アストロバイオロジー

宇宙・天文

衛星をまるごと砕く大衝突でも、氷衛星の海は「作れない」。大きい衛星では海が厚くなり、小さい衛星では海が消えた

土星や天王星のまわりを回る中くらいの衛星には、氷の殻の下に液体の水の海を隠しているものが少なくありません。エンケラドスは南極から水を噴き上げていますし、ミマスやディオネ、天王星のミランダやアリエルにも海があるのではないかと考えられています。...
科学・宇宙

エンケラドスの海を実験室に作ったら、地球の微生物が育った

土星の衛星エンケラドスは、直径がおよそ500kmしかない小さな氷の天体です。それでも「太陽系で地球外生命を探すならここ」と名前が挙がり続けているのには理由があります。厚い氷の殻の下に液体の水の海があり、その海水が南極付近の割れ目から宇宙へ噴...
科学・宇宙

宇宙人を探すため、コンピュータの中で「もっともらしい微生物」を育てた研究

宇宙のどこかにいるかもしれない生命を探すために、まずコンピュータの中で微生物を育ててみた——そんな研究が発表されました。イギリス・エクセター大学の天体物理学者アーウェン・ニコルソン氏とネイサン・メイン氏が、単純化した微生物の細胞モデルを作り...
化学・生命の起源

32億年前の酵素を”復元”――地球最初期の生命と、その痕跡の読み方を確かめる

32億年前に使われていた酵素を"復元"して、現代の微生物の中で働かせた——そんな研究が発表されました。しかもそれによって、岩石の中に残る「大昔の生命の痕跡」を読み解く手がかりが、ちゃんと信頼できるものだと確かめられました。地球にまだ単純な微...
宇宙・天文

火星の岩石から複雑な有機分子——キュリオシティが7種を初検出

NASAの火星探査車キュリオシティが、火星の岩石から有機分子を21種類も見つけ出しました。しかもそのうち7種類は、これまで火星で一度も検出されたことのないものでした。有機分子というのは炭素を骨組みにした化合物のことで、地球で生命が生まれたと...
宇宙・天文

小惑星の衝突が、地下に“生命のゆりかご”を作っていたかもしれない

恐竜を絶滅させた小惑星の衝突は、地球にとって最悪の災厄の代名詞のように語られてきました。ところが、その「破壊」こそが生命の始まりを後押ししたかもしれない——という研究がアメリカのサウスウエスト研究所(SwRI)から出ています。衝突が地表を作...
宇宙・天文

恐竜を絶滅させた隕石が、地下に作った“生命のゆりかご”——想定の4倍、800万年続いていた

恐竜を絶滅させた巨大隕石は、地表をめちゃくちゃにしただけではなかったようです。同じ衝突が地面の下に、生命を育めるかもしれない温かい環境を作り、それが想定の4倍も長く続いていた——そんな研究がまとまりました。隕石といえば「絶滅」のイメージが強...
宇宙・天文

生命を探すなら「まずここ」――6,000個から選ばれた45の惑星

広い宇宙のどこかに、私たち以外の生き物はいるのか——。天文学でもっとも大きな問いのひとつですが、その「探し方」が最近一歩進みました。これまでに見つかった6,000個あまりの系外惑星(けいがいわくせい=太陽系の外にある惑星)の中から、生命を探...