スピントロニクス

物理

NでもSでもない「第3の磁性」を、層のあいだにコバルトを挟んだ結晶で初めて見た

磁石にはNとSがある。学校で習うこの磁性は、強磁性と呼ばれます。鉄やコバルトの中で、原子ひとつひとつが持つ小さな磁気の向きがそろい、全体として大きな磁場を外に出す状態です。もうひとつ、隣どうしの磁気が反対を向いて打ち消し合い、外から見るとま...
物理

147年前に見つかったホール効果、「磁化が垂直でなければ出ない」という前提が実験で崩れた

電流を流した板に磁石を近づけると、電流とは直角の方向に電圧が出る。1879年にアメリカの物理学者エドウィン・ホールが見つけたこの現象は「ホール効果」と呼ばれ、いまも磁気を測るいちばん基本的な道具として使われています。その派生形である「異常ホ...
テクノロジー・エネルギー

「確率で計算するコンピューター」が半導体チップに載った——東北大などが世界初の実証

いまのコンピューターは、0か1かをきっちり決めて計算します。ところが、わざと0と1のあいだを行ったり来たり、確率的にゆらがせたほうが速く解ける問題があります。その「ゆらぐ計算」を担う部品を、東北大学と米国国立標準技術研究所(NIST)のチー...