オックスフォード大学

古生物学

動物がいたはずの地層に動物の化石が無い。だから動物の起源は2億年さかのぼる

動物がいつ地球に現れたのかは、まだ決着のついていない問いです。体の形が残った化石で言えば、いちばん古いものは約5億7,400万年前のエディアカラ紀のものです。ところが生物が残した脂質の痕跡(分子化石)は、6億3,500万年前より前にすでに動...
医療

新しい帯状疱疹ワクチンに心臓を守るおまけ? オックスフォード大が7万人を7年追跡

帯状疱疹(たいじょうほうしん)のワクチンを打った人は、その後の7年間、心臓や血管の病気が少なかった——。そんな研究結果を、英オックスフォード大学のチームが2026年8月26日、医学誌Nature Medicineに発表しました。調べた人数は...
地球科学

火山監視のデータが別の顔を見せた——地下に眠る「未来の鉱床」

銅やリチウム、金、レアメタル。こうした金属が地下に濃く集まった場所を「鉱床(こうしょう)」と呼びます。スマホにも電気自動車にも欠かせないこれらの金属は、掘り当てられた鉱床から採られていますが、その鉱床が「いままさに生まれつつある」ところを見...
生物

サルは「ペット」を飼うのか——88種の霊長類が、127種の動物と親しくしていた

上海動物園のテナガザルの飼育場に、一匹のネズミが迷い込みました。ふつうなら、追い払われるか、食べられるかのどちらかです。ところがメスのテナガザルはネズミをそっとすくい上げ、手のひらに乗せて、やさしくなでていました。その場に居合わせたオックス...
考古学

脳だけが腐らずに残る理由は「腐敗が自分で自分を止めるから」だった

数千年前の墓を掘ると、骨だけになった遺体のなかに、脳だけが残っていることがあります。皮膚も内臓も筋肉も土に還っているのに、死んだあといちばん早く溶けてなくなるはずの脳が、縮んだ塊としてそこにある。長いあいだ説明のつかなかったこの現象に、オッ...
地球科学

地球には「天然のサーモスタット」があった——海面とリンが握っていた気候調節の仕組み

地球は1億年以上ものあいだ、生き物が暮らせる気温の範囲から大きく外れずにきた。まるで気温を一定に保つ「サーモスタット(自動温度調節装置)」が働いているかのように——という見方は、地球科学では前から知られていた。ただ、その装置がどう動いている...
生物・生命科学

ミツバチが自力で作れない栄養素を、遺伝子組み換え酵母に作らせる

遺伝子を組み替えた酵母を粉にしてミツバチに食べさせたら、巣が育て上げたサナギの数が最大で15倍になった。オックスフォード大を中心とするチームが、そんな結果を報告しています。ミツバチの減少は長く問題になっていて、原因もダニ、ウイルス、農薬、気...
医学・健康

スタチンの「筋肉の副作用」、深刻なリスクは98%超の人で低い――オックスフォード大の計算ツール

コレステロールを下げる薬「スタチン」は、心筋梗塞や脳卒中を防ぐために世界中で広く使われています。ただ、「筋肉に副作用が出るのでは」という不安から、飲むのをためらったり途中でやめたりする人がいることも知られています。オックスフォード大学の研究...
宇宙・天文

火星の地下に“地球そっくりの巨大マグマ系”があった——プレートが動かなくても

火星の地下に、地球そっくりの巨大なマグマの仕組みがかつて存在したらしい——オックスフォード大学を中心とする研究チームが、そんな証拠を見つけました。地球ではこうした複雑な地下構造はプレートの動きが生むと考えられてきましたが、火星にはそのプレー...
宇宙・天文

同じ星をまわる「超ふわふわ惑星」を2つ発見、密度は綿菓子以下

木星と同じくらいの大きさなのに、密度は綿菓子(わたあめ)より低い——そんな極端にスカスカな巨大惑星が、しかも2つ同時に見つかりました。これまでに見つかった惑星の中でも、最も軽い部類に入る世界です。オックスフォード大学が率いる国際チームが、同...