重力レンズ

科学・宇宙

初期宇宙の銀河はガスがぎゅうぎゅうに詰まっていた――千葉大チームがアルマで中性ガスを直接検出

ビッグバンから7〜8億年しか経っていない時代の銀河から、「星の材料」そのものの信号をつかまえた。千葉大学の札本佳伸(ふだもと・よしのぶ)特任助教らの国際チームが、南米チリのアルマ望遠鏡でそういう観測をやってのけました。論文は2026年6月に...
宇宙・天文

重力波も重力レンズで曲がる――最大のブラックホール合体GW231123の質量を見直す研究

2023年11月23日、アメリカにある重力波望遠鏡LIGO(ライゴ)の2台が、ごく短い揺れを同時にとらえた。GW231123と名づけられたこの信号は、解析の結果、これまで観測されたなかで最も重いブラックホール同士の合体だとわかった。2つのブ...
AI

実例が足りないなら作ればいい——AIが81万個のクエーサーから拾い上げた7個

クエーサーの分光データを81万個ぶんふるいにかけ、「重力レンズとして働いている」有力な候補を7個まで絞り込んだ、という研究が発表された。ふるいを担当したのは畳み込みニューラルネットワーク——画像や波形のなかからパターンを拾うのが得意なタイプ...
宇宙・天文

弾丸銀河団はダークマターなしでも説明できる——ボン大学の新解析

ダークマターの「動かぬ証拠」とされてきた天体があります。弾丸銀河団(だんがんぎんがだん)です。2つの銀河団がまともにぶつかってできたこの天体は、目に見える物質だけでは説明のつかない重力のふるまいを見せる——だからそこには見えない物質、つまり...
宇宙・天文

暗黒物質を映す天然のレンズ ― 宇宙の正午で見つかった銀河団XLSSC 122

「宇宙の正午」に見つかった早すぎる銀河団ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)が、本来ならまだできあがっていないはずの、重くて中心まで密に詰まった銀河団を見つけました。場所は約104億光年のかなた。光がそれだけの距離を旅してきたというこ...
宇宙・天文

ビッグバン後8.5億年の“またたく”クエーサー、円盤はもう平らだった

宇宙が生まれてまだ8億5000万年ほどしか経っていなかったころのクエーサーが、ちらちらと“またたいて”見えた。その光のゆらぎを手がかりにたどると、中心にある巨大ブラックホールが、すでに平たい円盤をまとっていたことがわかった。薄くて平らな円盤...