ひろゆら

セキュリティ

たった2文字で、Chrome の「偽ドメイン検出」をすり抜ける。一覧に載っていない文字が、検査を丸ごと無効にしていた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。偽サイトの古典的な手口に、見た目が似た別の文字で本物そっくりのドメイン名を作る「ホモグリフ攻撃」があります。たとえばキリル文字の「а」はラテン文字の「a」と見分けがつきません...
AI

開発者の3割は1日4時間以上 AI を使い、重要な判断で AI を信じるのは7%。3万人の調査が示した「使うが、任せない」

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。プログラマー向けの質問サイト Stack Overflow が、2026年の開発者調査の結果を公開しました。169か国の開発者・技術者30,903人が答えた大きな調査で、今年...
物理

ニュートリノ・レーザーは作れない。「原子をそろえる」技術を作ったノーベル賞受賞者が、2本の論文で提案を閉じた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。2025年9月、「ニュートリノ・レーザー」という提案が物理学の専門誌に載りました。放射性の原子を極低温まで冷やして一つの量子状態にそろえると、86日かかるはずの崩壊が1分で終...
作曲・DTM

作曲をゼロから学ぶロードマップ――最初の1曲からプロの仕事まで

楽器も楽譜も触ったことがない状態から、依頼を受けて曲を納められる段階まで、作曲を学ぶ道筋をひとつのページにまとめました。各段階の中身は個別の記事で詳しく書いていて、このページは記事が増えるたびに更新します。作曲は「ひらめき」より「工程」でで...
古生物学

【シルル紀の生物】クックソニア – 「最初の陸上植物」の名前は、一つの植物を指していない

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。名前クックソニア(Cooksonia)。1937年にイギリスの植物学者ウィリアム・ヘンリー・ラングが、標本を集めたオーストラリアの植物学者イザベル・クックソンにちなんで名づけ...
テクノロジー

紫外線で現れ、日光で消える入れ墨。色素を減らさずに「絵だけ」を点けたり消したりできるインクができた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。入れ墨は、入れたら消えない。消すなら、レーザーで何度も焼くしかない。その前提を少しずらす研究が、2026年10月9日に Cell Press の学術誌 Matter & Li...
宇宙・天文

中性子星の合体は0.4秒で終わるはずだった。X 線はそのあと10分近く光り続け、生まれたてのマグネターを指していた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。中性子星どうしがぶつかると、ガンマ線の短い閃光が出ます。長くても2秒。金やプラチナのような重い元素はこういう衝突で作られる、というところまでは、2017年の重力波と光の同時観...
生物

都市の海の魚は太っていて元気そうに見えた。遺伝子を丸ごと読むと、炎症を起こしていた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。沖縄本島の海岸線は、手つかずのまま残っている部分が4割を切っています。それでも港や護岸のすぐそばのサンゴ礁には、鮮やかな青のルリスズメダイがふつうに泳いでいます。見た目は元気...
化学・生命の起源

RNA の糖はホウ素に守られ、そのホウ素は糖が岩から溶かしていた。生命の材料どうしが支え合う「輪」が実在の鉱物で確かめられた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。生命の始まりに RNA が先にあった、という「RNA ワールド」の考え方には、昔から弱点が一つあります。RNA の骨組みをなす糖、リボースがもろいことです。砂糖を鍋で熱すると...
古生物学

スフィンクスと同じ岩から100年前に出たワニの頭骨は、名札が間違っていた。CT で調べ直して新属のガビアルになった

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。ギザの大スフィンクスは、その場所にあった石灰岩の岩盤を削り出して作られています。この石灰岩はモカッタム層と呼ばれ、約4,500万年前、中部始新世の浅い海の底に積もったものです...
生物

1,000頭を切ったゾウガメが18万頭。でも「倍になった」のではなく、見えなかった分を初めて数えた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。インド洋のセーシェルに、アルダブラ環礁という島があります。ここにすむアルダブラゾウガメは、15世紀以降に立ち寄るようになった船乗りに食料として狩られ続け、19世紀には1,00...
宇宙・天文

惑星どうしが砕け合う現場は、若い星の1%にしかなかった。ウェッブが集めた21件の塵が「月ができる瞬間」と重なった

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。月は、生まれたばかりの地球に火星くらいの大きさの天体がぶつかって、飛び散った破片が集まってできた、と考えられています。太陽ができてから1億年ほど後の出来事です。こういう「惑星...
宇宙・天文

ひとりぼっちなのに星を作っていない銀河が3つ。高校生が公開データから見つけた「大きな銀河にはね返された銀河」の候補

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。星をほとんど作っていない矮小銀河は、ふつう大きな銀河のそばにいます。大きな銀河の近くを通ると、星の材料になるガスをはぎ取られて、新しい星が作れなくなるからです。逆に、まわりに...
歴史・考古学

アレクサンドリアの大灯台を彫った青銅の印章指輪が、海に沈んだ王宮から出た。灯台を描いた指輪は初めて

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。古代の七不思議のひとつ、アレクサンドリアの大灯台(ファロス)は、紀元前3世紀にプトレマイオス朝の王が建て、高さは100メートルを超えていたとされます。1,000年以上立ち続け...
歴史・考古学

島の人たちが掘り当てた6世紀の修道院は、小さな島の教会ではなかった。金と銀を鋳た坩堝が1,000点を超えて出た

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。スコットランド西岸、インナー・ヘブリディーズ諸島の小島リズモアには、6世紀に聖モルアグが開いたとされる修道院「リオス・モール」がありました。ただし長いあいだ、それは古い文献と...
AI

見たことのないポートにも近づき、一度も逃げなかった。「頭の中で未来を試してから動く」AI に、ISS へのドッキングを覚えさせた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。先に書いておくと、この記事は AI の Claude を使って書いています。今回取り上げるのは別の会社や大学のモデルの話ですが、AI がどこまでできるかを扱う記事ですので、そ...
古生物学

【デボン紀の生物】プロトタキシーテス – 木でも海藻でもキノコでもなかった、高さ8メートルの柱

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。名前プロトタキシーテス(Prototaxites)。「最初のイチイ」の意味。1859年に針葉樹と考えて名づけられた。基準種は P. loganii分類所属不明。2001年以降...
宇宙・天文

ビッグバンから30億年後の電波の閃光。地上では「空っぽ」に見えた場所に、ウェッブが母銀河を見つけた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。高速電波バースト(FRB)は、宇宙のどこかから届く、長さ千分の数秒の電波の閃光です。2007年に最初の1つが見つかってから、これまでに数千個が記録されています。それでも「何が...
生物

大型犬が早く老いる理由は「跳ぶ遺伝子」の抑えが外れることかもしれない。894頭の血液で作ったイヌの老化時計

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。哺乳類をまたいで比べると、ふつうは体の大きい種ほど長生きです。ネズミは2〜3年、イヌは十数年、ゾウは60年以上、ヒトは80年を超えます。ところがイヌの中だけで比べると、この関...
生物

マウス1匹の「全細胞の家系図」を、DNA に日記を書かせて読んだ。1983年の線虫から43年、哺乳類で初めて

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。1個の受精卵が分裂をくり返して体ができあがる。その過程で「どの細胞がどの細胞から生まれたか」を1個も漏らさず記録した動物は、これまで1種類しかありませんでした。体長1mm の...
宇宙・天文

星は相棒を「飲み込む」だけではなかった。褐色矮星を何十億年もかけて食べ続ける星が、300光年先で見つかった

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。星のそばを回る惑星や褐色矮星の最期は、たいてい「飲み込まれる」と語られます。約50億年後に太陽が赤色巨星にふくらむと、地球はその中にのまれて蒸発する。星と小さな相棒が近づきす...
宇宙・天文

太陽風の「S 字のねじれ」は太陽の表面で生まれていた。ソーラー・オービターが中を通り抜けて、粒子の「指紋」から突き止めた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。太陽からは、電気を帯びた粒子の流れ「太陽風」が絶えず吹き出しています。その中を通る磁力線は、ときどき S 字のように急に折り返します。この折り返しは「スイッチバック」と呼ばれ...
生物

同じ電気を帯びて反発するはずの DNA が、溝と溝をかみ合わせて並んでいた。20年前の「ジッパー」説を顕微鏡が裏づけた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。細胞の核の中には、全部つなぐと約2mになる DNA が、直径わずか数マイクロメートルの空間に押し込まれています。ここには、昔からの小さな謎がありました。DNA はどの分子も同...
テクノロジー

電池を積まず、足の裏の「皮膚」で床から電気を取る。金属の上を100万歩歩いたマイクロロボット

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。がれきのすき間に入って生存者を探す、原子炉の配管の奥を点検する。数ミリから数センチの小さなロボットには、そんな仕事が期待されています。ところが、いちばん地味なところで足止めさ...
テクノロジー

飛行機から落として、カエデの種のように回って着水し、そのまま帆船になる。部品を足さずに空と海をまたいだロボット

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。海のどこかで油が流れ出た、嵐が急に発達している。そんなとき、現場の海面にすぐ観測機器を置きたくても、船で行くには時間がかかり、飛行機から落とす使い捨ての観測ブイは長くは働けま...
テクノロジー

セメントの上に電極を印刷して、建物そのものに電気をためる。床版と同じ強さを保ったまま LED を灯した

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。建物は、地球上でいちばん大量にある人工物です。その壁や床が、ただ荷重を支えるだけでなく電気もためられたら、太陽電池と組み合わせて建物そのものが蓄電池になります。この考え自体は...
動物行動・生物学

ゾウの「合唱」は雑音ではなかった。重なった低い声からも用件が読め、再会や呼びかけの場面では声がそろっていく

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。アフリカゾウの家族が集まっていると、低くうなるような声が何頭分も重なって聞こえることがあります。「ランブル」と呼ばれる、ゾウの基本の声です。人の耳には地鳴りのように聞こえ、低...
動物行動・生物学

リカオン3頭がザンビアを4,126km歩いて、別の生態系のメスまで1.6kmに迫った。それでも群れは一つにならなかった

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。2021年10月、ザンビア東部のサウス・ルアングワ国立公園で、3歳のリカオンのメスが2頭の姉妹とともに群れを離れました。研究チームが EWD-1355 と呼んでいた個体です。...
古生物学

【シルル紀の生物】プネウモデスムス – 「最古の空気呼吸動物」かどうかは、地層の年代でまだ揉めている

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。名前プネウモデスムス(Pneumodesmus newmani)。属名はギリシャ語の「空気・息(pneuma)」に、ヤスデの学名によく使われる語尾「-desmus」を付けたも...
化学・生命の起源

生命以外で初めて「片方の鏡像」だけを作った人。2026年のノーベル化学賞は Henri Kagan さんと硤合憲三さんに

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。2026年のノーベル化学賞は、Henri B. Kagan さん(パリ南大学名誉教授)と硤合憲三(そあい・けんそう)さん(東京理科大学名誉教授)に贈られることになりました。ス...