神経細胞

脳科学

神経細胞の信号は0と1だけではなかった――1ミリ秒のパルスに残る0.5秒前の履歴

脳の中の神経細胞は、電気の短いパルスを出して隣の細胞に信号を送ります。このパルスは「活動電位(かつどうでんい)」と呼ばれ、長さはおよそ1ミリ秒。神経科学では長いあいだ、この活動電位を「出たか、出なかったか」の2択で記録してきました。出れば1...
医学・健康

アルツハイマー病を脳に広げていたのは、記憶のためのタンパク質だった

アルツハイマー病は、脳の一か所でとどまってはくれません。「タウ」という有害なタンパク質が神経細胞を傷めながら、隣へ、また隣へと領域を広げていく。広がるにつれて記憶の障害は重くなり、やがて命に関わります。ではタウは、どうやって細胞から細胞へ移...