科学ニュース

科学ニュース・論文

密度の限界を突破した「人工太陽」——理論の予言を実験で初確認

中国の核融合実験装置「EAST(イースト)」が、長いあいだ「ここから先は無理」とされてきた密度の壁を越えて、プラズマを安定して保つことに成功しました。しかもその越え方は、ある理論が前もって「越えられる領域があるはずだ」と予言していたとおりの...
科学ニュース・論文

「呼吸する」レーザーの謎、ひとつの数式で解けた

レーザーの光は、ふだん一定の強さで出ているように思える。ところが、出てくる光のかたまりが、リズミカルに大きくなったり小さくなったりを繰り返す——まるで呼吸しているようなレーザーがある。「ブリーザー(breather=呼吸するもの)」と呼ばれ...
科学ニュース・論文

1ゼプトジュール未満を実測——暗黒物質探しにもつながる超高感度センサー

フィンランドの研究チームが、想像しづらいほど小さなエネルギーを測り取ることに成功しました。その大きさは、わずか0.83ゼプトジュール。1ゼプトジュールにも届かない量です。「これまでで最も小さなエネルギーを、計算上の見積もりではなく実際に測っ...
科学ニュース・論文

反物質を史上初めて「車」で運ぶことに成功——CERNの挑戦

反物質を、トラックの荷台に積んで運ぶ。SF映画に出てきそうな話が、2026年3月に実際に行われました。スイスのジュネーブ郊外にある研究機関CERN(セルン、欧州合同原子核研究機関)が、ごく微量の反物質を車に載せて構内を走らせ、無事に元の場所...
科学ニュース・論文

87年ぶりに「見えた」現象——暗黒物質探しの土台を固めた初観測

1939年に予言されながら、87年ものあいだ誰も直接は見たことがなかった現象が、ついに実験で確かめられました。「ミグダル効果」と呼ばれるごく小さな現象で、宇宙の正体に関わる暗黒物質(ダークマター)を探すための、確かな足場になると期待されてい...
未分類

陽子の4倍重い新粒子をCERNが発見——20年来の謎に決着

スイスのCERN(セルン)にある巨大加速器で、新しい素粒子が見つかった、という発表があった。陽子(ようし)によく似た構造を持ちながら、重さは陽子のおよそ4倍。しかもこの観測は、20年あまりくすぶっていた物理の「食い違い」にも決着をつけた。主...
宇宙・天文

星のまたたきが教えてくれた、1万光年先の惑星衝突

約1万1千光年も離れた宇宙の片隅で、2つの惑星がぶつかった——その“現場”らしき痕跡を、地球からの観測でとらえた、という話です。しかもその衝突は、はるか昔に私たちの「月」が生まれたときの出来事とよく似ているかもしれない、というおまけつき。今...