ひろゆら

科学

記録破りの海底掘削が明かす、2011年の津波がなぜ致命的だったか

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。2011年3月11日の巨大津波が、なぜあれほど大きくなったのか。その手がかりが、世界でいちばん深い海底掘削から見つかりました。地震を起こした断層のすぐそばに、薄くて滑りやすい...
科学

数年“絶食”を耐える超巨大深海等脚類のからくり

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。エサを一日抜くだけでもつらいのに、数年間まったく食べずに平然と生きる生き物がいます。深海にすむ大型のダイオウグソクムシの仲間です。日本でも、鳥羽水族館の個体が5年以上エサを食...
科学

バルト海の孤島に5000年前のオオカミ、家畜化の常識を揺らす

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。人が船で渡るしかない、バルト海の小さな岩の島。そこから、3000〜5000年前のオオカミの骨が2頭ぶん見つかりました。オオカミは自力で海を越えられないので、答えはひとつ——人...
古生物学

2万年前、ハチは骨の“歯の穴”をゆりかごにしていた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。フクロウが食べ残した動物の骨。その、歯が抜けたあとに残った小さな穴。そこを大昔のハチが、赤ちゃんを育てる小部屋として使っていた——骨の中でハチが子育てをしていた、世界で初めて...
科学

街灯が生む“死の螺旋”——数千匹のワラジムシが延々と輪を描くわけ

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。夜の街灯の下で、数千匹のワラジムシがぐるぐると円を描いて回り続ける——そんな奇妙な光景がイスラエルで確認されました。しかも、その引き金になっていたのは街灯そのもの。野外では見...
テクノロジー

風に負けないドローンへ——チョウゲンボウのロボットが明かした翼と尾の連携

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。強い風が吹くと、ドローンはたいてい降ろして帰るしかありません。荷物を運ぶ機体でも、空撮用のカメラ機でも、風に揺すられると姿勢を保てなくなるからです。ところが同じ空で、羽ばたき...
テクノロジー

血圧計が本当に測っているのは「1つの数字」だけ

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。家庭用の血圧計に表示される「130 / 85」のような2つの数字。あの上下の値、じつは機械が両方とも直接測っているとは限りません。数千円で買える電子血圧計の多くは、片方の圧力...
科学

3Dプリントで作る自作ラマン分光計「CubeRaman」――光で分子を見分ける装置を手のひらサイズに

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。分子の種類を光で見分けるラマン分光は、化学分析の現場で長く使われてきた強力な手法だ。ただ、そのための装置はたいてい大がかりで、価格も研究室向けのそれになる。ところが、安いグリ...
AI・テクノロジー

推論AIをだます「CoT Forgery」――偽の思考を、AIは自分の結論と錯覚する

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。推論型のAIは、答えを出す前に「こう考えて、こう結論した」という思考の途中経過を書き出します。ChatGPTやClaudeで、返答の前に灰色の小さな文字で考えている様子が見え...
AI・テクノロジー

ChatGPTの「学習効果」論文、Nature系ジャーナルが撤回──AI教育のエビデンスを問い直す

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。ChatGPTを勉強に使うと、成績がぐんと上がり、学ぶ意欲も、深く考える力も伸びる——。2025年にそう結論づけた論文が、公開から約1年で撤回されました。掲載していたのは、あ...
医学・健康

世界初、ラボで育てた食道の移植に成功——免疫抑制なしで嚥下まで回復

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。ラボで育てた食道を生きた動物に移植して、食べ物を飲み込む機能まで取り戻した——しかも、移植でつきものの「免疫を抑える薬」を一切使わずに。イギリスのグレート・オーモンド・ストリ...
宇宙・天文

8年かけて星を回る褐色矮星——質量まで測れた「最長周期」のトランジット天体

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。星の前を横切る(トランジットする)天体は、これまでにたくさん見つかっています。ただそのほとんどは、星のすぐ近くを数日から数十日で回る「せっかちな」天体です。ところが今回見つか...
科学・宇宙

6つの超大質量銀河が一度に合体──近傍宇宙で見つかった極めてまれな系

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。銀河どうしがぶつかって合体するのは、宇宙ではめずらしくない。ただ、その多くは2つの銀河が1組になるパターンで、3つ、4つとなるとぐっと数が減る。ところが今回報告されたのは、太...
宇宙・天文

火星隕石から初のガーネット、太古の地質を語る宝石

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。火星から飛んできた1個の隕石のなかに、これまで火星の石では見つかったことのない鉱物が潜んでいた——そんな報告が出ました。見つかったのはガーネット(ざくろ石)。地球では1月の誕...
科学・宇宙

ブラックホール情報パラドックスに新提案——蒸発は最後で止まり「残骸」が残る

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。ブラックホールは、抱え込んだものを二度と外に出さない天体として知られています。そのブラックホールが、寿命の最後の最後で蒸発を止め、飲み込んだ情報をすべて抱えたまま「微小な残骸...
科学・宇宙

摩擦ゼロの流体の中で分子を狙って回す「光の遠心分離機」

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。摩擦のない流体の中で、分子を狙って回転させることに初めて成功した——そんな物理の研究が発表されました。光を当てて分子を"回す"新しい手口で、超流動体という不思議な状態のふるま...
医学・健康

がん細胞が「捨てた遺伝子」が生んだ弱点——UCLAが見つけた合成致死

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。悪性度の高い「小細胞がん」に、数十年ぶりの新しい手がかりが見つかりました。おもしろいのは、その弱点が、がん細胞が自分で捨てたはずの遺伝子から生まれていたという点です。アメリカ...
医学・健康

健康なまま100歳超え、血液の代謝プロファイルは何が違うのか

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。著しく健康なまま100歳を超えた人たちの血液を調べたら、ふつうに歳を重ねた人とは違う代謝物(体の中で作られたり使われたりする小さな化学物質)のパターンが見つかった――そんな研...
科学

コモドオオトカゲの食べ残しを漁っていた——小型人類ホモ・フロレシエンシス再考

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。身長わずか1メートルほど、脳は現代人の3分の1しかない——それなのに大型の獲物を狩り、火まで操っていた。フローレス島で見つかった小型の人類、ホモ・フロレシエンシス(通称"ホビ...
テクノロジー

インドの「空飛ぶタクシー」に一歩、eVTOL実証機Sylla 1.0が飛行試験を終える

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。インドのスタートアップが、小型車ほどの重さがある電動の機体を、滑走路なしで真上に浮かせて飛ばした——という話です。バンガロールのSarla Aviation(サーラ・アビエー...
テクノロジー

パスワードを打ち直さない指紋キー「immurok」、Mac miniやLinuxデスクトップの隙間を埋める

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。ノートPCの指紋センサーは便利だ。親指を当てるだけでロックが解けて、sudoも通る。ところが外付けキーボードを使い始めた途端、その手軽さは消える。Mac miniやMac S...
テクノロジー

太陽電池より熱で稼ぐ? 自作の空気集熱パネル5種を比べてみた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。屋根いっぱいにソーラーパネルを敷ければ電気はたくさん作れます。でも、置ける場所が限られていて、しかも欲しいのが「電気」ではなく「暖かさ」だったら? そんなときは、光を電気に変...
テクノロジー

Steam Machineの“顔”を電子ペーパーに 着せ替えパネル「Inkterface」を自作する

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。Valveの新型ゲーム機「Steam Machine」の“顔”を、電子ペーパーの画面ごと差し替えてしまう。そんな着せ替えパネルの設計図が公開されました。名前は「Inkterf...
テクノロジー

廃棄スマホ2,000台でつくる「データセンター」——GoogleとUCSDが挑む低炭素コンピューティング

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。捨てられたスマホが、AIの計算需要を支える「サーバー」に生まれ変わる。そんな実験が、Googleとカリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)の手で動き出そうとしている。引退...
医学・健康

運動でリスク25%減、座りすぎで27%増——生活習慣と認知症の大規模メタ分析

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。ふだんの体の動かし方が、何十年か先の脳の状態と関係しているかもしれない——そんな話です。運動をよくしている人は認知症になるリスクがおよそ25%低く、逆に1日8時間を超えて座り...
AI・テクノロジー

AIが自分の後継を作る日は来るか——RSIの現在地と限界

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。AIが自分より賢いAIを設計し、その新しいAIがさらに賢いAIを作る。これを繰り返していけば、知能が坂道を転がるように加速していくのではないか——。この「知能爆発」というアイ...
AI・テクノロジー

「AIがAIを作る」はどこまで本当か ― 実物で見る現在地

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。「AIがAIを作る」と聞くと、まだ先の話のように感じるかもしれません。ところが、自分のコードを書き換えて、しかもその「書き換える能力」そのものを高めていくAIは、もう研究の場...
宇宙・天文

死んだ星のそばで生き延びた惑星を、JWSTが読み解く

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。地球から80光年ほど離れたところに、死んだ星のすぐそばを回る木星級の巨大惑星がある。星の光の半分以上をさえぎりながら、たった34時間で一周してしまう。本来なら、その星が最期に...
宇宙・天文

アインシュタインの理論がみちびいた発見——TESSがとらえた4万光年先の超木星

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。系外惑星を探す衛星TESSが、これまで一度も使っていなかった方法で木星のような惑星をとらえました。使ったのは、アインシュタインの一般相対性理論から出てくる「重力マイクロレンズ...
宇宙・天文

弾丸銀河団はダークマターなしでも説明できる——ボン大学の新解析

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。ダークマターの「動かぬ証拠」とされてきた天体があります。弾丸銀河団(だんがんぎんがだん)です。2つの銀河団がまともにぶつかってできたこの天体は、目に見える物質だけでは説明のつ...