ウイルス

生物

深海採掘の候補地の泥から、ウイルス1万1,742種。99%が人間にとって初めて見るものだった

太平洋の真ん中、ハワイとメキシコのあいだの深海に、クラリオン・クリッパートン海域と呼ばれる広い海底があります。水深4,000〜5,000メートルの泥の上に、こぶし大の黒い塊が一面に転がっている場所です。多金属団塊と呼ばれるこの塊には、マンガ...
医学・健康

新型コロナで目を覚ます、体の奥のウイルスたち 入院患者1,154人の追跡調査

新型コロナで入院した患者1,154人を1年間追いかけたところ、入院から40日以内に、およそ半数で「体に眠っていた別のウイルス」が動き出していた。テキサス大学オースティン校のエスター・メラメド氏らのチームによる報告で、2026年8月5日にNa...
生物学

コウモリはなぜウイルスで死なないのか——抗体をつくる仕組みが「二重」だった

エボラやコロナのように、人がかかれば重い病気になるウイルスを体内に持ちながら、コウモリ自身はほとんど症状を出さない。この長年の謎について、抗体をつくるための遺伝子のかたまりが「二組」ある種がいた、という報告が出ました。哺乳類でこの構成が見つ...
医学・健康

鳥インフルエンザが牛の肺を素通りした理由

アメリカの乳牛でH5N1鳥インフルエンザが広がったとき、現場でまず問題になったのは、症状が「鳥インフルエンザらしくなかった」ことでした。ほかの哺乳類なら肺をやられるはずのウイルスが、牛では肺をほとんど素通りして、乳房を激しく傷めていたのです...
生物学

イソギンチャクは、ヒトとは逆のやり方でウイルスと戦っていた

ウイルスに攻め込まれたとき、動物は免疫を「オン」にして応戦する——そう考えられてきました。ところが、ある小さなイソギンチャクは逆をやっていました。免疫を抑え込む側のタンパク質を持っていて、しかもそれを取り上げると、ウイルスにまるで対抗できな...
AI

AIも使ってインフルエンザウイルスが細胞を乗っ取るしくみを詳細に地図化

インフルエンザにかかると、体の中では何が起きているのか。ウイルスは自分だけでは増えられず、感染した細胞のしくみを借りて自分のコピーを作らせています。その「借り方」を、生きた細胞を壊さないまま分子レベルで細かく地図にした研究が発表されました。...