ひろゆら

生物

放された金魚が湖を濁らせる——32個の人工池で確かめられたこと

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。飼えなくなった金魚を近くの池に放す。悪意のない行為だし、殺してしまうよりましだという理屈も立つ。ただ、その一匹が池の水を濁らせ、底の小さな生き物を減らし、もとからいた魚を痩せ...
テクノロジー

実行ファイル1つとURL1本で、離れたパソコンの画面を開く

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。離れた場所にあるパソコンを触りたいとき、たいていは何かしらの下準備がいる。ルーターにポート開放の設定を入れるか、どこかのサービスにアカウントを作るか。BitBangという道具...
歴史

何年も机の上で書類を押さえていた鉄の塊。中身は165年前の火薬が生きたままだった

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。テキサス州の男性が、何年も机の上で書類の重しに使っていた鉄の塊。ある日それが、炸薬(さくやく=弾の中に詰められた火薬)の生きたままの砲弾だと判明しました。南北戦争のころに作ら...
科学・宇宙

系外惑星の生命探しを邪魔するのは、その星系に漂う塵だった

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。系外惑星に生命の兆候を探すとき、いちばんの敵は望遠鏡の性能不足だと思われがちだ。ところが、もっと手前に厄介なものが待っている。惑星のまわりに薄く広がる、細かい塵である。NAS...
テクノロジー

天井ごと消える映像——ラスベガスの球体スクリーンの中身を数字で見る

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。ラスベガスの球形会場 Sphere(スフィア)の中を分解した解説記事を読んで、いちばん引っかかったのは面積でも解像度でもありませんでした。開演前、客席の上には普通の劇場らしい...
科学・宇宙

水星に「パートタイムの放射線帯」があった——50年越しの論争に一つの答え

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。地球のまわりには、高エネルギーの粒子が磁場に捕まって輪のように溜まっている領域があります。放射線帯、あるいは発見者の名にちなんでヴァン・アレン帯と呼ばれるものです。磁場を持つ...
AI

ナチスが奪った65万点を追う——AIチャットボットと「指名手配ポスター」

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。1933年から1945年にかけて、ナチス・ドイツはヨーロッパ各地で推計65万点の美術品を手に入れた。押収したものもあれば、脅して手放させたもの、売らざるを得ない状況に追い込ん...
テクノロジー

上下をひっくり返したら垂れなくなった ―― 一体成形で刷るやわらかいロボット

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。やわらかいロボットが、自分を作ったプリンターの上を歩いて離れていく。エディンバラ大学のチームがこれを実演し、論文にまとめた。ソフトロボットの分野では長らく「聖杯(holy g...
医学・健康

その子ひとりのために設計された薬——15歳で初めて自分の足で歩いた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。患者ひとりの遺伝子変異だけに合わせて設計した薬を、実際にその人に投与する。そんな臨床研究の結果が、2026年7月21日付のNature Medicineに載りました。対象はS...
生物

防風林のそばでヒバリが7割減。「木を植えれば生きものが増える」とは限らない

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。農地に木を植えれば、生きものは増える。農業と生物多様性の話では、長いことそう考えられてきました。ヨーロッパの生け垣(ヘッジロー)が鳥を支えているという研究がいくつもあり、各国...
科学・生物

マリアナ沖で生まれ、3000キロを食べずに戻る——ニホンウナギの生態

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。卵から親まで、一生を野外で通して見届けられたことが、まだ一度もない魚がいます。スーパーの蒲焼きコーナーに並んでいる、あのニホンウナギです。産卵している場所が特定されたのは20...
テクノロジー

翼に風を当てて浮く——シコルスキーの無人機「Nomad 100」が飛行試験を完了

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。ヘリコプターは滑走路がなくても飛び立てます。そのかわり、速度でも航続距離でも飛行機に及びません。飛行機はその逆で、速く遠くまで飛べる反面、離着陸には長い舗装路が要ります。この...
AI

実例が足りないなら作ればいい——AIが81万個のクエーサーから拾い上げた7個

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。クエーサーの分光データを81万個ぶんふるいにかけ、「重力レンズとして働いている」有力な候補を7個まで絞り込んだ、という研究が発表された。ふるいを担当したのは畳み込みニューラル...
科学・宇宙

壊れてもいい探査機を1万個──土星の環へ突っ込ませる構想にNASAが検討費

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。土星の環を間近で調べる方法として、「壊れてもいい探査機を1万個ばらまく」という案にNASAが検討費を出しました。1個あたり数グラムの極小衛星を大量に環へ突っ込ませ、何割か失わ...
テクノロジー

回路そのものを糸にする——縫い込んだ1本で、まばたきと呼吸を測る

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。体を測る機械は、たいてい硬いです。基板があって、電池があって、それを樹脂で固めた塊を腕や胸に当てる。タフツ大学の研究チームがやったのは、その前提そのものを外すことでした。回路...
テクノロジー

ネジは外せるのに、ソフトが開かない——車の「関所」を通す4万円の診断端末

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。車のバッテリーを新品に替える。工具さえあれば10分で終わる作業だ。ところがいまの車では、それだけでは終わらないことがある。「新しいバッテリーに替えた」と車のコンピュータに登録...
科学・宇宙

海王星の内側の月と環は、壊された氷の星の「中身」だった

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。海王星のすぐそばを回る小さな月と、そのまわりに広がる細い環。ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡でその成分を調べたところ、どれも「小さな天体として生まれたもの」ではなく、もっと大き...
テクノロジー

電子工作の定番センサー、製品に入れるなら避けろ——名指しされた7つ

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。Arduino や Raspberry Pi の入門キットを開けると、たいてい同じ顔ぶれが入っている。青い基板の温湿度センサー DHT11、目玉が2つ並んだような超音波距離セ...
考古学

沈没船の石に埋まっていた鉱物が、400年前の物流を語り出す

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。オランダ東インド会社の旗艦バタヴィア号は、1629年にオーストラリア西岸で座礁しました。その船倉に積まれていた石から、文書には一行も残っていない400年前の調達ルートが読み取...
科学・宇宙

冥王星の月カロン、昔は14時間で1回転していた——地表の割れ目が残した記録

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。冥王星のいちばん大きな月カロンは、いま1回転するのに6.4日かかります。冥王星と向かい合ったまま、たがいに同じ面を見せ続けて回る、潮汐固定(ちょうせきこてい)という状態です。...
生物

ピューマが通うようになった保護区で、生きものの動き方が一斉に変わった

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。サンフランシスコから南へ70kmほどの丘陵地に、483ヘクタールほどの小さな自然保護区があります。ここに2015年ごろから、ピューマが顔を出すようになりました。住みついたので...
未分類

「クロール済み – インデックス未登録」が減らないときに見るべき順番

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。「クロール済み - インデックス未登録」は、Googleがそのページを読みに来たうえで、インデックスには載せないと判断した状態を指します。エラーコードでも設定ミスでもなく、G...
テクノロジー

3Dプリントのサイクロイド減速機、実測してみたら効率92%だった

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。モーターの速い回転を、遅く力強い回転に変える部品を減速機という。自作の世界では歯車を組み合わせた遊星減速機(ゆうせいげんそくき)が定番だが、ここに別方式を持ち込んで、しかも数...
AI

「AIの学習用に紙の本を仕入れます」——案内ページが報道の1週間後に消えた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。「あなたのAI(大規模言語モデル)のデータセット向けに、紙の本を仕入れます」。書籍データベース会社のISBNdbが、自社サイトにこんな案内ページを出していました。米メディアの...
テクノロジー

抵抗1本で、歩くロボットの脚に感覚を持たせる

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。歩くロボットに足の裏の感覚を持たせるのに、専用のセンサーは使わなかった。サーボモーターへ電気を送る線の途中に、抵抗を1本だけ直列に割り込ませる。それだけで、脚がどれくらいの力...
環境

南極のペンギンの羽から16種類の「永遠の化学物質」——32枚すべてで検出

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。南極半島の3か所で集めたペンギンの羽を調べたところ、調べたすべての羽からPFAS——いわゆる「永遠の化学物質」——が検出された。38種類を狙って測定し、16種類が見つかってい...
歴史・考古学

500年前のミイラの骨から、天然痘ウイルスのゲノムが読めた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。「ヨーロッパ人が持ち込んだ天然痘が、南米の先住民社会を壊滅させた」。歴史の授業で習うこの話には、ずっと足りないものがあった。ウイルスそのものである。チリ北部の遺跡から出た2人...
AI

Google Earth の画像生成AI、公開から一日で撤回——実在の座標に嘘が乗るということ

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。Google Earth に、地図上の好きな場所を選んで文章で指示すると、その景色をAIが描き直してくれる機能が付いた。公開は2026年7月30日(米国時間)。そして翌31日...
科学・宇宙

1857年に見つかった小惑星、170年目に「三つのこぶ」の姿を現す

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。火星と木星のあいだに広がる小惑星帯に、通し番号44番の「ニサ(Nysa)」という天体がある。見つかったのは1857年5月、パリで私設の観測所を構えていたヘルマン・ゴルトシュミ...
科学・宇宙

日本の月着陸機を運んだロケットの上段、8月5日に月へ落ちる

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。2026年8月5日の日本時間15時34分ごろ、月面に人工物がひとつ落ちます。落ちてくるのはスペースXのファルコン9ロケットの上段——2025年1月に、日本の ispace の...