銀河

科学・宇宙

アンドロメダ銀河で星の誕生が減速中、しかも近年加速——容疑者はすぐ隣にいた

私たちの天の川銀河のいちばん近くにある大型の銀河、アンドロメダ銀河(M31)で、新しい星が生まれるペースが落ち続けていることが分かった。ハッブル宇宙望遠鏡のデータを使ってワシントン大学などの研究チームが調べたもので、減速は過去5億年にわたっ...
科学・宇宙

夜空の4分の3を1枚に——40億天体を収めた史上最大の宇宙地図が無料公開

夜空のおよそ4分の3を、40億個近い天体ごとまるごと写し取った地図が公開されました。史上最大の「2次元の宇宙地図」です。作ったのは、DESI(デジ)レガシー・イメージング・サーベイという国際チーム。13年分の観測を合成したもので、2026年...
科学・宇宙

ウェッブ望遠鏡の謎「小さな赤い点」、育った後の姿かもしれない銀河が見つかる

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が観測を始めてから4年、天文学者をずっと悩ませてきた正体不明の天体群があります。「小さな赤い点(リトル・レッド・ドット)」と呼ばれる、初期宇宙に大量に散らばる謎の光です。その謎に、思いがけない方向から手掛かりが...
科学・宇宙

銀河のはずれで星が引き裂かれた——中心にいないブラックホールを可視光でとらえる

星をまるごと引き裂けるほど重いブラックホールは、銀河の中心に座っている。これまでに見つかった百件あまりの「星が引き裂かれる閃光(せんこう)」は、ほぼ例外なくその前提どおりの場所で起きていました。ところが今回報告された一件は、銀河の中心から約...
科学・宇宙

天の川銀河は大昔に「ひっくり返って」いた?巨大衝突が残した回転の痕跡

私たちが住む天の川銀河は、大昔に円盤ごと90度以上「ひっくり返った」ことがあるかもしれない——そんな研究発表が、2026年7月に英国で開かれた王立天文学会の年会(ナショナル・アストロノミー・ミーティング)で行われました。発表したのは英ダラム...
科学・宇宙

JWSTが暴く「隠れた銀河合体」——巨大銀河が早々に星づくりをやめた理由

初期宇宙にある巨大な銀河のなかには、思っていたよりずっと早く星づくりをやめてしまったものがある。長いあいだ理由がわからなかったこの謎に、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)が一つの答えを出した。おだやかに見える銀河の姿の奥に、過去の激...
宇宙・天文

巨大銀河が星を作らない謎、犯人はブラックホールの「風」か

宇宙でいちばん重い部類の銀河には、なぜか星が足りない。本来なら盛んに星を生み出せるだけの材料を持っていておかしくないのに、理論の予想より星の量(星の質量)が少ないのです。「大きいのにサボっている」ように見えるこの食い違いの犯人として、中心に...
宇宙・天文

ダークマターを“欠く”3例目の銀河、ケック望遠鏡が発見

宇宙にある銀河のほとんどは、目に見えない「ダークマター(暗黒物質)」にがっちり包まれている——というのが、これまでの常識でした。ところが、その常識に当てはまらない銀河が、また一つ見つかりました。ハワイ・マウナケア山頂のケック望遠鏡による観測...
宇宙・天文

6つの銀河が1つに——ジェイムズ・ウェッブが“宇宙最大級の銀河”が生まれる瞬間をとらえる

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)が、少なくとも6つの銀河がぶつかり合いながら1つの巨大な銀河へまとまっていく“現場”をとらえました。しかも、その中心では超巨大ブラックホールも同時に育ちつつあります。銀河と、その中心にあるブラックホ...
宇宙・天文

天の川の100分の1サイズの銀河が、生まれたての宇宙の霧を焼き払っていた

生まれたばかりの宇宙は、水素のもやに覆われて光がまっすぐ進めない、いわば「霧の中」のような状態でした。その霧をいったい何が晴らして、宇宙は今のように透き通ったのか——天文学が長年追いかけてきた大きな問いです。ハッブル宇宙望遠鏡が、その「霧が...
宇宙・天文

JWSTが見つけた『小さな赤い点』の正体は、生まれたての超巨大ブラックホールだった

宇宙望遠鏡が撮った写真の中に、正体のわからない「小さな赤い点」がたくさん写っていました。十数億光年どころか、宇宙が生まれて数億年しか経っていないころの姿です。これがいったい何なのか、研究者たちはずっと頭を抱えてきました。その答えが出ました。...