太陽

科学・宇宙

カメラのシャッターを2倍速くしたら、太陽の波が4倍見つかった

太陽の表面温度はおよそ6000度です。ところが、その外側に広がる薄い大気「コロナ」は100万度を超えます。熱源から離れるほど熱くなるという、ふつうに考えれば逆の状態が、太陽ではずっと続いています。これが「コロナ加熱問題」で、太陽物理学で何十...
科学・宇宙

太陽はスーパーフレアを起こせるのか、答えは1947年の巨大黒点にあった

キャリントン事件と、その先にある問い1859年9月1日、イギリスの天文家リチャード・キャリントンは、黒点をスケッチしている最中に、黒点群の中で白い光が数分間だけ輝くのを見た。人類が初めて記録した太陽フレアである。翌日から地球は激しい磁気嵐に...
科学・宇宙

太陽は生まれてすぐに惑星をひとつ飲み込んだのかもしれない

太陽のことは、どの星よりもよく分かっています。質量も半径も年齢もはっきりしていて、内部の様子まで測られている。ところが、その太陽を計算で再現しようとすると、どうしても合わない場所がいくつか残ります。この食い違いが、太陽が生まれて間もないころ...
科学・宇宙

過去最多17機で太陽の噴出を追跡、初期映像に写っていなかった地球行きのプラズマ

2024年12月19日、木星の衛星エウロパを目指して飛行中だったNASAの探査機エウロパ・クリッパーが、予定外の信号を拾った。打ち上げから約2か月、搭載機器がきちんと動くかを確かめる定期チェックの最中に、まわりの太陽風がいつもより熱く、薄く...
AI・テクノロジー

NASAのAIは太陽の「音」を聴いて、黒点が見える前にその出現を当てる

太陽の表面に黒いシミのように現れる「黒点(こくてん)」。この黒点が、まだ表面に姿を見せていない段階で、AIがその出現を先読みする——そんな研究成果をNASAが発表しました。手がかりにしたのは、太陽の中を絶えず伝わっている「音」です。開発した...
科学・宇宙

太陽の表面に無数の渦、正体は雲や波と同じありふれた現象だった

ハワイ・マウイ島のハレアカラ山頂近くに、世界最大の太陽望遠鏡がある。米国立科学財団(NSF)が運用するダニエル・K・イノウエ太陽望遠鏡だ。2026年8月5日、この望遠鏡が撮影した「史上最高解像度の太陽表面」の画像と映像が公開された。そこに写...
科学・宇宙

太陽の「スイッチオフ」信号で、宇宙嵐を7年前から予測できるかもしれない

太陽の機嫌は、11年ごとに良くなったり悪くなったりします。機嫌が悪い時期には、大きな爆発現象が立て続けに起きて、人工衛星やGPS、ときには地上の電力網にまで影響が及びます。だから「次の周期はどれくらい荒れるのか」を前もって知ることは、宇宙に...
科学・宇宙

太陽の銀、実は55%多かった——隕石との食い違いを解いたのは新しい計算だった

太陽には、あるはずの銀が足りない——そんな食い違いが、数十年にわたって天文学者を悩ませてきました。この謎に、スウェーデン・ウプサラ大学のチームが決着をつけました。新しい発見があったわけではありません。太陽の大気をより現実に近い形でモデル化し...
科学・宇宙

太陽の最期を、地球は生き延びるかもしれない

遠い未来、太陽が大きくふくらんで地球をのみ込む——そんな“地球最期の日”のイメージは、長いあいだ語られてきた。ところが新しいモデル研究は、太陽が最期に大きくふくらんでも、地球はのみ込まれずに済むかもしれない、と示している。ベルギーのルーヴェ...
宇宙・天文

地球はあと約19億年“緑”を保てる——最後の植物が消える日の試算

いつか遠い未来に、地球から最後の一枚の葉が枯れて散る日が来ます。植物がすべて姿を消す、その「期限」がいつなのかを試算した研究が公開されました。非営利の研究組織ブルー・マーブル・スペースのジェイコブ・ハック=ミスラ氏とエリック・ウルフ氏は、地...