くり返す、クラゲ刺されの問題夏の海で足に走る、ちくっとした痛み。クラゲに刺されると赤く腫れ、ひどいときは病院に駆け込むことになる。世界では年間およそ1億5000万件もの刺傷が起きているという見積もりもあり、その多くは軽い痛みで済むものの...
テクノロジー・エネルギー

水を混ぜるとディーゼルの排ガスが6割減る? 「水入り軽油」という発想

ディーゼルエンジンの燃料に、ほんの少し水を混ぜる。それだけで排ガスに含まれる有害物質を6割以上減らせる可能性がある——そんな研究をまとめたレビュー論文(過去の研究を集めて整理した総説)が、ナイジェリアの研究チームから出ています。しかもエンジ...
テクノロジー・エネルギー

港の危険な仕事を電動で──「世界初」をうたう水先案内艇「EF-12 Pilot」

大きな船が港に入るとき、地元の海をよく知る「水先人(みずさきにん)」がわざわざ船に乗り込んで舵取りを手伝う、という仕組みがあります。その水先人を沖の船まで送り届ける小さな船を、英ベルファストのArtemis Technologiesが、燃料...
テクノロジー・エネルギー

生命の始まりに迫る小さなRNA――45個の部品でできた「QT45」が自分自身をコピーした

量子力学の土台を築いた物理学者マックス・プランク。その名を冠した研究所が世界中にあるほどの人物ですが、彼が1940年代に発表した論文2本が、いつのまにか「撤回」された状態になっていたことが分かりました。撤回の理由として記されていたのは「著作...
AI・テクノロジー

中国・美団、国産チップだけで学習した1.6兆パラメータAI「LongCat-2.0」を無料公開

中国のフードデリバリー大手・美団(メイトゥアン)が2026年6月30日、輸入した高性能GPUを一切使わず、国産の半導体だけで学習させたという巨大なAIモデルを無料公開しました。名前は「LongCat-2.0(ロングキャット2.0)」。パラメ...
テクノロジー・エネルギー

データセンター急増の街で電気代25%増、職員に「ブラインドを閉めてPCを切って」

アメリカ・バージニア州のヘンリコ郡が、7月から電気料金が約25%上がる見込みだとして、郡の職員に「使わないパソコンは切ってほしい」「窓のブラインドを下ろして日差しの熱を抑えてほしい」と節電を呼びかけました。オフィスの一人ひとりに、日々の細か...
テクノロジー・エネルギー

1920年代の部品だけで「機械式テレビ」を再現——ニプコー円板でうつす100年前の映像

いまのテレビが映し出す映像は、薄いパネルの上にびっしり並んだ画素でできている。けれど、テレビが家庭に入ってきたいちばん最初の時代、映像を作っていたのは電子部品ではなく、穴のあいた円板がぐるぐる回る「機械式テレビ」だった。その100年前のしく...
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帆だけで大西洋を渡る貨物船——フランスの風力スタートアップが挑む海運の脱炭素

大西洋を、帆だけで渡る貨物船が動き出そうとしています。フランスの新興企業ヴェラ・トランスポート(Vela Transport)が、風の力で進む専用の帆船にパレット積みの荷物を載せ、ヨーロッパと米国のあいだを運ぶ計画です。エンジンを主役から下...
テクノロジー・エネルギー

リチウム電池は砕かずに蘇る——電極を溶液に浸すだけの再生手法

使い古して容量が落ちたリチウムイオン電池を、ある溶液にそのまま「浸す」だけで、容量の95%まで取り戻せた——コーネル大学のチームがそんな手法を報告しました。電池をいったん砕いたり溶かしたりせず、電極を傷つけないまま“若返らせる”という発想で...
テクノロジー・エネルギー

IBM、1nmを切る半導体技術を発表 ―― 立体に積む「ナノスタック」とは

IBMが2026年6月25日、トランジスタの世代を表す数字が1ナノメートル(nm)を切る半導体技術を発表しました。同社が「世界初」と位置づける0.7nm(7オングストローム)の世代で、爪ほどの大きさのチップにおよそ1000億個のトランジスタ...
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光の粒1個が「イエスかノーか」を決める——量子マジック8ボール自作記

振ると答えが浮かぶ占いおもちゃ「マジック8ボール」を、量子効果による“本物の乱数”で動かした人がいます。光をぎりぎりまで弱めて、光の粒(光子)が一度に1個だけ通る状態をつくり、その1個がどちらの道を選ぶかで「イエス」か「ノー」を決める——そ...
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IBM、「1nm未満」のチップ技術を発表 ―― 爪サイズに約1000億個のトランジスタ

半導体の微細化(チップをより細かく作り込むこと)は、「そろそろ物理の限界」と何年も言われ続けてきました。そんな中でIBMが2026年6月25日、1ナノメートル(nm)を切る世代のチップ技術を発表しました。爪ほどの大きさのチップに、電気のオン...
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折り紙に学んだ3Dプリント、型を作らず立体を「折り上げる」

日本の折り紙から生まれたのは、紙を折って鶴や箱を作る遊びだけではありませんでした。平らな一枚から立体を立ち上げる、その発想がものづくりの現場でコストを大きく削るかもしれません。アメリカのオークリッジ国立研究所(ORNL)が、3Dプリントと折...
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砂漠でも北極でも30分で病原体を特定、米海軍研究所の携帯シーケンサー「F-FAST」

正体の分からない病原体を、研究所に送らずその場で、しかも30分以内に見分ける——そんな携帯型の検査システムを、米海軍研究所(NRL)が実用段階まで仕上げた。あらかじめ登録した病原体を照合するだけでなく、これまで見たことのない微生物のゲノムを...
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砂粒サイズの分光器が登場——AIが「光を分けずに」成分を読む

分光器(ぶんこうき)といえば、机に置けないほど大きくて高価な、研究室の専用機器でした。その分析能力を、砂粒ほどの大きさのチップに丸ごと詰め込んだ、という研究が発表されました。カリフォルニア大学デービス校(UC Davis)のチームによるもの...
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「大気の保ちやすさ」で生命のいそうな惑星を絞り込む新モデル

夜空に見える星のほとんどに、惑星が一つはあると考えられている。実際、すでに6,000個を超える系外惑星(太陽系の外にある惑星)が見つかっていて、確認待ちのものを合わせるとさらに増える。ただ、その一つひとつを巨大望遠鏡でじっくり調べるには、時...
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水陸両用車そっくりの公道EV「Amble One」登場、ただし水には浮かない

軍用の水陸両用車を、そのまま高級リゾートに連れてきて、雰囲気よく仕立て直したら——。そんな見た目の電気自動車が登場しました。ポルトガル発の新興メーカー「Amble(アンブル)」が発表した「Amble One」です。第二次世界大戦中にフォルク...
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9万ドルの人型ロボット「Futurist」——ファラデー・フューチャーが“フィジカルAI”へ軸足

EV(電気自動車)ブランドを軌道に乗せようと10年以上もがいてきたファラデー・フューチャー(Faraday Future、以下FF)が、事業の主役を「ロボット」へ切り替えると発表しました。目玉は約9万ドル(日本円で1,000万円を超える価格...
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GPSの誤差を「数メートル→センチ単位」に縮める、RTKという仕組み

スマホやカーナビのGPSは、ふだん数メートルの誤差で現在地を示している。道案内ならそれで困らないが、芝刈りロボットに庭を端まできれいに刈らせたり、土地のかたちをざっと測ったりしたいとなると、数メートルのズレは大きすぎる。そこを「センチ単位」...
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コンコルド就航50年――音速の2倍は実現できても、商売は最後まで難題だった

超音速旅客機コンコルドが、定期便としてはじめて客を乗せて飛んだのは1976年1月21日。ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)がロンドン〜バーレーン線を、エールフランス(AF)がパリ〜リオデジャネイロ線を、同じ日に飛ばしました。2026年で、...
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約11年見過ごされたtelnetの致命的バグ、攻撃者にroot権限を丸ごと明け渡していた

古くからある遠隔ログインの仕組み「telnet(テルネット)」のサーバー側に、システムの管理者権限をまるごと明け渡してしまう重大な欠陥が見つかった。やっかいなのは、この穴が2015年に作り込まれてから、約11年ものあいだ誰にも気づかれずに残...
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「確率で計算するコンピューター」が半導体チップに載った——東北大などが世界初の実証

いまのコンピューターは、0か1かをきっちり決めて計算します。ところが、わざと0と1のあいだを行ったり来たり、確率的にゆらがせたほうが速く解ける問題があります。その「ゆらぐ計算」を担う部品を、東北大学と米国国立標準技術研究所(NIST)のチー...
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飛行機の機内に“基地局”がある――上空3万フィートで電波が入る理由

機内モードにし忘れたまま離陸して、ふと画面を見たら電波が立っている。高度3万フィート、雲の上を時速800kmで飛んでいるのに、地上にいるときと同じように通知が届く――。たまにこういうことが起きます。地上の基地局の電波がたまたま届いたわけでは...
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ハエトリグモの目に学んだ3Dカメラ、消費電力は常夜灯より少ない

ハエトリグモは、獲物にぴょんと飛びかかる前に、相手までの距離をきわめて正確に測っています。そのちいさな目のしくみをまねて、消費電力が常夜灯より少ない3Dカメラが作られました。アメリカのノースウェスタン大学が開発した「SpiderCam」です...
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「ソニーのテレビ」が中国TCL傘下に ―― 新会社BRAVIA, Inc.の中身

ソニーが、テレビブランド「ブラビア(BRAVIA)」を中心とするテレビ事業を、中国のTCLに切り出すことを正式に決めました。新しく作る会社の株式の過半数はTCLが握ります。ソニーといえば長くテレビの代名詞のような存在だっただけに、その看板事...