ひろゆら

医学・健康

臓器はそれぞれの速さで老いていく──血液から老け具合を推定するAIモデル

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。誕生日を数えれば、生きてきた年数は分かります。ただ、その年月を心臓や脳や腎臓が同じように過ごしてきたかどうかは、誕生日からは分かりません。同じ70歳でも、肝臓が若々しい人もい...
考古学

偽物の存在が本物を証明する——3,200年前のブランド土器の話

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。ウィーン大学の考古学者マルタ・ルチアーニ氏らの研究チームが、いまのサウジアラビア北西部で約3,200年前に作られていた土器を、ブランドの初期の実例だとする論文を発表しました。...
地球科学

40年前の核実験が、地球の「外核」に浮かぶ何かを映し出した

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。地球のいちばん深いところについて、少し意外な報告がありました。バージニア工科大学の地球物理学者イン・ジョウ(Ying Zhou)氏が、1977年から1995年にかけて南太平洋...
医学・健康

1回の注射で変形性関節症が「治った」——数週間で関節が再生した動物実験

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。1回の注射で、すり減った関節が数週間かけて健康な状態に戻っていった——そんな動物実験の結果を、米コロラド州の研究チームが報告しました。対象は変形性関節症。痛みをやわらげるので...
地球科学

【地球年表11】中生代 ジュラ紀 – 恐竜が地上の主役になった時代

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。ジュラ紀は、約2億140万年前から約1億4300万年前まで、およそ5800万年続いた時代です。中生代を構成する3つの紀のまんなかにあたり、前が三畳紀、この次が白亜紀になります...
テクノロジー

レバーの代わりにミニチュアの腕を握る——MITが変えたショベルカーの操縦

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。工事現場でおなじみの油圧ショベル(ショベルカー)は、2本のジョイスティック(操縦レバー)で動かします。レバーの前後左右それぞれに、ブームの上げ下げ、アームの曲げ伸ばし、バケッ...
生物・自然

記録は世界で100羽未満、この種では初——半分オス・半分メスの鳥がイリノイの草原に居着いた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。シカゴ郊外の草原に現れた一羽2026年5月10日の日曜日、イリノイ州バリントンヒルズ近郊にあるヒル・アンド・デール保護区で、ルーク・ダールバーグさんはカメラを構えていました。...
科学・宇宙

20年越しの答え合わせ――正体不明の電波信号を出していた連星「J17」

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。夜空のどこかから、数分から数時間おきに、規則正しく電波が届く場所があります。最初の兆候が見つかったのは2005年。それから20年、この信号を出している天体の正体は分からないま...
科学・研究公正

「大腸菌用」の抗体を、マウスの肝臓に——54本の論文で見つかった同じ取り違え

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。細胞が老化しているかどうかを調べるとき、目印にされる酵素があります。βガラクトシダーゼという名前の酵素です。これを検出するのに使われるのが「抗体」——決まった相手にだけくっつ...
AI

AI企業の書籍破壊、今度は「競争」の問題に——18団体がFTCへ調査を申立て

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。AI企業が紙の本を大量に買い、背を裁ち落としてスキャンし、原本を捨てている——この慣行を調査するよう、18の市民団体が2026年8月21日、米連邦取引委員会(FTC。日本の公...
歴史

118年ぶりに見つかった駆逐艦の計器は、舵を切っていなかった

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。1908年4月2日の夜、イギリス海峡のワイト島沖で、イギリス海軍の駆逐艦タイガー(HMS Tiger)が巡洋艦と衝突して真っ二つに折れた。乗員57人のうち35人が死亡している...
科学・宇宙

宇宙飛行士はなぜ便秘になるのか——腸内細菌が、たんぱく質を食べ始めていた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。宇宙飛行士が宇宙で便秘に悩まされることは、有人宇宙飛行が始まった頃から知られていました。ところが「なぜそうなるのか」は、実ははっきり確かめられていませんでした。コペンハーゲン...
生物・動物

犬が見分けた感情、見分けられなかった感情——MRIが映した脳の反応

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。オーストリアのウィーン大学のチームが、起きたままの飼い犬をMRIに入れて、人の顔写真を見せるという実験をおこないました。麻酔もなし、押さえつけもなし。犬は自分でスキャナーに入...
医学・健康

ドナー角膜1枚から400枚以上——レーザーで「印刷」する角膜移植、臨床試験へ

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。2025年10月29日、イスラエル・ハイファのランバム医療センターで、ひとつの手術が行われました。患者に移植されたのは、亡くなった方から提供された角膜——ではなく、実験室で培...
科学・宇宙

フォボスの砂には「火星のかけら」も混ざっている? 探査機MMX、10月20日打ち上げへ

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。火星の衛星から砂を持ち帰る——まだ世界のどの国もやったことのない探査が、いよいよ動き出します。JAXA(宇宙航空研究開発機構)は2026年8月13日、種子島宇宙センターで火星...
医学・健康

アルツハイマー病の脳から見つかった、血液がんと同じ変異

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。アルツハイマー病で亡くなった人の脳を調べたら、白血病やリンパ腫を起こすのと同じ遺伝子変異が出てきた——そんな報告が、2026年に医学誌『Cell』に掲載されました。ボストン小...
脳科学

マジックマッシュルームの成分で脳はばらばらにならない?5年がかりのNature論文が見つけた隠れた秩序

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。マジックマッシュルームの成分「シロシビン」を摂った脳は、活動がばらばらになって無秩序に陥る——これが、この分野で長く共有されてきた理解でした。ところが、オーストラリアのモナシ...
考古学

30年信じられてきた「アイルランド最古の牛の骨」、正体はクマとイノシシだった

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。アイルランド南西部、ディングル半島の先端近くにフェリターズ・コーブという小さな入り江がある。1983年から1995年にかけてここで発掘調査が行われ、数点の骨のかけらが見つかっ...
動物

イッカクの牙がまっすぐ伸びる理由——外と内で、らせんの向きが逆だった

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。中世のヨーロッパで、ユニコーンの角として売られていたものがあります。ねじれた模様の入った、長くまっすぐな白い棒。毒を消す力があると信じられ、王侯貴族の宝物庫に収められました。...
テクノロジー

AIが勧めたライブラリはマルウェアだった ─ 「言い間違い」を待ち伏せするスロップスクワッティング

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。プログラムを書くとき、AIに「この作業に使えるライブラリを教えて」と尋ねる。返ってきた名前をインストールする。いまや世界中の開発現場で毎日行われている、ごくありふれたやり取り...
科学・環境

街路樹が空気を悪くしていた – 排出量1割の植物がオゾン生成の半分を担う理由

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。都市に木を植えるのは、文句なしに良いことだと思われてきました。日陰ができて涼しくなり、二酸化炭素を吸い、景観も良くなる。ところが2026年8月20日付のScience Adv...
科学・宇宙

火星の衛星デイモスはなぜ「のっぺり」? 一発の衝突で謎が解けるかもしれない

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。火星の衛星デイモスは、なぜあんなに「のっぺり」しているのか——。長年の謎に、「たった一発の衝突で説明がつく」という答えが出されました。スイス・ベルン大学のSabina Rad...
AI

生物医学論文の9割にAIの痕跡 – 最も使われていたのは「考察」だった

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。2025年12月に発表された生物医学の論文のうち、89%——ほぼ9割にAIで書いた痕跡がある。そんな推定が2026年8月、論文として公開されました。調べたのは、ドイツ・テュー...
生物学

猫のおしっこは「においの名刺」だった——岩手大学が突き止めた個体識別の仕組み

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。猫が電柱や壁におしっこをかける「マーキング」。あれは縄張りの主張だと昔から言われてきましたが、では猫のほうは、他の猫が残したにおいから何を読み取っているのでしょうか。その答え...
医学・健康

砂糖を完全に断ったマウスで、血糖コントロールがかえって悪化した

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。砂糖を完全にやめたら、かえって血糖のコントロールが悪くなった——そんな実験結果が報告されました。クウェートのダスマン糖尿病研究所のチームが、2026年6月にシカゴで開かれた米...
地球科学

【地球年表10】中生代 三畳紀 – 絶滅のあとの空席を埋めた者たち

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。三畳紀は、約2億5190万年前から約2億140万年前まで、およそ5000万年続いた時代です。中生代を構成する3つの紀の最初にあたり、前が古生代のペルム紀、この次がジュラ紀にな...
医学・健康

娘の結婚式で心臓が壊れかけた——「幸せハート症候群」という珍しい病気

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。娘の結婚式に出席した数日後、65歳の女性が胸の痛みと息苦しさで病院に運ばれた——。カタールの医療チームがまとめた症例報告が、医学誌Oxford Medical Case Re...
科学・生物

昆虫はなぜ海にいないのか——有力な「水圧説」が、アフリカの湖の虫で消えた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。動物のなかで、種類の数がいちばん多いのは昆虫です。名前が付いているだけで100万種を超え、実際には数百万種、近年の推計では1000万種を大きく超えるとも言われます。陸にも空に...
テクノロジー

量子コンピュータの壁は冷却装置だった——IBMが連結できる極低温モジュールを発表

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。深宇宙より180倍以上冷たい「冷蔵庫」を、IBMが2台つなぐことに成功しました。2026年8月19日、IBMが発表した新しい極低温システムの話です。到達温度は15ミリケルビン...
生物

タコの賢さの正体は、細胞の中の「切れ目」かもしれない

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。ハーバード大学の研究チームが、タコの細胞の中に、ほかのどんな動物にも見つかっていない構造を見つけました。しかもきっかけは、大学院生が「実験に失敗した」と思った一件です。5年か...