Hackaday

テクノロジー

3Dプリントが層で割れる問題、レーザーで「乗せる直前に溶かす」改造でABSは94%まで縮んだ

3Dプリンターのヘッドに、レーザーを2基くくり付けた人がいる。切るためでも、彫るためでもない。これから樹脂を乗せる場所を、乗せる直前に温めて溶かすためだ。と名乗る製作者によるこの改造が、2026年8月16日付のHackadayで紹介された。...
テクノロジー

圧力ではなく体積を送る——3Dプリンタで途切れないチューブを吹く実験

3Dプリンタは、溶けた樹脂を細く押し出して、層を積み重ねて物体を作る機械です。ところがドイツの機械いじり系YouTubeチャンネル「Roetz 4.0」のJanさんは、この機械を「途切れないチューブを延々と吹き続ける機械」に作り替えようとし...
テクノロジー

微積分なしでPID制御を体感——Googleスプレッドシートの上で動く実験台

エアコンの温度、モーターの回転数、3Dプリンタのヒーター。「目標の値に近づけて、そこで安定させる」という制御は身の回りに山ほどあって、その多くでPID制御という仕組みが働いている。ただ、このPID、勉強しようとすると説明に微分と積分が出てき...
テクノロジー

発泡スチロールを溶かした燃料で発電機は回った——ただしシリンダーの中はベタベタに

発泡スチロールを溶かして燃料に仕立て、その燃料でガソリン発電機を回した——という実験動画を、Hackadayが取り上げました。結果から言うと、発電機はふつうに回っています。ただ、そのあとシリンダーの中をのぞいたところ、光沢のあるガム状の付着...
テクノロジー

抵抗1本で、歩くロボットの脚に感覚を持たせる

歩くロボットに足の裏の感覚を持たせるのに、専用のセンサーは使わなかった。サーボモーターへ電気を送る線の途中に、抵抗を1本だけ直列に割り込ませる。それだけで、脚がどれくらいの力で踏ん張っているかが読めるようになった——。JD と名乗る製作者の...
テクノロジー

拾ったUSBメモリを挿す前に通す小箱——「USB Neutralizer」の効く範囲と効かない範囲

出どころのわからないUSBメモリは挿さない——セキュリティの基本としてよく言われる話です。ただ、実際には守りきれない場面があります。知人から「フォーマット済みだから平気」と渡された1本、通販で買った安いノーブランド品、会社の机に持ち主不明の...
テクノロジー

宇宙服もパラシュートも布なのに、工学部で裁縫を教えないのはなぜか

宇宙服は、縫ってつくられている。パラシュートも、ヨットの帆も、炭素繊維を樹脂で固めた部品も、もとをたどれば布か布状の素材を切って、重ねて、留める作業でできあがっている。導線を織り込んだ電子繊維(eテキスタイル)のように、布そのものが回路にな...
テクノロジー

手のひらに載る機械式テレビ——回る筒のすき間から5つの画面が浮かぶ

いま手元にあるテレビもスマホも、映像を出しているのは液晶や有機ELのパネルだ。細かい画素がびっしり並んでいて、動く部分はどこにもない。ところが、パネルを一枚も使わずに映像を出す装置がある。AncientJamesという名前で設計を公開してい...
テクノロジー

赤外線だけで「カラー動画」を撮る webカメラ3台の自作システム

市販のUSB webカメラを3台改造して、可視光をいっさい使わない「カラー動画」を撮る——という自作装置の記録です。写っているのは人の目に見えない赤外線だけ。それを3つの波長に分けて撮り、それぞれに赤・緑・青を割り当てて重ねると、色のついた...
テクノロジー

静止画のはずのJPEGが動く――1枚の画像にアニメを仕込む遊び

JPEGといえば、ウェブでもスマホでも毎日目にする、いちばんありふれた画像形式です。もちろん静止画なので、動いたりはしません。ところが最近、この「動かないはずのJPEG」1枚の中に複数のコマを仕込んで、パラパラ漫画のように見せてしまうプロジ...
テクノロジー

頭・あご・まばたきでパソコンを操作する自作ハンズフリーマウス

パソコンのマウスは、手が自由に動くことを前提に作られた道具です。では、けがや病気で手をうまく動かせない人はどうすればいいのか——その答えのひとつになりそうな自作プロジェクトが、海外のDIYコミュニティで公開されました。頭の向きでカーソルを動...
テクノロジー

スマホの録音を超音波でかき消す自作マイクジャマー

スマホのマイクは、少し離れた場所のひそひそ話でもきれいに拾ってしまう。ノイズを取り除いて声だけを浮かび上がらせる処理も年々賢くなっている。その性能を逆手に取って、「近くのスマホにまともな音声を録音させない」ための自作装置が公開された。しかも...
テクノロジー

昔のテレビの真空管でX線撮影装置を自作——廃品部品が透過写真を写すまで

昔の白黒テレビに入っていた真空管を使って、X線撮影装置を自作した人がいます。海外の電子工作コミュニティ「Hackaday」で紹介された、mircemkさんという製作者のプロジェクトです。ゴミとして捨てられていくような古い部品がX線の発生源に...
科学

1675年の「気圧計の中の光」の謎——水銀が生む静電気の正体

1675年のある晩、フランスの天文学者ジャン・ピカールが水銀気圧計を運んでいたとき、妙なことに気づきました。ガラス管の中、水銀の液面のすぐ上あたりが、暗がりでぼうっと光っていたのです。歩くたびに水銀が揺れて、そのたびに淡い光がちらつく。ピカ...
テクノロジー

同じカウンターを3通りで作ってみたら、複雑さは消えずに移動していた

ボタンを押すと表示の数字が1増える。ただそれだけの装置を、ハンガリーのNagy Krisztiánさんが3通りのやり方で組み上げ、並べて比べています。専用ICを並べた回路、EEPROMを変換表として使う回路、マイコン1個で済ませる回路。集積...
テクノロジー

コード補完もAIもない環境を選んで、テキストエディタをCで書いた

コード補完もAI統合も揃った今どきの開発環境を前にして、どうにも考えがまとまらない——そう感じた若いプログラマーが選んだ解決策は、1980年代のパソコンを買ってくることでした。ネットで中古のIBM互換機を手に入れ、琥珀色(アンバー)に光る単...
AI・テクノロジー

トマト一株のために、4つのAIが会議する自動農園

トマトを一株育てるだけなら、鉢と土と水やりで足ります。ところがドイツのGerd Nicolayさんが作ったのは、照明も水やりも見守りもすべて自動化し、しかもインターネット越しに今この瞬間、世界中の誰でも様子をのぞけて口まで出せる室内トマト農...
テクノロジー

血圧計が本当に測っているのは「1つの数字」だけ

家庭用の血圧計に表示される「130 / 85」のような2つの数字。あの上下の値、じつは機械が両方とも直接測っているとは限りません。数千円で買える電子血圧計の多くは、片方の圧力しか実測しておらず、上下の数字は「たぶんこのくらい」と推定した結果...
テクノロジー

パスワードを打ち直さない指紋キー「immurok」、Mac miniやLinuxデスクトップの隙間を埋める

ノートPCの指紋センサーは便利だ。親指を当てるだけでロックが解けて、sudoも通る。ところが外付けキーボードを使い始めた途端、その手軽さは消える。Mac miniやMac Studio、クラムシェルで閉じたMacBook、Linuxデスクト...
テクノロジー

太陽電池より熱で稼ぐ? 自作の空気集熱パネル5種を比べてみた

屋根いっぱいにソーラーパネルを敷ければ電気はたくさん作れます。でも、置ける場所が限られていて、しかも欲しいのが「電気」ではなく「暖かさ」だったら? そんなときは、光を電気に変えるより、光の熱をそのまま空気に移してしまうほうが理にかなっている...
テクノロジー

ネオン管で「デジタル」を組んでいた1960年代の電子オルガン

1960年代の電子オルガンを分解したら、増幅と発振を担う真空管に混じって、小さなネオン管がずらりと並んでいた——。海外の電子工作メディア Hackaday が、フィリップスのビンテージ電子オルガン「Philicorda(フィリコーダ)」の中...
テクノロジー

サイコロの次はコレ? Simone Giertzが作った「ランダムToDoデバイス」

やることリストのタスクを、物理的なマーカーがランダムに指し示す——。そんな「次にやること」を機械にまかせてしまうガジェットを、メーカーのSimone Giertzが公開した。どれから手をつけるか迷わずに片づけるための自作デバイスで、Hack...
テクノロジー

メンテほぼ不要、ロボット熱帯魚が泳ぐ水槽

本物の熱帯魚を飼うのは、思ったより手がかかる。水換え、水温管理、エサやり、体調のチェック——きれいな水槽の裏には、地味な世話が毎日ついてまわる。そこで「じゃあ魚のほうをロボットにしてしまえばいいのでは」と考えて実際に作った人がいる。水槽の中...
テクノロジー・エネルギー

1920年代の部品だけで「機械式テレビ」を再現——ニプコー円板でうつす100年前の映像

いまのテレビが映し出す映像は、薄いパネルの上にびっしり並んだ画素でできている。けれど、テレビが家庭に入ってきたいちばん最初の時代、映像を作っていたのは電子部品ではなく、穴のあいた円板がぐるぐる回る「機械式テレビ」だった。その100年前のしく...
テクノロジー・エネルギー

光の粒1個が「イエスかノーか」を決める——量子マジック8ボール自作記

振ると答えが浮かぶ占いおもちゃ「マジック8ボール」を、量子効果による“本物の乱数”で動かした人がいます。光をぎりぎりまで弱めて、光の粒(光子)が一度に1個だけ通る状態をつくり、その1個がどちらの道を選ぶかで「イエス」か「ノー」を決める——そ...