恐竜

科学・宇宙

地球46億年の年表——三畳紀もジュラ紀も、これで全部つながる

恐竜の話を読んでいると、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀という言葉が当たり前のように出てきます。ただ、この「紀」が地球の歴史全体のどのあたりを指すのか、前後に何があったのかとなると、意外と全体像はつかみにくいものです。この記事では、地球が生まれた約...
古生物学

ティラノサウルスが大人になるまで40年 骨の“年輪”の読み方が変わった

ティラノサウルス・レックス(T.レックス)が大人の体になるまでにかかった年数が、25年から35〜40年へと引き延ばされました。オクラホマ州立大学健康科学センターのホリー・ウッドワード教授らが、2026年1月にオープンアクセス誌『PeerJ』...
古生物学

恐竜が消え、哺乳類が残った差は「カビに強かったから」なのか

恐竜が消えて、哺乳類が残った。その分かれ目を「カビに強かったかどうか」で説明しようとする仮説があります。20年以上前からある少数派の考えで、FIMS仮説と呼ばれます。今年5月、これを補強する材料として、アメリカ・コロラド州の地層から菌類の胞...
古生物学

恐竜を絶滅させたのは「その後の冬」ではなく、衝突から1〜2時間の灼熱だったかもしれない

恐竜が絶滅した理由としてよく語られるのは、「舞い上がった塵が日光をさえぎり、何年も冬が続いた」という筋書きです。今回まとまったパデュー大学の計算は、その手前にもうひとつの段階を差し込みました。衝突からわずか1〜2時間のうちに、地上で身を隠せ...
古生物学

恐竜は「大きくなりすぎる」と後ろ足で立てなくなっていた

首の長い巨大恐竜、竜脚類(りゅうきゃくるい)。ふだんは4本足で歩く姿でおなじみですが、そのうちの何種かは後ろ足だけで立ち上がれた——という話が、コンピューターを使った解析から出てきました。しかもおもしろいのは、立てるかどうかが体の大きさで変...
古生物学

恐竜を滅ぼした小惑星は、太陽系でも珍しい「変わり者」の石だった

恐竜を滅ぼしたのは巨大な小惑星だった——ここまではよく知られています。では、その小惑星が「どんな石だったのか」までは、意外とはっきりしていませんでした。今回、地層に残ったわずかな痕跡から、その正体が太陽系でもかなり珍しいタイプの石だった可能...
古生物学

5000万ドルのT.レックス「Gus」——史上最高額の恐竜化石が個人の手に

2026年7月14日、ニューヨークのサザビーズに出品された1体のティラノサウルス・レックス(T.レックス)の全身骨格が、5,013万ドルで落札された。日本円にして70億円を超える。サザビーズによれば、これは恐竜どころか「あらゆる化石」を通じ...
古生物学

ウルグアイで新種の巨大恐竜、尾の骨2個から見つかった「メセタサウルス・プロテクトル」

1980年代にウルグアイ川のほとりで見つかり、そのまま博物館の収蔵庫で眠っていた2個の尾の骨。それが40年ほどの時を経て、新種の巨大恐竜として学名を与えられた。記載したのはウルグアイの研究チームで、名前は Mesetasaurus prot...
古生物学

「顔にT.レックスの歯が刺さったまま」——エドモントサウルスの頭骨が語る最期

モンタナ州で見つかったカモノハシ竜の頭骨に、折れたティラノサウルスの歯が一本、鼻先にめり込んだまま残っていた。噛んだ側と噛まれた側が同時にわかる化石はめったに見つからない。この一本の歯が、T.レックスがどんなふうに獲物に噛みついたのかを、直...
恐竜サイエンス

恐竜の巣を実物大で再現、オヴィラプトルは太陽と“共同で”卵を温めていた

羽毛におおわれ、鳥にそっくりな姿をしていたのに空は飛べなかった恐竜、オヴィラプトル。この恐竜が数千万年前にどうやって卵を温めていたのか、じつはずっとよく分かっていませんでした。台湾の研究チームは、その謎に正面から挑むために巣を実物大でつくり...