宇宙・天文

太陽系の外から来た彗星「3I/ATLAS」、ウェッブが探る“100億年前”の出身地

太陽系の外からやって来た彗星を、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡がとらえました。その成分を分析したところ、太陽系で生まれた彗星にはまず見られない「異質な比率」が出てきて、研究チームは驚いたといいます。手がかりをたどると、この彗星は100億年以...
テクノロジー

ラズパイ在庫サイト「Rpilocator」が7月で閉鎖——AI対策ボット遮断の巻き添えで

ラズベリーパイ(小型の安価なコンピューター)の在庫と価格を、世界中の販売店からまとめて一覧してくれる無料サイト「Rpilocator」が、7月で更新を止めることになりました。運営者がBlueskyで告知したもので、止める理由のひとつが「サイ...
テクノロジー・エネルギー

「火力発電で充電するEVはガソリン車より汚い」は本当か——MITの最新研究

「火力発電の電気で充電するなら、EV(電気自動車)はガソリン車より環境に悪い」——長く言われてきた話です。ところが最新の研究は、そうではないと改めて示しました。アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)のチームが、車を作る段階から走らせる...
科学・自然

翼竜の化石から「食べていたもの」が分子で読み取れた

ブラジルで見つかった翼竜(よくりゅう)の化石から、これまで誰も取り出せなかったものが見つかりました。骨そのものの微細な構造に加えて、その翼竜が生きていたときの体に由来する分子——いわば「化学的な痕跡」です。しかもその分子は、何を食べていたか...
テクノロジー

ガラケーの顔でAndroidアプリが動く——コモドール復活の異色スマホ「Callback 8020」

コモドール(Commodore)といえば、1980年代に大ヒットした家庭用パソコン「Commodore 64」を思い出す人も多いブランドです。そのコモドールが、折りたたみ式の携帯電話「Callback 8020」を発表しました。見た目はひと...
宇宙・天文

砂を「泳ぐ」トカゲに学んだ火星ローバー、やわらかい砂地で従来型を上回る

火星の砂は、探査車にとっていちばん厄介な相手のひとつです。やわらかい砂地に車輪を取られて動けなくなれば、数億円規模の探査機がそのまま立ち往生しかねません。その難所を、サハラ砂漠に住む小さなトカゲのやり方で乗り越えようという研究が出てきました...
AI・テクノロジー

AIは大量にコードを書けるが、品質は別の話――Cursorのブラウザ騒動から

AIに任せたら、1週間でWebブラウザが1本でき上がった――そんな発表が、年明けのエンジニア界隈をざわつかせました。発表したのはAIコーディング支援ツールで知られるCursor。話だけ聞くとすごいのですが、実際に中身をのぞいた開発者たちの反...
AI・テクノロジー

eBayが「買い物代行AI」を利用規約で締め出した理由

ネットオークションやフリマでおなじみのeBay(イーベイ)が、利用規約を書き換えて「買い物を代わりにやってくれるAI」を締め出しました。商品を自分で探し、最後の購入ボタンまで押してしまう——そういうAIを、許可なくサイト上で使ってはいけない...
ゲーム

GTA6は通常版80ドル、日本は9,800円――ゲーム価格はどこまで上がるのか

ロックスター・ゲームスが、人気シリーズの最新作「グランド・セフト・オートVI(GTA6)」の価格と予約開始日を発表しました。通常版は79.99ドル。北米基準のこの数字がそのまま注目を集めたのは、家庭用ゲームの「1本=80ドル」がいよいよ現実...
科学ニュース・論文

同じ電気から、もっと引き出す——AI時代の電力需要に効く電力モジュール「ULIS」

AIを動かすデータセンターが大量の電気を使うようになり、世界の電力需要が急速に伸びています。足りない分を新しく発電するのも一つの道ですが、もう一つ、「いま使っている電気を、もっと無駄なく使う」という考え方があります。その方向で、アメリカの国...
宇宙・天文

巨大ブラックホールは暗黒物質に包まれている?光の反響が示した手がかり

「見えないのに、確かにそこにある」とされる暗黒物質(ダークマター=光で見えない物質)を、光の“こだま”を使って間接的に捉えられるかもしれない——そんな研究が出ました。狙いをつけたのは、天の川銀河の中心にあるような巨大ブラックホールの周りです...
宇宙・天文

中国の宇宙往還機、軌道で「謎の物体」を放出か

中国の宇宙往還機が、軌道上でなにかを切り離した――。そんな観測が、宇宙を見張る民間企業から報告されました。放たれた物体が何なのかは、いまのところ分かっていません。淡々とした観測報告ですが、相手が「中身を一切公表しない」謎多き機体だけに、いろ...
テクノロジー

宇宙より冷たい-271℃でも動く半導体——酸化ガリウムが量子計算に開く道

普段使っているスマホやパソコンの部品は、じつは寒さにも暑さにも、思ったより狭い範囲でしか耐えられません。だいたい-173℃あたりを下回ると電子部品はうまく動かなくなり、逆に熱のほうも、たいていの部品は200℃に届く前に音を上げます。その「効...
AIニュース

AIに奪われやすい仕事、立て直しにくい層の86%が女性——米シンクタンクの分析

「AIに置き換えられやすい仕事」を職業ごとに調べていくと、その影響がとくに重くのしかかりそうな人たちの約86%が女性だった——。米シンクタンクのブルッキングス研究所と、AIの社会的影響を研究する GovAI(Centre for the G...
AIニュース

「存在しない論文」を引用するAI——トップ学会をすり抜けた100件

「実在しない論文を引用している」——そんな指摘が、世界でもっとも格が高いとされるAIの学会に通った論文から、いくつも見つかりました。引用先として書かれている著者も、論文のタイトルも、リンク先も、たどっていくとどこにも存在しない。しかも見つか...
AIニュース

約2万3000語の「Claudeの憲法」――AIは感情を持ちうるのか、という問い

AIを作っている会社が、自分たちのAIに向けて約2万3000語の「憲法」を書き、その全文をネットに公開した——。今年1月、そんな少し風変わりなニュースがありました。書いたのは、Claude(クロード)というAIを開発するAnthropic(...
AI・テクノロジー

動画生成AI「Seedance」とは? TikTok運営元がつくる最新モデルをやさしく解説

動画を作るAIの世界が、また一段にぎやかになってきました。テキストや画像を渡すだけで、音まで付いた動画を丸ごと生成してくれる——そんなツールのひとつが「Seedance(シーダンス)」です。2026年6月23日には新しいバージョンの発表もあ...
科学ニュース・論文

金の微細構造で、ナノのすきまを越える熱を最大4倍に

熱いコーヒーはそのうち冷め、動かしているノートパソコンは手のひらに熱を伝えてくる。熱は高いほうから低いほうへ、まわりへ自然と散っていく——これがふだん私たちが知っている熱のふるまいだ。ところが、ものとものとのすきまを、髪の毛の太さよりはるか...
科学ニュース・論文

「暗号が破られる日」は思ったより近い? 量子コンピューターに必要な部品を一桁減らす新設計

量子コンピューターが実用化すれば、いまインターネットの通信を守っている暗号の多くが破られてしまう——これは以前から指摘されてきた話です。ただ、その「いつか」はずっと遠い未来のことだと考えられてきました。代表的な暗号であるRSA(アールエスエ...
AI・テクノロジー

Qwen3-TTSを自分のパソコンにインストールして動かす手順

テキストを入れると自然な音声で読み上げてくれる——そういうテキスト読み上げ(TTS、Text to Speech=文字を音声に変換する技術)のモデルはいくつもあります。Qwen3-TTS(クウェン・スリー・ティーティーエス)が目を引くのは、...