ホモ・エレクトス

科学・人類

人類の脳を大きくした燃料は肉だけではなかった――火を使う前の400万年を支えた果物と蜂蜜

人類の脳は、およそ400万年のあいだに5倍ほどの大きさになりました。この急成長を支えた食べ物といえば、教科書でもドキュメンタリーでも「肉」がまず出てきます。狩りを覚え、動物のタンパク質と脂肪を手に入れたから脳を養えるようになった、という筋書...
考古学

身長1メートルの人類は私たちに近い歩き方をしていた——それでも起源が決まらない理由

インドネシアのフローレス島で見つかった身長1メートルほどの人類、ホモ・フロレシエンシス。発見から20年以上たった今も、この人たちがどの系統から生まれたのかは決まっていません。南カリフォルニア大学の生物人類学者クリスティ・ルートン氏らのチーム...
人類進化

澎湖水道から引き上げられた脚の骨——デニソワ人は190cm近かったかもしれない

台湾の西にある澎湖(ポンフー)水道の海底から、漁師の網に引っかかって引き上げられた骨があります。右の太ももの骨(大腿骨)と、右のすねの骨(脛骨)。この2点を調べたところ、どちらも絶滅した人類「デニソワ人」のもので、しかもかなり大柄だった——...
考古学

180万年前、人類は洞窟の奥に火を持ち込んでいた——南アフリカの焼けた骨が示す最古級の証拠

南アフリカのウォンダーワーク洞窟で、人類の火の使用をめぐる記録が大きく塗り替えられそうです。洞窟の奥から見つかった焼けた骨を新しい手法で分析したところ、107万〜179万年前という、これまでの最古記録を大きくさかのぼる時代に、火が繰り返し洞...
人類進化

骨が1本も見つかっていない絶滅人類が2種——いま生きている人のDNAから浮かび上がった

化石を使わずに見つかった二つの系統絶滅した人類のことを知る手がかりは、長いあいだ化石だった。骨が見つかり、そこからDNAが取り出せて、ようやく「この人たちは私たちの祖先と交わっていた」と分かる。ネアンデルタール人も、デニソワ人も、その順番で...