菌類

生物

海の底にもきのこの仲間がいた——北極のフィヨルドで炭素をため込む菌類

きのこやカビの仲間——菌類(きんるい)というと、森の落ち葉や朽ち木のそばにいる、陸の生き物を思い浮かべます。ところが、北極の海の底に積もった泥の中で、菌類が炭素を閉じ込める重要な働き手になっている。そんな研究結果を、ドイツ・ミュンヘン大学(...
科学

きのこの仲間から作る革、幅20センチ×8メートルの連続シートに

菌から作った「革」が、幅20センチ、長さ8メートルの連続シートになりました。フィンランド技術研究センター(VTT)の研究チームが製法を発表し、実際にこの素材を縫い合わせてハンドバッグの試作品まで作っています。論文は2026年6月に学術誌『A...
古生物学

恐竜が消え、哺乳類が残った差は「カビに強かったから」なのか

恐竜が消えて、哺乳類が残った。その分かれ目を「カビに強かったかどうか」で説明しようとする仮説があります。20年以上前からある少数派の考えで、FIMS仮説と呼ばれます。今年5月、これを補強する材料として、アメリカ・コロラド州の地層から菌類の胞...
生物

足元に11京キロメートル 地下の菌類ネットワークが初めて世界地図になった

土をスプーン1杯すくうと、その中に最大で10メートルぶんの菌糸(きんし)が入っている——足元に広がる菌類のネットワークを、世界地図の形で示した研究が『Science』に発表されました。この規模と細かさで描かれたのは初めてです。地球の表土(ひ...
ものづくり・アート

レーザーでカビを「印刷」する——光を避ける性質とAIで描く生きたアート

カビに絵を描かせる、という工作の話です。寒天を流し込んだ皿の上に、カビの胞子をまく。カビは中心から円を広げるように育っていくので、その少し先の位置を、細いレーザーの光でぐるりとなぞってやる。カビは光の当たった場所を避けて伸びるため、その線の...