「最近、AIがすごいらしい」という話はよく聞くけれど、ChatGPT以外の名前はあまりピンとこない。そんな人は多いと思います。
この記事で紹介する「Claude(クロード)」も、そんなAIの一つです。名前は聞いたことがあっても、何ができるのか、ChatGPTと何が違うのか、いまいち分からない。私も最初はそうでした。
このシリーズでは、そんな「気になるけど、よく知らない」段階の人に向けて、Claudeを少しずつ紹介していきます。今回はその入り口として、そもそもClaudeとは何者なのか、どう始めればいいのかを、肩の力を抜いて見ていきましょう。
Claudeって、そもそも何?
Claudeは、アメリカのAnthropic(アンソロピック)という会社が作っている対話型のAIです。読み方は「クロード」。チャットの画面に話しかけるように文章を打つと、それに答えてくれる、という点ではChatGPTと同じ仲間だと思ってもらえれば大丈夫です。
文章を書いてもらったり、長い資料を要約してもらったり、調べ物の整理を手伝ってもらったり。やり取りはすべて会話形式で、しかも日本語にきちんと対応しています。専門的な知識がなくても、思いついたことをそのまま日本語で打てば返事が返ってくる、というシンプルさが魅力です。
ChatGPTと何が違うの?
ここが一番気になるところだと思います。ただ、最初にお伝えしておくと、「どっちが優れているか」という話ではありません。それぞれ得意なことの方向性が少し違う、という程度に捉えるのがちょうどいいです。
よく言われるのは、Claudeは文章の自然さに定評がある、という点です。書いてもらった文章が、いかにも機械が作ったという感じになりにくく、人が書いたような落ち着いたトーンになりやすい、と評価されています。長めの資料を読み込ませて要点をまとめてもらう、といった使い方も得意とされています。
一方のChatGPTは、利用者が多いぶん情報やノウハウが豊富で、いろいろな外部機能との連携も充実しています。どちらも優秀なので、両方触ってみて、自分の用途に合うほうを選べばいい、というのが正直なところです。実際、両方を使い分けている人も少なくありません。
お金はかかるの?無料で使えるの?
まず安心してほしいのは、Claudeは無料で使い始められるということです。メールアドレスがあれば登録でき、自分で有料プランを契約しない限り、勝手に課金されることはありません。
有料プランとしては、個人向けに月20ドル(米国価格)のProプランなどがありますが、最初は無料の範囲で十分です。無料版でも、性能の高いモデルが制限つきで使えます。たくさん使うようになって「もっと使いたい」と感じてから、有料を検討すれば大丈夫です。
なお、Claudeはプランやモデルの中身がわりと頻繁に新しくなります。この記事の情報も執筆時点(2026年6月)のものなので、登録前に最新の内容は公式ヘルプセンター(https://support.claude.com)でさらっと確認しておくと安心です。
どうやって始めるの?
始め方はとてもシンプルです。公式サイト(https://claude.ai)にアクセスして、メールアドレスでアカウントを作るだけ。スマホで使いたい人は、iOSやAndroid向けのアプリも出ています。パソコンのブラウザでもアプリでも、好きな方法で使えます。
登録が終わったら、あとはもう触ってみるのが一番です。難しく考えず、最初の一言を打ってみましょう。
最初の一言、何を打てばいい?
「いざ画面を開いたものの、何を打てばいいか分からない」というのは、AIを始めるときの定番のつまずきです。でも、本当に何でも構いません。
たとえば、こんな感じで話しかけてみてください。
「はじめて使うので、あなたに何ができるのか教えて」
「自己紹介してみて」
「梅雨の時期におすすめの過ごし方を3つ教えて」
こんなふうに、普段の言葉でそのまま打って大丈夫です。きれいな文章にする必要も、専門用語を使う必要もありません。返ってきた答えに対して「もっと短く」「もう少し詳しく」と続けて頼めば、会話しながら調整していけます。この「会話して直していく」感覚は、実際に触ってみると一番つかみやすいので、まずは気軽に一言、打ってみてください。
おわりに
今回は、Claudeがどんなものか、どう始めるかをざっと紹介しました。とりあえず登録して、何か一言打ってみる。それができれば、第一歩はもう踏み出せています。
このシリーズでは、これからも上手な頼み方や日常での活用例など、Claudeをもっと使いこなすための話を少しずつ紹介していく予定です。よければ続けて読んでみてください。


コメント