ひろゆら

AI

AIが設計したウイルスが、天然のウイルスに勝った——16種類のファージが耐性菌を止めるまで

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。ウイルスのゲノム——遺伝情報のひとそろい——を、生成AIに一から書かせる。その設計図どおりにDNAを合成して細菌に入れたら、本当に増えるウイルスができた。米スタンフォード大学...
科学・宇宙

熱は「集められる」——光線のように走る熱、室温で初めて観測

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。熱いコーヒーをテーブルに置くと、熱はまわりへまんべんなく逃げていく。どちらか一方だけに流れたりはしない——それが日常の実感で、物理の教科書でも熱は「高いところから低いところへ...
地球科学

火山監視のデータが別の顔を見せた——地下に眠る「未来の鉱床」

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。銅やリチウム、金、レアメタル。こうした金属が地下に濃く集まった場所を「鉱床(こうしょう)」と呼びます。スマホにも電気自動車にも欠かせないこれらの金属は、掘り当てられた鉱床から...
古生物学

全長7メートルの巨大ワニ、獲物は1トン超の草食獣——化石の噛み跡が明かした食物連鎖

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。コロンビアのラ・タタコア砂漠から見つかった草食獣の化石に、大きな噛み跡が残っていました。年代はいまから1,050万〜1,600万年前、中新世(ちゅうしんせい)と呼ばれる時代の...
医学・健康

心不全の「世界共通の定義」が改訂――しきい値は恣意的だった、と作った本人たちが認めた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。心不全の診断で長年ものさしになってきた「駆出率(くしゅつりつ)」という数字があります。心臓が1回の収縮で、中に溜まった血液の何パーセントを送り出せているかという割合です。この...
医学・健康

ロンドンの排ガス規制で子どもの肺の成長が改善——「規制が効いた」世界初の証拠

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。ロンドンで排ガス規制が始まったあと、市内の子どもたちの肺の成長が速くなっていた——そんな研究結果が、医学誌The Lancet Public Healthに2026年8月19...
環境

薬品なしでPFASを分解 強い紫外線と水だけで起きる反応の正体

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。フライパンのコーティングや防水スプレーでおなじみのPFAS——「永遠の化学物質」と呼ばれるほど分解されにくい物質を、薬品をいっさい加えずに、水と強い紫外線だけで壊せることが実...
AI

AIがハッキングを始めた——でも「暴走」ではない、その決定的な違い

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。この数か月、「AIが自分でシステムに侵入した」という報道が立て続けに出ています。2026年7月21日、OpenAIは、実験的なAIエージェントが社内の安全性試験の最中に、外部...
生物

海の底にもきのこの仲間がいた——北極のフィヨルドで炭素をため込む菌類

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。きのこやカビの仲間——菌類(きんるい)というと、森の落ち葉や朽ち木のそばにいる、陸の生き物を思い浮かべます。ところが、北極の海の底に積もった泥の中で、菌類が炭素を閉じ込める重...
テクノロジー

掘りながら発破もかける——中国のトンネル掘進機「祥龍」の仕組み

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。トンネルを掘る機械に、発破の機能を組み込んだ——そんな一台が中国で完成しました。名前は「祥龍(シャンロン)」。直訳すると「幸運の龍」です。開発したのは、武漢にある中国鉄建重工...
テクノロジー

自宅の作業台でLEDを1粒作る——基板に載せて白く光らせるまで

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。LEDは、いまや1個数円で買える部品です。ところが、あの小さな粒の中身がどうやって作られているかを順を追って見られる機会は、ほとんどありません。工場のクリーンルームの中の話で...
心理学

撮ったのに覚えていない——スクショが記憶を弱めることを示した892人・7つの実験

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。美術館で気に入った絵を撮る。旅先で景色を撮る。あとで思い出せるように、と。ところが「撮ったものほど覚えていない」という実験結果が、心理学の専門誌に発表されました。報告したのは...
科学・宇宙

過去最多17機で太陽の噴出を追跡、初期映像に写っていなかった地球行きのプラズマ

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。2024年12月19日、木星の衛星エウロパを目指して飛行中だったNASAの探査機エウロパ・クリッパーが、予定外の信号を拾った。打ち上げから約2か月、搭載機器がきちんと動くかを...
医学・健康

心臓は詰まった血管の迂回路を自分で作る——その作り手は動脈ではなかった

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。心筋梗塞(しんきんこうそく)は、心臓の筋肉に血を送っている冠動脈が詰まって起きます。血が止まった先の心筋は、酸素も栄養も届かなくなって死んでいく。ただ、体のほうも黙って見てい...
生物学

核酸を見ずにDNAを作る酵素——鋳型はタンパク質自身だった

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。DNAを作るには、元になる鋳型(いがた)が要る——というのが、生物学の出発点にある考え方です。DNAを写してDNAを作り、DNAを写してRNAを作る。ウイルスの一部が使う「逆...
医学・健康

生まれた月の違いだけで、70年後のがんリスクが変わっていた——戦後イギリスの砂糖配給が残した記録

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。1953年9月、イギリスで戦後ずっと続いていた砂糖の配給制が終わりました。それから70年以上たった2026年、この「配給が終わった日」をめぐって、思いがけない研究結果が報告さ...
地球科学

融ける永久凍土に、CO2を吸い込む働きが見つかった——チベット高原50河川の調査

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。永久凍土(えいきゅうとうど)が融けると、閉じ込められていた炭素が放出されて温暖化がさらに進む——気候の話でよく聞く、この一方通行の図式に「例外」が見つかった。スウェーデンのウ...
地球科学

【地球年表14】新生代 新第三紀 – 地中海が干上がった時代

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。新第三紀は、約2303万年前から約258万年前まで続いた、新生代の2番目の紀です。前半の中新世(2303万〜533万年前)と、後半の鮮新世(533万〜258万年前)に分かれま...
地球科学

【地球年表13-2】新生代 古第三紀 – 急激な温暖化と、海へ戻ったクジラ

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。古第三紀は、6600万年前から約2303万年前まで続いた、新生代の最初の紀です。古いほうから暁新世(ぎょうしんせい)・始新世(ししんせい)・漸新世(ぜんしんせい)という3つの...
地球科学

【地球年表13-1】新生代 古第三紀 – 哺乳類が空席を埋めた世界

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。古第三紀は、6600万年前から約2303万年前まで続いた、新生代の最初の紀です。直前には白亜紀末の小惑星衝突があり、鳥をのぞく恐竜はここでいなくなりました。古いほうから暁新世...
地球科学

【地球年表12-2】中生代 白亜紀 – 小惑星が落ちた日

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。いまからおよそ6600万年前、直径10キロから15キロほどの小惑星が、現在のメキシコ・ユカタン半島の沖に落ちました。できたクレーターは差し渡し180キロから200キロ。この一...
地球科学

【地球年表12-1】中生代 白亜紀 – 花が咲き、羽毛が広がった世界

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。白亜紀は、およそ1億4300万年前から6600万年前まで。中生代の最後の紀にあたり、7700万年ほど続きました。恐竜の時代でいえば、その後半すべてがここに入ります。名前は「白...
AI

ローカルで動く動画生成AI——主要モデルとアプリを解説

この記事には広告(Amazon アソシエイトなどのアフィリエイトリンク)を含みます。動画生成AIには、クラウドのサービスとして提供されるものだけでなく、モデル本体のデータ(重み)が公開されていて、自分のパソコンにダウンロードして動かせるもの...
AI

AIが書いたコードの「後始末」が商売になっている|バイブコーディングの次に起きたこと

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。Amazon創業者のジェフ・ベゾス氏には「あなたの利ざやは、私のチャンスだ」という有名な言葉があります。英テックメディアのThe Registerが2026年8月22日に伝え...
脳科学

0.1秒の「さざなみ」が脳の離れた場所をつなぐ——人の脳内で直接とらえた同期の瞬間

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。脳の中を、1秒間におよそ90回のリズムで震える、ごく短い電気の振動が走っています。「リップル」と呼ばれるもので、続く時間は0.1秒足らず。名前のとおり、水面のさざなみのような...
科学

米国の核のごみ9万4,000トン、捨てるはずだった同位体まで回収へ

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。アメリカには、使用済みの核燃料がおよそ9万4,000トン保管されています。行き先の決まらない「高レベル放射性廃棄物」として、原発の敷地などに積み上がり続けているものです。この...
科学

きのこの仲間から作る革、幅20センチ×8メートルの連続シートに

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。菌から作った「革」が、幅20センチ、長さ8メートルの連続シートになりました。フィンランド技術研究センター(VTT)の研究チームが製法を発表し、実際にこの素材を縫い合わせてハン...
考古学

馬と犬と眠る1,100年前の男——ロシアで見つかった「木の部屋」の墓

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。1,100年ほど前のこと。いまのモスクワから北東へ220キロ、スーズダリという古い町の近くに、ひとりの男が葬られた。年齢は25歳から35歳のあいだ。墓は、ただ穴を掘って埋めた...
テクノロジー

カシオが「チープカシオ」に歩数計とBluetoothを載せた——それでも電池は2年もつ

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。カシオ計算機が2026年8月7日に発売した腕時計「F-B100W」が、海外のテクノロジーメディアで取り上げられています。英国のThe Registerが8月22日に記事を掲載...
宇宙

火星の地殻から来た唯一の隕石、中性子で透かしたら水の痕跡が見えた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。火星から地球に落ちてきた隕石は、これまでに何十個も見つかっています。ところが、そのほとんどは地下のマグマが固まった火山岩で、火星の「地面そのもの」の話をしてくれません。例外は...