チャットでのやりとりに慣れてくると、「これ以外にも何かできるのかな」と気になってくる頃かもしれません。Claudeには、文章のやりとり以外にも便利な使い方がいくつかあります。ここでは、もう一歩踏み込んでみたい人向けに、知っておくと活用の幅が広がる機能をかいつまんで紹介します。
なお、このあたりの機能は更新がわりと速いので、細かい仕様は「こういうことができる」という雰囲気でとらえてもらって、気になったら後述の公式情報で確認するのがおすすめです。
PDF・画像・表を読ませてみる
Claudeは、こちらが渡したファイルの中身を読んで答えてくれます。入力欄にPDFをドラッグして「この資料を3行で要約して」と頼んだり、長い契約書や論文から必要な部分を抜き出してもらったり、といった使い方ができます。
画像も読み取れます。書類やホワイトボードを撮った写真を渡して「ここに書いてある内容を文字に起こして」と頼んだり、グラフの画像から数字を読み取ってもらったり。CSVやExcelのような表データを渡して、傾向をざっくり整理してもらうのも便利です。手元の資料を起点に相談できるようになると、できることが一気に広がります。
長い文章もまとめて渡せる
Claudeは、けっこうな分量の文章を一度に扱えます。長いレポートや議事録、何ページもある資料をまるごと渡して、「要点だけ箇条書きにして」「この中で結論にあたる部分はどこ?」と聞くと、ざっと目を通す代わりをしてくれます。
全部を読む時間はないけれど中身は押さえておきたい、というときに重宝します。気になった箇所をさらに深掘りして質問していけば、長い文章とも対話するように付き合えます。
「プロジェクト」で前提を覚えさせる
同じテーマで何度もやりとりするなら、「プロジェクト」機能が便利です。これは、関連する資料や「こういう前提で答えてね」という指示をまとめて登録しておける作業スペースのようなもの。一度設定しておけば、その中での会話にはいつもその前提が効くので、毎回ゼロから事情を説明しなくて済みます。
たとえば「自分のブログ用」のプロジェクトを作って、文体の見本やルールをアップしておけば、新しい記事を頼むたびにトーンを説明し直す手間が省けます。ある程度まとまった仕事を継続して進めたいときに、力を発揮する機能です。
新しい情報はWeb検索で補う
Claudeは、必要に応じて自分でWebを検索して答えてくれます。最近の出来事や、刻々と変わる情報については、こうして調べたうえで返してくれるので、「それって今どうなってる?」といった質問にも対応しやすくなっています。
ただし、検索した内容がいつも完全に正しいとは限りません。大事な判断にかかわることは、示されたリンク元をのぞいて自分でも裏取りする、というひと手間を残しておくと安心です。
チャットの外にも広がっている
Claudeは、いわゆるチャット画面だけにとどまりません。たとえばプログラミング作業を任せられる「Claude Code」や、デスクトップ上でファイル整理や調べ物といった作業を自分で進めてくれる「Cowork(コワーク)」など、用途に特化したツールも用意されています。
こうした応用的なツールは、有料プランが必要だったり、対応する環境が決まっていたりするものもあります。今すぐ全部を使う必要はありませんが、「チャット以外にもこういう世界が広がっているんだな」と頭の片隅に置いておくと、いざというときの選択肢になります。
気になったら最新情報を確認しながら
ここで紹介した機能は、対応ファイルやプラン、使える範囲などが折々で変わります。実際に試してみて「あれ、画面が違う」と思ったら、公式ヘルプセンターで今の仕様を確かめてみてください。
とはいえ、難しく考えず、まずは手元のファイルを一つ読ませてみる、プロジェクトを一つ作ってみる、くらいの軽い気持ちで十分です。ひとつ試すと、次の「こんなこともできるかも」が自然と見えてきます。これからもClaudeの使い方を、いろいろな角度から紹介していく予定です。


コメント