スペースデブリ

科学・宇宙

宇宙ごみで人が死傷する確率が5年で倍の年4%に——ESAの年次報告が示した「落ちてくる側」の数字

2026年7月、オーストラリア・クイーンズランド州の浜辺で、金属の球がいくつか見つかりました。オーストラリア宇宙庁は、外国のロケット本体の破片と見て矛盾しないと発表しています。2024年5月には、アメリカのノースカロライナ州の山道のそばで、...
科学・宇宙

衛星が燃え尽きる30秒を、8人がジェット機で追いかけた理由

2026年8月31日と9月1日(世界時)、欧州宇宙機関(ESA)の衛星「Samba(サンバ)」と「Tango(タンゴ)」が、南太平洋のトンガ沖の上空で大気圏に突入し、燃え尽きました。これは事故ではなく、ESAが何年も前から落下点と時刻を決め...
科学・宇宙

バッテリーが死んでも蘇り続けた衛星編隊、26年目の計画的な幕引き

2026年9月2日の朝6時30分(世界時では9月1日21時30分31秒)——欧州宇宙機関(ESA)が最終予測として示したこの時刻に、衛星「Tango(タンゴ)」がニュージーランド北方の南太平洋上空で大気圏に突入しました。予測の誤差はわずか±...
科学・宇宙

NASAの望遠鏡が落ちてくる――民間救出ミッション失敗の舞台裏

NASAの宇宙望遠鏡「ニール・ゲーレルス・スウィフト観測衛星」(以下スウィフト)が、早ければ2026年10月にも地球の大気圏に落ちてくる見通しになりました。落下を防ぐために民間企業が救出用のロボット宇宙機を打ち上げていたのですが、機体のトラ...
科学・宇宙

予告どおり月に落ちたロケット、その証拠は「光の色」で見つかった

2026年8月5日、日本時間の午後3時35分ごろ(世界時6時35分ごろ)、地球と月のあいだをさまよっていたロケットの残骸が、予告されていたとおり月に衝突しました。物体は、軌道を追跡してきた観測者らのデータから、2025年1月にアメリカのファ...
科学・宇宙

日本の月着陸機を運んだロケットの上段、8月5日に月へ落ちる

2026年8月5日の日本時間15時34分ごろ、月面に人工物がひとつ落ちます。落ちてくるのはスペースXのファルコン9ロケットの上段——2025年1月に、日本の ispace の月着陸機「レジリエンス」を月へ送り出した、あのロケットの上半分です...
科学・宇宙

8年前の写真を計算し直したら、静止軌道の見えないごみが浮かび上がった

新しい望遠鏡を建てたわけでも、カメラを高性能なものに載せ替えたわけでもありません。8年前に撮ってそのまま保管されていた画像を、別のやり方で計算し直した。それだけで、静止軌道を漂う小さな破片の軌跡が、新たに25本ぶん浮かび上がりました。英ウォ...
宇宙・天文

落下する宇宙望遠鏡をロボットで救え――NASAの前例なき「スウィフト救出」

22年近く宇宙で働いてきた望遠鏡が、大気の抵抗に引かれて少しずつ落ちてきています。そこでNASAが選んだのは、ロボットの整備機を送り込み、落ちかけた望遠鏡をつかんで軌道を押し上げる、という方法でした。人が乗らないロボットだけで、しかも「整備...