プレプリント

医学・健康

長寿家系のゲノムに見つかった「炎症を弱める」希少変異

長生きは、ある程度「家系で受け継がれる」ことが知られています。オランダのライデン大学医療センターの研究チームが、そうした長寿家系212組のゲノムを丸ごと調べたところ、長く健康でいられることに関わっていそうな希少な遺伝子変異が12個浮かび上が...
人類進化

澎湖水道から引き上げられた脚の骨——デニソワ人は190cm近かったかもしれない

台湾の西にある澎湖(ポンフー)水道の海底から、漁師の網に引っかかって引き上げられた骨があります。右の太ももの骨(大腿骨)と、右のすねの骨(脛骨)。この2点を調べたところ、どちらも絶滅した人類「デニソワ人」のもので、しかもかなり大柄だった——...
科学・宇宙

宇宙人は星の「回転」を盗んでいるかもしれない——高校生が出したSETIの新しい探し方

宇宙のどこかにいる文明が作った巨大構造物を探す、という話でまず名前が挙がるのはダイソン球です。恒星をまるごと覆って、その光を残らずエネルギーに変える仮想の建造物。赤外線望遠鏡で何十年も探されてきましたが、これだと確定した例はまだひとつもあり...
科学・宇宙

見えない宇宙を「電波の閃光」で照らす——高速電波バーストを光源にする新しい観測アイデア

宇宙には、どんなに高性能な望遠鏡を向けてもうまく見えないものがある。銀河と銀河のあいだに広がるうすいガスや塵、それに磁場だ。星のように自分から光らないので、まともに写らない。この「見えない部分」を、まったく別の方法で照らし出せるかもしれない...
科学・宇宙

プトレマイオスは間違っていなかった:テータ・エリダニが1000年輝き続けた理由

いま夜空でテータ・エリダニ(θエリダニ)を探すと、2.9等の星が見つかります。肉眼で見えはするものの、目を引くほどではない、ふつうの明るさです。ところが古代の天文学者は、この星を「空でもっとも明るい13個」のひとつに数えていました。しかも、...
医学・健康

コカイン“一度きり”で、脳細胞のゲノムに残る変化

コカインをたった一度使っただけで、脳の細胞のゲノムに二週間以上残る変化が刻まれる——マウスでそんな結果が出た、という報告が出ています。ふだん依存の研究では「くり返し使ううちに脳が変わっていく」という流れが語られますが、今回わかったのは、初回...
科学・宇宙

6つの超大質量銀河が一度に合体──近傍宇宙で見つかった極めてまれな系

銀河どうしがぶつかって合体するのは、宇宙ではめずらしくない。ただ、その多くは2つの銀河が1組になるパターンで、3つ、4つとなるとぐっと数が減る。ところが今回報告されたのは、太陽の1000億倍規模の巨大銀河が6つ、一度にひとつへとまとまりつつ...
AI・テクノロジー

AIに112人の公人を“なりすまし”させたら、本物より本物らしいと評価された

AIに政治家など112人の公人「になりきって」しゃべらせたら、その言葉が、本物の政治家が実際に語った言葉よりも「本物らしい・筋が通っている・質問に的確に答えている」と受け取られた——。そんな研究があります。しかも「なりすまし」のほうが、より...
宇宙・天文

ぶつからなくても絶滅する? 地球をかすめた巨大天体が大量絶滅を起こした可能性

恐竜を滅ぼしたのは巨大な隕石だった——これはよく知られた話です。でも、地球の歴史で起きてきた「大量絶滅」は、じつはほとんどが原因のはっきりしないまま残っています。火山なのか、気候なのか、海面の変化なのか、決め手に欠けるものが多いのです。そこ...