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潰れた航空会社のデータが競売に——Googleが1,000万ドルで落札、目的はAI

2026年5月2日、アメリカの格安航空会社スピリット航空が突然すべての運航を止め、34年の歴史に幕を下ろしました。倒産した会社は、借金を返すために資産を売ります。飛行機、備品、商標——ここまでは想像がつきます。ところが今回の破産手続きでは、...
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有機ELテレビは6年で「明るく」なった——でも「焼き付き」は変わっていない

有機EL(OLED)のテレビやモニターは、この数年でずいぶん明るくなった。発色のよさはそのままに、昼間のリビングでも見やすくなり、HDRの映像もきちんと表現できるようになっている。ところが、長時間の耐久テストを続けてきた海外のレビューサイト...
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皮膚で読む警報——毒物を検知すると振動パターンで知らせるパッチ

皮膚に貼っておくと、まわりの空気や水に危険な物質が混ざったときに、振動で知らせてくれるパッチがあります。米ノースカロライナ州立大学の研究チームが作ったもので、有毒なガス、空気中に漂う有害な粒子、水の中の重金属といった環境中の危険を検知します...
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ファミコンのネット機能、2026年に復活——消えたNTTの通信網ごと再現

1988年、ファミコンを電話回線につないで株の売買や情報のやりとりができる周辺機器が日本で売られていました。「通信アダプタ」——英語圏では「ファミリーコンピュータ ネットワークシステム(FCNS)」と呼ばれている機器です。この古い仕組みを、...
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電気トラックが行けない場所へ——「ディーゼルで発電して走る」トラックが生まれた理由

大型トラックの電動化には、乗用車とはくらべものにならない壁があります。電池が重すぎるのです。たとえばテスラの大型EVトラック「セミ」は、電池だけでおよそ6トンを積んでいると推定されています。トラックには積める総重量の上限があるので、電池が重...
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移植患者の名前が平文で飛んでいた——NHSのポケベルで発覚したデータ漏えい

臓器移植を待つ患者の名前と生年月日が、暗号化されていないポケベルの電波に乗って飛んでいました。イギリスのNHS(国民保健サービス)で臓器移植の調整を担うNHS Blood and Transplant(NHSBT)が、BBCの調査報道を受け...
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3Dプリントが層で割れる問題、レーザーで「乗せる直前に溶かす」改造でABSは94%まで縮んだ

3Dプリンターのヘッドに、レーザーを2基くくり付けた人がいる。切るためでも、彫るためでもない。これから樹脂を乗せる場所を、乗せる直前に温めて溶かすためだ。と名乗る製作者によるこの改造が、2026年8月16日付のHackadayで紹介された。...
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旅客機の計器は、数千円のマイコンで書き換えられる——737の実機部品で示された「配線規格」の弱点

飛行機の中では、高度計や速度計、オートパイロット、燃料計といった機器が、たえず数字をやりとりしています。その配線に使われている規格のひとつが「ARINC 429(アリンク・429)」で、1977年に決められ、いまも旅客機で広く使われています...
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OpenAIとジョニー・アイブの最初のデバイスは「画面のない金属のドーナツ」と報道

iPhoneやiMacのデザインで知られる元アップルのデザイン責任者、ジョニー・アイブ氏。この人がOpenAIと組んで何かを作っている——という話は1年以上前から出ていましたが、その中身がようやく見えてきました。米Bloombergが202...
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蒸気を一気に抜くと、皮が一枚で剥がれる——工場のジャガイモはこう剥かれていた

果物やジャガイモの皮は、刃物で削って剥く。ほとんどの人が疑ったこともない前提だと思いますが、工場ではそうしていないことがあります。刃物の代わりに使うのは、高温高圧の蒸気。この方式を個人の工房で再現してみせたのが、複雑な機械の自作で知られるY...
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壁の向こうの呼吸をWi-Fiの乱れで検知する自作プロジェクトが公開

部屋の中には、いつもWi-Fiの電波が飛んでいます。その電波、実は人の体があると乱れます。人間の体はおよそ6割が水分で、水は2.4GHzの電波をよく反射するからです。この「体が電波を乱す」という現象だけを頼りに、カメラも人感センサーも使わず...
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感染源はソースコードではなく「設定ファイル」——npmを襲った新型ワームChainDrop

2026年8月4日、マイクロソフトをはじめとする複数のセキュリティ研究者が、JavaScriptのパッケージ配布サービス「npm」を舞台にした大規模な攻撃を検出しました。「ChainDrop(チェーンドロップ)」と名付けられた自己増殖型のマ...
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GPU代10ドルで自作検索エンジン——動いたのに拾ってきたのは「間違ったウェブ」だった

GPUのレンタル代が約10ドル、使ったストレージは1GB未満。それだけの元手で、約56万件のサイトを索引した自分専用の検索エンジンを作った人がいます。英国ノッティンガムのソフトウェア開発者、Alex Morley-Finch氏です。名前は「...
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満タン1回で1,980km——日産e-POWERのギネス記録と「下り坂」という但し書き

満タン1回、給油なしで1,980km。日産の欧州向けコンパクトSUV「キャシュカイ(Qashqai)e-POWER」が、南米コロンビアの首都ボゴタからカリブ海沿岸までを走り切り、ギネス世界記録に認定されました。距離にすると、東京―大阪間(約...
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16年間、誰も踏まなかった——SQLiteの奥に眠っていたバグを半年かけて掘り当てた話

WireGuardをベースに、端末どうしを直接つないで仮想的なネットワークを作るサービス「Tailscale」が、8月12日、半年におよんだ障害の顛末をブログで公開した。原因は自社のコードではなく、その下で動いていたSQLiteの中にあった...
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海底の通信ケーブルが、鳴いていないクジラの動きを捉えた

北極圏スヴァールバル諸島の沖、海底に埋められた髪の毛ほどの太さのガラス繊維が、水の中を進む巨大な何かを捉えました。シロナガスクジラです。ただし、拾ったのは鳴き声ではありません。体が水を押しのけたときに生まれる、ごく低い周波数の圧力の波でした...
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排気は水18リットル——水素を「燃やす」車が時速653kmの世界記録

水素を2kgちょっと燃やして、時速653キロ。排気として出てきたのは、水18リットル——。2026年8月、米ユタ州のボンネビル・ソルトフラッツで、英国の建設機械メーカーJCBが作った「JCB Hydromax(ハイドロマックス)」という車が...
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真空管もトランジスタも使わない国産コンピュータ——0と1の正体は「波の位相」だった

コンピュータの歴史は、ふつうリレー、真空管、トランジスタ、そして集積回路という順番で語られます。ところが1950年代の日本には、このどれでもない部品で動くコンピュータがありました。素子の名前はパラメトロン。1954年、当時東京大学の大学院生...
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英国政府がGitHubの公開リポジトリ1,500本超を予告なく削除――中身は「ありふれたコード」だった

英国政府の各機関がGitHubで公開していたソースコードのリポジトリ(コードの置き場)が、予告なく大量に削除されていました。気づいたのは政府ではなく、英国のハッカーイベント「Electromagnetic Field」の共同創設者として知ら...
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メモリが1年で6倍、来年は12倍——クラウド大手の値上げ発表に表れたAIの食欲

フランスの大手クラウド事業者OVHcloudが、2026年9月からサーバのレンタル料金を最大87%引き上げると発表しました。値上げ幅もさることながら、注目したいのはCEOが公開した「部品ごとの仕入れ値の内訳」です。そこには、AIブームがコン...
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太陽光だけで走る「診療所」——電気の来ない土地へ向かう救急車 Stella Juva

オランダのアイントホーフェン工科大学の学生チーム「Solar Team Eindhoven」が、太陽光だけで走る救急車「Stella Juva(ステラ・ユバ)」を発表しました。チームいわく、太陽光で走る救急車としては世界初。2026年7月2...
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圧力ではなく体積を送る——3Dプリンタで途切れないチューブを吹く実験

3Dプリンタは、溶けた樹脂を細く押し出して、層を積み重ねて物体を作る機械です。ところがドイツの機械いじり系YouTubeチャンネル「Roetz 4.0」のJanさんは、この機械を「途切れないチューブを延々と吹き続ける機械」に作り替えようとし...
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中身が同じスマートグラス2機種、片方だけ壊さず開いた——差は接着剤だった

スマートグラスは、壊れたらそこで終わり。バッテリーが劣化しても交換できず、そのまま電子ごみになる——この分野を追いかけていると、そんな分解レポートばかり目にします。メーカー側の説明はいつも同じで、「小さくて、部品が詰まっていて、防水も必要だ...
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捨てていた熱で発電する——レーザー充電ドローンの受光装置が効率38.49%を達成

地上からレーザーを当てて、飛んでいるドローンを充電する——そんな技術の「受け取る側」で、大きな前進がありました。中国民航大学の研究チームが開発した受光装置が、届いたレーザーのエネルギーの38.49%を電気に変換したと報告したのです。同じ条件...
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クッキングシートに彫った電子回路——「はじく紙を削る」逆転の発想で解像度が一桁上がった

電子回路の土台といえばシリコンやプラスチックの基板ですが、それを「紙」で置き換えようという研究分野があります。ペーパートロニクス(papertronics)=紙の電子回路と呼ばれる分野で、米ビンガムトン大学(ニューヨーク州立大学)の研究チー...
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ランサムウェアが狙っていたのは社長ではなく課長だった——被害者351人の内訳

ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)の被害が報じられるとき、話題になるのはたいてい「どの会社がやられたか」「どのシステムが止まったか」「いくら要求されたか」です。その一段手前、つまり最初に乗っ取られたのが社内のどんな立場の人だったのかは、...
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未来のパソコンは1973年に完成していた——ゼロックスがAltoを売らなかった本当の理由

マウスで操作する画面、見たまま印刷できる文書ソフト、ネットワーク越しのメール、そしてレーザープリンタ。いま私たちが当たり前に使っているパソコンの要素を、1973年の時点でほぼ全部そろえていたマシンがあります。ゼロックスのパロアルト研究所(P...
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「何をしても必ず失敗する」ファイルシステムがLinuxに入ろうとしている

Linuxに、ちょっと変わったファイルシステムが加わろうとしています。名前はFailFS(フェイルエフエス)。「fail」は失敗という意味で、その名のとおり、何をやっても必ず失敗するように作られています。開くこともできない、中身の一覧も見ら...
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レジ袋と同じプラスチックから、リサイクルできる伸縮糸が生まれた

牛乳ボトルやレジ袋に使われている、ごくありふれたプラスチック。それと同じ系統の素材だけで、スパンデックス並みに伸び縮みする糸を作った——そんな研究を、MIT(マサチューセッツ工科大学)機械工学科のチームが発表しました。糸の詳細は2026年7...
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チェルノブイリのロボットは次々に壊れた——生き残ったのは空港カートと真空管の1台

1986年のチェルノブイリ原発事故では、爆発で吹き飛んだ原子炉の中身——高濃度に汚染された黒鉛や燃料の破片——が、建物の屋根の上に散らばりました。線量は場所によって毎時数千レントゲンに達し、人が作業できる時間は1回あたりわずか数十秒。そこで...