カーティン大学

科学

平原のかすかな溝の下に、深さ150メートルの洞窟が隠れていた

オーストラリア南部に、ナラボー平原という石灰岩の台地があります。面積は20万平方キロメートルを超え、本州とほぼ同じ広さです。名前の由来はラテン語の「木がない」で、そのとおり見渡すかぎり平らで乾いた土地が続きます。この平原の東寄りに、幅100...
歴史・文化財

5万年の岩絵を傷つけたのは、いまの排煙ではなく半世紀前の排煙だった

オーストラリア北西部、ピルバラ地方の海沿いに、ムルジュガ(Murujuga)と呼ばれる一帯があります。バラップ半島とダンピア諸島。ここには推定100万〜200万点の岩面彫刻——岩の表面を叩いたり削ったりして図像を彫り込んだもの——が残ってい...
考古学

沈没船の石に埋まっていた鉱物が、400年前の物流を語り出す

オランダ東インド会社の旗艦バタヴィア号は、1629年にオーストラリア西岸で座礁しました。その船倉に積まれていた石から、文書には一行も残っていない400年前の調達ルートが読み取れた——という研究が発表されています。手がかりになったのは、石その...
宇宙・天文

地球“最古”の隕石クレーター、ついに年代特定 ―― 西オーストラリアの極小ジルコンが手がかり

地球で見つかっているなかで、いちばん古い隕石クレーターの「正確な年代」が、ようやく絞り込まれました。決め手になったのは、肉眼ではほとんど見えないほど小さなジルコンという鉱物のかけらです。場所は西オーストラリア。ここに刻まれた傷跡が、いまから...