ひろゆら

古生物学

【原生代の生物】トリブラキディウム – 現生動物のどこにもない、三放射対称の体

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。名前トリブラキディウム(Tribrachidium/「三本の小さな腕」の意)分類所属不明(絶滅したグループ「トリロボゾア」に置かれる)時代先カンブリア時代・原生代末のエディア...
健康・医学

人工関節の摩耗粉は脳まで届いていた——それでも認知機能は変わらなかった

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。ひざや股関節に入れた人工関節は、長く使ううちに少しずつ削れていきます。その削れかすである金属の微粒子が、体の中をどこまで移動するのか——アメリカのラッシュ大学を中心とする研究...
歴史・考古学

中古部品を探しに行った廃品置き場に、1,800年前の戦士が眠っていた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。ポーランド南東部の町フルビェシュフで、廃品置き場を物色していた男性が、土のこびりついた鉄の塊を見つけました。探していたのは自動車の中古部品です。ところが手にした塊はどう見ても...
テクノロジー

60度の氷壁にとまるドローン「Ice Dart」、ヒントはネコの爪だった

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。崖のように切り立った氷の壁に、小さなドローンが降りて、そのままじっと動かなくなる。滑り落ちもせず、ひっくり返りもしない。カナダ・ケベック州のシェルブルック大学のチームが開発し...
科学・生物

アレルゲンを作らない犬が生まれた——ただし消したたんぱく質の役目は分かっていない

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。犬アレルギーの主な原因となるたんぱく質を作らないビーグルが、2頭生まれています。米ニューヨークのバイオ企業 Kindred Companion Sciences が2026年...
科学・宇宙

バッテリーが死んでも蘇り続けた衛星編隊、26年目の計画的な幕引き

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。2026年9月2日の朝6時30分(世界時では9月1日21時30分31秒)——欧州宇宙機関(ESA)が最終予測として示したこの時刻に、衛星「Tango(タンゴ)」がニュージーラ...
テクノロジー

「APIキーを教えて」と頼んだら教えてくれた——AI評価団体METRへの侵入事件

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。AIモデルの能力と危険性を評価している非営利団体METR(メーター)が、2026年8月31日、自分たちが受けた2件のサイバー攻撃の詳細を公表しました。1件目では、盗まれたAP...
健康・食品

砂糖の3,500倍甘いのに血糖が動かない——「甘味たんぱく質」の臨床試験が示したこと

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。アイスティーを1杯甘くするのに、粉が3ミリグラムもいらない——そんな甘味料の臨床試験の結果が、食品科学の専門誌『Food Chemistry』に掲載されました。イスラエルのバ...
テクノロジー

角砂糖ほどの装置に薬と光を積む——インターネットでつながった脳インプラント

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。シカゴの机の前に座った研究者が、キーボードをたたく。その命令はインターネットを通って地球の反対側へ渡り、韓国・大田(テジョン)の実験室にいるラットの脳のなかで、装置が薬を出す...
環境

イッカクが運んだ観測装置が明かした、グリーンランド東岸フィヨルドの異変

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。グリーンランド東岸に、スコルズビ湾(Scoresby Sound)という世界最大のフィヨルド系があります。氷河が削った深い入り江が枝分かれしながら、内陸へ300キロ以上も食い...
化学

金色のプラスチックだけが粉になる——原因不明の「ゴールドプラスチック症候群」

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。押し入れの奥に、昔のトランスフォーマーや初代ニンテンドーDSが眠っていないでしょうか。もし金色のパーツが付いた玩具があるなら、そっと開けてみると、そこだけが粉を吹いて崩れてい...
テクノロジー

白より涼しい紫の布はなぜ可能になったのか

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。夏の炎天下でいちばん涼しい服の色は白。日差しを反射してくれるから――これは物理的にも正しい、昔ながらの知恵です。ところが2026年8月、その常識を揺さぶる研究が発表されました...
古生物学

【原生代の生物】スプリッギナ – 左右対称に見えて、体の節が半歩ずれている

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。名前スプリッギナ(Spriggina/「スプリッグの生き物」の意。発見者レグ・スプリッグさんにちなむ)分類所属不明(絶滅した門「プロアルティキュラータ」とする説など諸説あり)...
古生物学

【原生代の生物】カルニオディスクス – 光の届かない海底に立っていた「葉」

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。名前カルニオディスクス(学名:Charniodiscus、「チャーンウッドの円盤」の意)分類ペタロナマエ・アルボレオモルフ類(初期の動物の系統と考えられているが、詳しい位置は...
医学・健康

死んだ神経細胞のかわりを、脳のなかで作らせる——マウスで報告されたナノ粒子治療

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。アメリカ・サウスカロライナ大学の研究チームが、アルツハイマー病のモデルマウスにナノ粒子を注射したところ、巣作りや迷路の成績が持ち直したと報告しました。狙いは、失われた神経細胞...
生き物

深海の底を歩く魚キホウボウ、魚類初の「後ろ歩き」が撮影される

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。海の底を、ひれで「歩く」魚がいます。中国・中山大学などの研究チームが、南シナ海の深海でその魚を潜水艇で間近に撮影し、査読付きの学術誌『Ocean-Land-Atmospher...
環境

パンツを2,000枚埋めて土の元気を測る——スイスの市民科学「Proof by Underpants」

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。土のなかに綿のパンツを埋めて、2か月後に掘り出す——それだけで、その土がどれくらい「働いているか」が分かる。そんな調査の結果が、2026年8月25日付で学術誌 Plants,...
テクノロジー

モーターは小さくできないのに、なぜ1ミリのロボットは飛べたのか

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。空き瓶の口に息を吹きかけると、ボーッと低い音が鳴ります。誰でも一度はやったことのある、あの遊びです。スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)の研究チームが、この現象を推進力...
医学・健康

「元NFL選手の93%にCTE」はどう読むか——論文自身が書いた推定幅18.5〜98.7%の意味

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。亡くなった元NFL(アメリカのプロフットボールリーグ)選手の脳を調べたら、93%超にCTE(慢性外傷性脳症)の兆候があった——。2026年8月25日に医学誌 The BMJ ...
科学・宇宙

救出は失敗、それでも観測は再開――NASAの衛星スウィフト、最後の数か月

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。2026年8月26日、NASAのガンマ線バースト観測衛星「ニール・ゲーレルス・スウィフト天文台」(以下スウィフト)が、搭載する3つの観測装置のうち2つ——X線望遠鏡(XRT)...
AI

弁護士の代わりにAI——約175ポンドで電力会社に勝った博士課程学生の裁判

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。イギリスで、オックスフォード大学の博士課程に在籍する学生が、大手電力会社SSEを相手に裁判を起こし、勝ちました。弁護士はつけていません。代わりに使ったのが、GPT-5.5やC...
科学・宇宙

2025年11月の太陽嵐で、全米のGPSが最大10メートル狂っていた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。2025年11月、太陽で大きな爆発が立て続けに起き、吹き飛ばされたガスの塊が地球に届きました。このとき世界各地で、ふだんは見えない低い緯度までオーロラが広がり、夜空の写真がニ...
テクノロジー

「うるう秒」が半世紀で終わりを迎えようとしている理由——地球が速く回りはじめた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。世界の時計に1秒を足す「うるう秒」が、半世紀の歴史に幕を下ろそうとしています。2026年10月13日から15日にかけて、フランスのヴェルサイユで開かれる国際度量衡総会(CGP...
科学・宇宙

火星の月フォボスは、なぜ西から昇って東に沈むのか

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。火星の空でも「日食」は起きます。2026年8月12日、NASAの火星探査車パーサヴィアランスが、火星の月フォボスが太陽の前を横切っていく瞬間を撮影しました。撮ったのはマストに...
科学・宇宙

火星の砂ぼこりは有毒、それでも専門家が「対処できる」と言う理由

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。火星に人を送るとなると、放射線、寒さ、閉鎖環境でのメンタル——課題はいくつも挙がりますが、その一覧に「砂ぼこり」が正式に加わりつつあります。NASAは2026年に入ってから、...
古生物学

【原生代の生物】キンベレラ – 海底に食べ跡を刻んだ、軟体動物の祖先候補

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。名前キンベレラ(Kimberella quadrata)。オーストラリアの化石収集家ジョン・キンバーにちなむ分類左右相称動物。軟体動物に近いとする説が有力だが、確定はしていな...
科学・宇宙

シャンデリア星団に刻まれた、ほぼ同時の「2回の星形成」

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。2026年6月、ハッブル宇宙望遠鏡の運用チーム(ESA/Hubble・NASA)が、球状星団 NGC 6723 の画像を公開しました。いて座の方向、地球から約2万7000光年...
医学・健康

痛みを感じない義足に「痛みの働き」だけを組み込んだセンサー

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。義足のソケット(脚をはめ込む受け口の部分)の内側に敷いて、圧力のかかり方を見張る「人工皮膚」のようなセンサーが発表されました。作ったのは中国・浙江工業大学のウー・ホアピン(H...
医学・健康

粉になった血漿、常温で12か月——アメリカが初めて承認した「戻ってきた技術」

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。血漿(けっしょう)を粉にして、常温の棚に1年置いておける——そういう血液製剤が、アメリカで初めて承認されました。米国食品医薬品局(FDA)が2026年7月29日にライセンスを...
環境

絶滅危惧種の違法取引は、いつものSNSと通販サイトで起きている

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。絶滅の危機にある生き物の違法な売り買いが、闇市場ではなく、FacebookやInstagram、TikTok、eBayといった「誰もが毎日使うサービス」の上で広がっている——...