農業

科学・生き物

「数千年に一度の点検でいい」はずの種子が、40年で弱っていた

種を乾かして、袋に密封して、マイナス20℃で凍らせておく。そうすれば何百年でも、ものによっては何千年でも芽を出す力が保たれる——ジーンバンク(種子の保存施設)の運用は、長いあいだそういう計算のうえに成り立ってきました。ところが、オーストラリ...
生物

塩を締め出さずに植物を強くする——塩害農地で見つかった土壌細菌の意外な働き

塩がたまって作物がまともに育たなくなった畑を、土の中の細菌がよみがえらせるかもしれない——そんな研究が2026年6月、学術誌Science Advancesに掲載されました。中国のYanfen Zheng博士が率い、イギリスのイースト・アン...
生物

防風林のそばでヒバリが7割減。「木を植えれば生きものが増える」とは限らない

農地に木を植えれば、生きものは増える。農業と生物多様性の話では、長いことそう考えられてきました。ヨーロッパの生け垣(ヘッジロー)が鳥を支えているという研究がいくつもあり、各国の農業環境政策も「樹林帯を残す、植える」方向を後押ししてきたからで...