古代ローマ

歴史・考古

2000年前の巻物を読むために、研究者はまず偽物を焼いた

2,000年前の巻物を読むために、研究者がまずやったのは、新しい巻物に文字を書いて、それを炉に入れて炭にすることでした。本物の巻物は一つとして開けないし、失敗すれば取り返しがつかない。だったら同じものを自分たちで作って、好きなだけ壊して試せ...
歴史・考古学

「すべての道はローマに通ず」を30万kmの街道データで確かめたら、ローマは中心ではなかった

紀元前20年、初代皇帝アウグストゥスはローマの中心にあるフォルムに、金めっきを施した柱を立てました。「黄金のマイル標石(ミリアリウム・アウレウム)」と呼ばれるもので、帝国中の道はここを起点にする、という宣言のような記念碑です。帝国の道の距離...
歴史・考古学

2,500年前の像が無傷で残った理由は、ローマ人が「道に敷いた」から

トルコ西部のサルディス遺跡から、高さ2.2メートルの大理石像が出ました。若い男性の立像で、右手に果実らしきものを持っています。二つに割れていて、足先といくつかの破片は欠けたままです。制作されたのは紀元前470〜450年ごろ。つまり、およそ2...
歴史・考古学

コロッセオのそばで出た「豪華すぎる建物」、正体は古代ローマの消防署かもしれない

ローマのコロッセオからほど近いチェリオの丘で、モザイクとフレスコ画で飾られた古代ローマの建物が掘り出された。イタリア文化省が2026年8月に発表したもので、建てられたのは西暦2世紀、3世紀に改修された跡がある。部屋は8室、うち5室が完全に発...
歴史・考古学

金属探知機が拾った小さなタイル、その下に12㎡のローマ・モザイクが眠っていた

金属探知機が反応したのは、ローマ時代の硬貨だった。イングランド南西部デヴォン州の農地で、趣味の探知をしていたジョン・ヒル氏がそれを見つけたのは2004年のこと。同じ畑には小さな色つきの石のかけらも落ちていて、それがモザイクのタイルだと分かっ...
歴史・考古学

1000個の破片から組み直される、ポンペイの天井画

ジグソーパズルの1000ピースといえば、休みの日をまるごと使うくらいの分量。イタリア・ポンペイの修復チームがいま向き合っているのは、それとだいたい同じ数の漆喰(しっくい)の破片だ。ただし完成図はない。ピースの形もそろっていない。そもそも全部...