生命の起源

地球科学

【地球年表02】先カンブリア時代 太古代 – 生命の痕跡が残りはじめた時代

太古代(たいこだい)は、地球の歴史の2番目の区分です。約40億3100万年前から約25億年前まで、およそ15億3000万年間。地球の46億年のうち、3分の1がこの時代に入ります。始生代(しせいだい)という呼び方もあります。前の時代との境目は...
科学・宇宙

星と星のあいだで「糖」を初検出——生命の材料は宇宙で用意されはじめていた?

星と星のあいだの、ガスと塵(ちり)がうすく漂う空間から、「糖(とう)」の分子が初めて直接見つかりました。見つかったのはエリスルロースという、炭素が4個つながった糖です。糖はRNAやDNAを組み立てる部品でもあるので、「生命の材料になりうる物...
科学・宇宙

家の屋根を突き破った隕石に、「生命の材料」が詰まっていた

アメリカ・ニュージャージー州の民家で、屋根と寝室の天井を突き破って落ちてきた石があります。分析してみると、それは太陽系ができたころの姿をとどめた珍しい隕石で、しかもアミノ酸や有機物――生きものの体をつくる材料につながる分子――を含んでいまし...
科学・宇宙

月に降りるたび、生命の起源の手がかりが薄れていく

月の極には、太陽の光が一度も差し込まないクレーターがあります。そこには氷があり、その氷の中には、40億年前に彗星や小惑星が運んできた有機分子がそのまま残っているかもしれない——地球ではプレートの動きと風雨がとっくに消してしまった、生命が生ま...
化学・生命の起源

32億年前の酵素を”復元”――地球最初期の生命と、その痕跡の読み方を確かめる

32億年前に使われていた酵素を"復元"して、現代の微生物の中で働かせた——そんな研究が発表されました。しかもそれによって、岩石の中に残る「大昔の生命の痕跡」を読み解く手がかりが、ちゃんと信頼できるものだと確かめられました。地球にまだ単純な微...
宇宙・天文

小惑星の衝突が、地下に“生命のゆりかご”を作っていたかもしれない

恐竜を絶滅させた小惑星の衝突は、地球にとって最悪の災厄の代名詞のように語られてきました。ところが、その「破壊」こそが生命の始まりを後押ししたかもしれない——という研究がアメリカのサウスウエスト研究所(SwRI)から出ています。衝突が地表を作...
宇宙・天文

宇宙で最大の「硫黄入り分子」を発見——星が生まれる前の雲の中で

天の川銀河の中心近くにある冷たいガスの雲から、硫黄をふくむ「環(わ)っか」の形をした分子が見つかりました。原子13個でできていて、これまで宇宙空間で確認された硫黄入りの分子としては最大です。しかも、まだ星が一つも生まれていない雲の中でのこと...
化学・生命の起源

食べて、育って、増える——人工細胞「SpudCell」が公表される

人の手で組み立てた小さな袋が、栄養を取り込んで育ち、遺伝情報をコピーして二つに分かれた——。アメリカ・ミネソタ大学の研究チームが2026年7月1日、そんな合成細胞「SpudCell(スパッドセル)」を公表しました。生き物がもともと使っている...
化学・生命の起源

生命の始まりに迫る小さなRNA――45個の部品でできた「QT45」が自分自身をコピーした

生命はどうやって始まったのか——という大きな問いに、たった45個の部品でできた小さなRNAが新しい手がかりを与えました。イギリスの研究チームが「QT45」と名づけたこのRNAは、自分自身のコピーと、その"鋳型(いがた)"になる裏返しの鎖の両...
宇宙・天文

恐竜を絶滅させた隕石が、地下に作った“生命のゆりかご”——想定の4倍、800万年続いていた

恐竜を絶滅させた巨大隕石は、地表をめちゃくちゃにしただけではなかったようです。同じ衝突が地面の下に、生命を育めるかもしれない温かい環境を作り、それが想定の4倍も長く続いていた——そんな研究がまとまりました。隕石といえば「絶滅」のイメージが強...