脱炭素

科学・技術

人の便から作った炭でコンクリートが強くなる、ただし入れすぎると弱くなる

人の便を原料にした炭をセメントに混ぜたら、コンクリートが強くなった。そんな研究が2026年9月5日、科学誌『Scientific Reports』に載りました。インドのマニパル大学ジャイプール校の土木工学者 Raghuvesh Tiwari...
テクノロジー

コンテナ船の船首で回る35メートルの筒――マースクとAnemoiが試す風力補助

コンテナ船の船首に、直径5メートル・高さ35メートルの円筒が1本立つ。それがくるくる回って、船を前に押す。海運大手のマースク(A.P. Moller – Maersk)が、英国のAnemoi Marine Technologies(アネモイ...
テクノロジー

排気は水18リットル——水素を「燃やす」車が時速653kmの世界記録

水素を2kgちょっと燃やして、時速653キロ。排気として出てきたのは、水18リットル——。2026年8月、米ユタ州のボンネビル・ソルトフラッツで、英国の建設機械メーカーJCBが作った「JCB Hydromax(ハイドロマックス)」という車が...
化学・生命の起源

メタンをメタノールに変えるとき、焦がさずに止める——鉄と銅を置き分けた触媒

天然ガスの主成分であるメタンを、運びやすい液体のメタノールに変える——この反応の長年の悩みは、せっかく作ったメタノールが、その場でさらに酸化されて別のものに変わってしまうことだった。今回紹介するのは、鉄と銅を触媒の「内側」と「外側」に置き分...
テクノロジー・エネルギー

港の危険な仕事を電動で──「世界初」をうたう水先案内艇「EF-12 Pilot」

大きな船が港に入るとき、地元の海をよく知る「水先人(みずさきにん)」がわざわざ船に乗り込んで舵取りを手伝う、という仕組みがあります。その水先人を沖の船まで送り届ける小さな船を、英ベルファストのArtemis Technologiesが、燃料...
テクノロジー・エネルギー

帆だけで大西洋を渡る貨物船——フランスの風力スタートアップが挑む海運の脱炭素

大西洋を、帆だけで渡る貨物船が動き出そうとしています。フランスの新興企業ヴェラ・トランスポート(Vela Transport)が、風の力で進む専用の帆船にパレット積みの荷物を載せ、ヨーロッパと米国のあいだを運ぶ計画です。エンジンを主役から下...
テクノロジー・エネルギー

「火力発電で充電するEVはガソリン車より汚い」は本当か——MITの最新研究

「火力発電の電気で充電するなら、EV(電気自動車)はガソリン車より環境に悪い」——長く言われてきた話です。ところが最新の研究は、そうではないと改めて示しました。アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)のチームが、車を作る段階から走らせる...