論文撤回

科学・研究公正

「大腸菌用」の抗体を、マウスの肝臓に——54本の論文で見つかった同じ取り違え

細胞が老化しているかどうかを調べるとき、目印にされる酵素があります。βガラクトシダーゼという名前の酵素です。これを検出するのに使われるのが「抗体」——決まった相手にだけくっつく性質を持った試薬で、生物学の実験ではいちばん働き者の道具といって...
AI・テクノロジー

ChatGPTの「学習効果」論文、Nature系ジャーナルが撤回──AI教育のエビデンスを問い直す

ChatGPTを勉強に使うと、成績がぐんと上がり、学ぶ意欲も、深く考える力も伸びる——。2025年にそう結論づけた論文が、公開から約1年で撤回されました。掲載していたのは、あの科学誌『Nature』と同じ出版社が出す学術誌。AIの教育効果を...
テクノロジー・エネルギー

生命の始まりに迫る小さなRNA――45個の部品でできた「QT45」が自分自身をコピーした

量子力学の土台を築いた物理学者マックス・プランク。その名を冠した研究所が世界中にあるほどの人物ですが、彼が1940年代に発表した論文2本が、いつのまにか「撤回」された状態になっていたことが分かりました。撤回の理由として記されていたのは「著作...